4 / 41
第一章【プロローグ:旅立ち】
第一章5【黒い瞳】
しおりを挟む
さて、ミラが帰ってくるまでは、暫く店の前で独りで待たないといけない。だがこういう時に限って、すぐに問題が起きるものであり、シュウはこれまでの経験から身の回りに起きる問題には慣れてはいたが、面倒な事は相変わらず面倒である。
何も起きないでくれよと静かに願うシュウだったが、遠くから良く知っている同年代の子供たちの声が聞こえた。
「おいおい!あそこにいる奴を見てみろよ!一人だけ変なローブを被ってるぞ!村の中にいるのに顔を隠してるなんて変な奴だな!」
わざとらしく大きな声で叫びながら近づいてくる少年2人に少女1人。
シュウは溜息をつきながら返答するのであった。
「何の用だよ、キョウ、ジャン、それにクー」
村中でシュウを見かけるたびに絡んでくる同い年の3人組である。正確に言えばクーはいつもおどおどしていて、何もしてこないが、キョウとジャンの2人は度々絡んでくるため、これまで幾度となく争ってきた犬猿の仲である。
「なんだ!誰かと思いきやシュウじゃないか!声を聞くまで気づかなかったよ。ところでなんでローブなんか着て顔を隠しているんだ?顔に傷でも負ったのかな?」
「……なにが言いたいんだ」
「だ・か・ら!そのフードを取れって言ってんだよ!まったく、礼儀がなっていないやつだな!それとも人に見せられない何かでもあるのかな?」
「きっと人に見せられない何かがあるに違いないよ!そう、例えば黒い瞳《メ》とか!」
「の、呪われた黒い瞳に、ち、違いない」
まるで周りの人たちに聞かせるかのように喋り続けるキョウとジャン。クーも喋っているが声が小さいため、周りは聞こえていないだろう。
正直な所、ここでの一番の対応は無視をして、ミラが戻ってくるのを待つべきなのだろうとシュウは考える。ミラは実力があるため、彼女がいれば彼らもこの場を去るだろうし、どうにでもなるはずだ。
だが、それでいいのかとシュウは自身に問いかける。ミラを守ると言っておきながら、彼女に頼って問題を解決しようとする。果たして、それで本当に英雄になれるのか?否、なれるはずがない。それに自分が英雄になるにあたって解決しなければいけないのが、この問題なのだ。
「はぁ、わかったよ、顔を見せればいいんだろ?」
意を決してシュウはフードを取って顔を晒した。晒すと同時に彼らの声でこちらを注目していた村人達から、囁き声が聞こえてくる
「黒い瞳……」「いつ見ても気味が悪い」「なんであんな奴がこの村にいるんだ」「親が家名持ちでなければ、あんな奴」「呪われた存在」「やっぱり村長に言って追放すべきなのでは?」「気持ち悪い」
周りからの蔑みの視線、言葉を感じ、シュウは自分が英雄になるための道のりが険しいことを改めて実感するのであった。
*****************************************
シュウ・ヴァイスはある一箇所を除けば、平凡な少年である。平均程の身長に、父親との訓練である程度は鍛えられた身体。髪の毛は暗い青であり、一見自信なさげに見える柔和な顔つきを見て、一目で彼を嫌いになる人はいないだろう。
だが彼にはこの世界ヴェーダにおいて大きな問題を抱えていた。それこそが黒い瞳である。
この人族《メンヒ》の社会においては黒い瞳は世界に混沌をもたらす存在として忌み嫌われており、基本的にまともに生きていくことはできない。そのため黒い瞳を持つ者は顔を隠す、若しくは人里離れて暮らすのが普通である。
シュウは幸いにも、両親が家名持ちであり、一定の権力を有しているためエスト村に滞在することができているが、そうでなかった場合、家族皆で人里離れて暮らすか、最悪生まれた瞬間に捨てられてしまっていただろう。
地球で、しかも日本で暮らしていた勇翔の記憶を持つシュウからすると、もしヴェーダの人族が地球に行ったら発狂するんじゃないかと可笑しな妄想をできる程馬鹿馬鹿しい話だ。
