淫美な虜囚

ヤミイ

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24 調教⑬

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  翔はペニスの扱いに長けていた。

 ペニスは勃起して更に興奮状態が続くと、尿道口からネバネバの体液を分泌する。

 これは性交をスムーズにするための潤滑油のようなもので、カウパー腺液とか前駆液と呼ばれている。

 俗にいう我慢汁というもので、もちろん精液ではない。

 だが、僕のように仮性包茎の場合、ふだん亀頭が包皮に覆われているため、この我慢汁が出ていても、亀頭をじかに触られると、どうしても痛みを感じてしまう。

 表皮が十分に硬くないので、接触に過敏になってしまっているのだ。

 そこで翔が採った方法は、こうだった。

 皮を剥いて露出させた僕の亀頭めがけて、たっぷりと唾液を垂らしたのである。

 我慢汁ですでにぬるぬるになっている僕の亀頭は、翔の唾液で十分に潤った。

 それを見て取ると、翔は4本の指で竿の部分を握り、親指の腹で亀頭の表面をぐるぐる撫で回し始めた。

 唾液と我慢汁のコーテイングが痛みを和らげ、腰が抜けるほどの快感を僕にもたらした。

 僕は翔の膝の上に全裸の躰を横たえ、無意識のうちに腰を高く持ち上げていた。

 もし第三者がこの場に居合わせたなら、痩せて小柄な僕は、おそらく裸の人形のように見えたことだろう。

 股間から、節くれ立ち、黒ずんだ、貧相な体つきに似合わぬ巨大な肉棒を突き立たせた卑猥な人形に…。

 翔の指が僕の右の乳首をつねり、親指でぬれぬれになった亀頭を執拗に愛撫する。

「あああんっ!」

 身をよじり、女の子の声で、また僕は鳴いた。

 それは、”泣く”ではなく、いかにも”鳴く”という形容がふさわしい、自分でも信じられないくらい甘い甘い喘ぎ声だった。

 ペニスがギンギンに勃起してしまっているのがわかった。

 つまみ、ねじられ、引っ張られているうちに、ふたつの乳首もカチコチになり、自分でも驚くほど淫らに勃ってしまっていた。

「もう一度訊く。こうされるのは、好きか?」

 僕を好き勝手に凌辱しながら、翔がたずねた。

「ちゅ、ちゅき…」

 幼児化した語彙で、僕は答えた。

 羞恥も何もなかった。

 とにかく、永遠にこの状態でいたかった。

「俺のことは?」

 残酷なほど美しい顔を僕のアクメ顔に近づけながら、再び翔が訊く。

 僕はすがるような眼を翔に向け、壊れた人形みたいにがくがくとうなずいた。

 すでに声も出ないほど興奮してしまっていたからだった。


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