だが現実問題としてはシュウはヴェーダの人族社会に暮らしており、決して無視できる問題ではない。
この黒い瞳をシュウが持って生まれてしまった時点で、彼の英雄になるという夢は非常に険しいものになってしまっていたのだった。
*****************************************
「ほら、これで満足か?」
囁き続ける村人達を無視して、3人に返答する。
「わ、私の親が、い、言っていた。悪い事をすると黒い瞳の悪魔に村の近くにあるシュルルク古城に連れていかれて、食べられちゃうって。あ、悪魔」
「………」
「エストの森の中にも悪魔が暮らす集落があるらしいじゃないか!お前みたいな呪われた人族はそこに行って暮らせばいいんだよ!さっさとこの村から出ていけ!」
「………うるさい」
「しかも、なんだ?お前相変わらず、ミラに守ってもらってるのか?いつまでも強い奴の金魚の糞みたいに付き纏うことしかできないもんな?」
「………黙れ」
「しかも知ってるか、キョウ!こいつ、英雄になりたいんだってさ!実力も無く、黒い瞳を持ったこいつがだぞ!」
「笑えない冗談だな!お前みたいな悪魔が英雄になれるわけ無いだろうが!俺が英雄になったら、お前みたいな悪魔は全員殺してやるよ!」
「黙れ!!!」
怒りの頂点に達したシュウは3人に向かって駆け出した。勢いのままにキョウの右頬に強烈なストレートをお見舞いする。
「って!こいつ!」
「1人で俺達に勝てると思ってるのか!」
激怒したシュウに一瞬怯んだキョウとジャンだったが、すぐに体勢を立て直して反撃を開始する。クーは見ているだけなので、実質1対2だがシュウには勝ち目はない。
キョウとジャンは、この村の中で実力はある方なので、下から数えた方が早いシュウが勝つのは到底無理な話だ。
徐々に劣勢に追い込まれていき、結果的には2人にタコ殴りにされることとなってしまった。
「おら!お前が、俺達に勝てるわけねーだろ!」
「へへっ、おいジャン。そいつの事を抑えとけ。今からでっかいのを喰らわせてやるよ」
距離を取ったキョウの右腕が岩に覆われていく。このまま殴られたら骨が折れるのは免れないだろう。
勇翔の魂が「なんで魔法が使える異世界なのに、俺は魔法が使えないんだよ」とシュウに訴えかけてくるが、どうしようもない。
ヴェーダにおいては魔法は、誰しもが行使できるものだ。誰にでも魔力は宿り、魔力に属性適正があれば、その属性の魔法を使用することができる。にも関わらず、シュウには魔法の行使ができない。
魔法に必要な魔力は宿っている、とある道具を使えば発動はできるが自力では発動ができない。それがシュウの背負ったハンデなのであった。
そんなことを生まれたときから身をもって実感しているシュウからしたら当たり前のことだが、彼は己の身体1つで魔法が使えないのである。
勇翔の訴えを無視しながら、何とか拘束を振りほどこうとするが、間に合わない。キョウは既にその右手に土魔法で作った岩を纏っている。
「おら!覚悟しろや!俺が悪魔を成敗してやるよ!」
助走を付けながら岩を纏った拳を振りかざしてくるキョウ。痛みを覚悟して、思わず目を閉じる。
「キョウ!危ない!」
クーが叫び、水魔法を放った。その水魔法はキョウやシュンを飛び越していき、どこからともなく飛んできた炎に直撃した。だが炎は小さくなりながらも勢いを失わず、キョウに向かって飛んでいく。
「おわぁぁぁぁぁ!!!」
炎の直撃をキョウは間一髪のところで脇に飛び込み躱し、炎が飛んできた方へと目を向け警戒をする。
「誰が魔法を放ちやがった!」
「お、おい、キョウ、やばいぞ」
怒りに任せ叫ぶキョウに対して、ジャンが震えながら声をかける。クーもガタガタと震えている。
「━━あんたたち、一体何してるの?」
それはまるで、炎神かとシュウは錯覚した。炎弾を身体の周辺に無数に浮かせ、静かに、だが確かな怒りを込めた声を発しながらこちらに歩いてくる少女。
「……ミ、ミラ。ち、違うんだよ。俺達は……そ、そう!ただ、ちょっとシュウと遊んでただけでさ。な、なあ!キョウ」
「そ、そうそう!ただ遊んでただけ!英雄ごっこだよ!英雄が悪者をやっつけるっていう、皆がよくやる英雄ごっこだよ!」
キョウとジャンが震えながらミラに必死に弁解しているが、ミラの怒りは収まらないようだった。
「そう、英雄ごっこね、じゃあ今から交代。私が英雄をやるから、貴方たちが悪者でいい?」
「あ、いや!お、俺達今から予定があって、行かなくちゃいけない所があるんだよ!だ、だからさ、英雄ごっこは、また今度でいいかな!」
「あぁ!!そうそう俺達もう行かなくちゃな!ま、またなミラ」
「あ、ま、待ってー!」
笑いながら告げるミラに対して、走り去っていくキョウとジャン。2人について行くクー。
「ふぅ、ほら、立てる?」
3人が居なくなった後、笑いながらこちらに手を伸ばしてくるミラだが、シュウができたことは、彼女の手を借りずに1人で立ち上がることだけだった。
何も起きないでくれよと静かに願うシュウだったが、遠くから良く知っている同年代の子供たちの声が聞こえた。
「おいおい!あそこにいる奴を見てみろよ!一人だけ変なローブを被ってるぞ!村の中にいるのに顔を隠してるなんて変な奴だな!」
わざとらしく大きな声で叫びながら近づいてくる少年2人に少女1人。
シュウは溜息をつきながら返答するのであった。
「何の用だよ、キョウ、ジャン、それにクー」
村中でシュウを見かけるたびに絡んでくる同い年の3人組である。正確に言えばクーはいつもおどおどしていて、何もしてこないが、キョウとジャンの2人は度々絡んでくるため、これまで幾度となく争ってきた犬猿の仲である。
「なんだ!誰かと思いきやシュウじゃないか!声を聞くまで気づかなかったよ。ところでなんでローブなんか着て顔を隠しているんだ?顔に傷でも負ったのかな?」
「……なにが言いたいんだ」
「だ・か・ら!そのフードを取れって言ってんだよ!まったく、礼儀がなっていないやつだな!それとも人に見せられない何かでもあるのかな?」
「きっと人に見せられない何かがあるに違いないよ!そう、例えば黒い瞳《メ》とか!」
「の、呪われた黒い瞳に、ち、違いない」
まるで周りの人たちに聞かせるかのように喋り続けるキョウとジャン。クーも喋っているが声が小さいため、周りは聞こえていないだろう。
正直な所、ここでの一番の対応は無視をして、ミラが戻ってくるのを待つべきなのだろうとシュウは考える。ミラは実力があるため、彼女がいれば彼らもこの場を去るだろうし、どうにでもなるはずだ。
だが、それでいいのかとシュウは自身に問いかける。ミラを守ると言っておきながら、彼女に頼って問題を解決しようとする。果たして、それで本当に英雄になれるのか?否、なれるはずがない。それに自分が英雄になるにあたって解決しなければいけないのが、この問題なのだ。
「はぁ、わかったよ、顔を見せればいいんだろ?」
意を決してシュウはフードを取って顔を晒した。晒すと同時に彼らの声でこちらを注目していた村人達から、囁き声が聞こえてくる
「黒い瞳……」「いつ見ても気味が悪い」「なんであんな奴がこの村にいるんだ」「親が家名持ちでなければ、あんな奴」「呪われた存在」「やっぱり村長に言って追放すべきなのでは?」「気持ち悪い」
周りからの蔑みの視線、言葉を感じ、シュウは自分が英雄になるための道のりが険しいことを改めて実感するのであった。
*****************************************
シュウ・ヴァイスはある一箇所を除けば、平凡な少年である。平均程の身長に、父親との訓練である程度は鍛えられた身体。髪の毛は暗い青であり、一見自信なさげに見える柔和な顔つきを見て、一目で彼を嫌いになる人はいないだろう。
だが彼にはこの世界ヴェーダにおいて大きな問題を抱えていた。それこそが黒い瞳である。
この人族《メンヒ》の社会においては黒い瞳は世界に混沌をもたらす存在として忌み嫌われており、基本的にまともに生きていくことはできない。そのため黒い瞳を持つ者は顔を隠す、若しくは人里離れて暮らすのが普通である。
シュウは幸いにも、両親が家名持ちであり、一定の権力を有しているためエスト村に滞在することができているが、そうでなかった場合、家族皆で人里離れて暮らすか、最悪生まれた瞬間に捨てられてしまっていただろう。
地球で、しかも日本で暮らしていた勇翔の記憶を持つシュウからすると、もしヴェーダの人族が地球に行ったら発狂するんじゃないかと可笑しな妄想をできる程馬鹿馬鹿しい話だ。
だが現実問題としてはシュウはヴェーダの人族社会に暮らしており、決して無視できる問題ではない。
この黒い瞳をシュウが持って生まれてしまった時点で、彼の英雄になるという夢は非常に険しいものになってしまっていたのだった。
*****************************************
「ほら、これで満足か?」
囁き続ける村人達を無視して、3人に返答する。
「わ、私の親が、い、言っていた。悪い事をすると黒い瞳の悪魔に村の近くにあるシュルルク古城に連れていかれて、食べられちゃうって。あ、悪魔」
「………」
「エストの森の中にも悪魔が暮らす集落があるらしいじゃないか!お前みたいな呪われた人族はそこに行って暮らせばいいんだよ!さっさとこの村から出ていけ!」
「………うるさい」
「しかも、なんだ?お前相変わらず、ミラに守ってもらってるのか?いつまでも強い奴の金魚の糞みたいに付き纏うことしかできないもんな?」
「………黙れ」
「しかも知ってるか、キョウ!こいつ、英雄になりたいんだってさ!実力も無く、黒い瞳を持ったこいつがだぞ!」
「笑えない冗談だな!お前みたいな悪魔が英雄になれるわけ無いだろうが!俺が英雄になったら、お前みたいな悪魔は全員殺してやるよ!」
「黙れ!!!」
怒りの頂点に達したシュウは3人に向かって駆け出した。勢いのままにキョウの右頬に強烈なストレートをお見舞いする。
「って!こいつ!」
「1人で俺達に勝てると思ってるのか!」
激怒したシュウに一瞬怯んだキョウとジャンだったが、すぐに体勢を立て直して反撃を開始する。クーは見ているだけなので、実質1対2だがシュウには勝ち目はない。
キョウとジャンは、この村の中で実力はある方なので、下から数えた方が早いシュウが勝つのは到底無理な話だ。
徐々に劣勢に追い込まれていき、結果的には2人にタコ殴りにされることとなってしまった。
「おら!お前が、俺達に勝てるわけねーだろ!」
「へへっ、おいジャン。そいつの事を抑えとけ。今からでっかいのを喰らわせてやるよ」
距離を取ったキョウの右腕が岩に覆われていく。このまま殴られたら骨が折れるのは免れないだろう。
勇翔の魂が「なんで魔法が使える異世界なのに、俺は魔法が使えないんだよ」とシュウに訴えかけてくるが、どうしようもない。
ヴェーダにおいては魔法は、誰しもが行使できるものだ。誰にでも魔力は宿り、魔力に属性適正があれば、その属性の魔法を使用することができる。にも関わらず、シュウには魔法の行使ができない。
魔法に必要な魔力は宿っている、とある道具を使えば発動はできるが自力では発動ができない。それがシュウの背負ったハンデなのであった。
そんなことを生まれたときから身をもって実感しているシュウからしたら当たり前のことだが、彼は己の身体1つで魔法が使えないのである。
勇翔の訴えを無視しながら、何とか拘束を振りほどこうとするが、間に合わない。キョウは既にその右手に土魔法で作った岩を纏っている。
「おら!覚悟しろや!俺が悪魔を成敗してやるよ!」
助走を付けながら岩を纏った拳を振りかざしてくるキョウ。痛みを覚悟して、思わず目を閉じる。
「キョウ!危ない!」
クーが叫び、水魔法を放った。その水魔法はキョウやシュンを飛び越していき、どこからともなく飛んできた炎に直撃した。だが炎は小さくなりながらも勢いを失わず、キョウに向かって飛んでいく。
「おわぁぁぁぁぁ!!!」
炎の直撃をキョウは間一髪のところで脇に飛び込み躱し、炎が飛んできた方へと目を向け警戒をする。
「誰が魔法を放ちやがった!」
「お、おい、キョウ、やばいぞ」
怒りに任せ叫ぶキョウに対して、ジャンが震えながら声をかける。クーもガタガタと震えている。
「━━あんたたち、一体何してるの?」
それはまるで、炎神かとシュウは錯覚した。炎弾を身体の周辺に無数に浮かせ、静かに、だが確かな怒りを込めた声を発しながらこちらに歩いてくる少女。
「……ミ、ミラ。ち、違うんだよ。俺達は……そ、そう!ただ、ちょっとシュウと遊んでただけでさ。な、なあ!キョウ」
「そ、そうそう!ただ遊んでただけ!英雄ごっこだよ!英雄が悪者をやっつけるっていう、皆がよくやる英雄ごっこだよ!」
キョウとジャンが震えながらミラに必死に弁解しているが、ミラの怒りは収まらないようだった。
「そう、英雄ごっこね、じゃあ今から交代。私が英雄をやるから、貴方たちが悪者でいい?」
「あ、いや!お、俺達今から予定があって、行かなくちゃいけない所があるんだよ!だ、だからさ、英雄ごっこは、また今度でいいかな!」
「あぁ!!そうそう俺達もう行かなくちゃな!ま、またなミラ」
「あ、ま、待ってー!」
笑いながら告げるミラに対して、走り去っていくキョウとジャン。2人について行くクー。
「ふぅ、ほら、立てる?」
3人が居なくなった後、笑いながらこちらに手を伸ばしてくるミラだが、シュウができたことは、彼女の手を借りずに1人で立ち上がることだけだった。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
追放された『ただの浄化係』、実は国中の魔石を満たしていた精霊姫でした〜今さら戻れと言われても、隣国のイケメン皇帝が離してくれません〜
ハリネズミの肉球
ファンタジー
「おい、城の噴水が止まったぞ!?」
「街の井戸も空っぽです!」
無能な王太子による身勝手な婚約破棄。
そして不毛の砂漠が広がる隣国への追放。だが、愚かな奴らは知らなかった。主人公・ルリアが国境を越えた瞬間、祖国中の「水の魔石」がただの石ころに変わることを!
ルリアは、触れるだけで無尽蔵に水魔力を作り出す『水精霊の愛し子』。
追放先の干ばつに苦しむ隣国で、彼女がその力を使えば……不毛の土地が瞬く間に黄金のオアシスへ大進化!?
優しいイケメン皇帝に溺愛されながら、ルリアは隣国を世界一の繁栄国家へと導いていく。
一方、水が完全に枯渇し大パニックに陥る祖国。
「ルリアを連れ戻せ!」と焦る王太子に待っていたのは、かつて見下していた隣国からの圧倒的な経済・水源制裁だった——!
今、最高にスカッとする大逆転劇が幕を開ける!
※本作品は、人工知能の生成する文章の力をお借りしつつも、最終的な仕上げにあたっては著者自身の手により丁寧な加筆・修正を施した作品です。
神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜
シュガーコクーン
ファンタジー
女神のうっかりで死んでしまったOLが一人。そのOLは、女神によって幼女に戻って異世界転生させてもらうことに。
その幼女の新たな名前はリティア。リティアの繰り広げる異世界ファンタジーが今始まる!
「こんな話をいれて欲しい!」そんな要望も是非下さい!出来る限り書きたいと思います。
素人のつたない作品ですが、よければリティアの異世界ライフをお楽しみ下さい╰(*´︶`*)╯
旧題「神による異世界転生〜転生幼女の異世界ライフ〜」
現在、小説家になろうでこの作品のリメイクを連載しています!そちらも是非覗いてみてください。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる