淫美な虜囚

ヤミイ

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26 調教⑮

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 先に僕がシャワーを浴びた。

 入れ違いにシャワー室に入っていった翔を待つ間、僕はベッドの端に腰かけて、裸で震えていた。

 自分が羽をむしられた小鳥にでもなったような気がした。

 それにしても…。

 周囲を見回しながら、思った。

 こんな道具、何に使うんだろう…?

 トレーニングマシンの類いは、まだわかる。

 でも、あの鉄棒からぶら下がった複数の革のベルトや、横棒の突き出た可動式の大きな柱みたいなものは…。

 壁際にはステンレススチールの棚があり、携帯サイズの色々な器具が並んでいる。
 
 その正体に気づいて、僕は耳のつけ根まで赤くなった。

 アダルトグッズだ。

 エロサイトでしかお目にかかれないような大小のバイブレーターや見たこともないアイテムが、棚にずらりと並べられているのである。

 翔はあれを僕の躰に使う気なのだろうか。

 想像すると、肛門がむずかゆくなるような奇妙な気分に襲われた。

 さっき、車の中でされたことを思い出す。

 たったあれだけで、僕は狂いそうになるくらい、興奮してしまったのだ。

 翔は”調教”だと言った。

 僕の躰をホモセクシャルに改造すると。

 僕には性経験がない。

 当然、まだ童貞である、

 でも、後ろはすでに処女ではなくなってしまった。

 病院のあの謎めいた部屋で、僕は確かに翔の器官をアナルに受け入れたのだ。

 括約筋がめりめりと軋むようなあの感触ー。

 そして体内に溢れる多量のエキス…。

 いつのまにか、股間の分身が鎌首をもたげ始めていた。

 包皮が少し後退し、塗れた亀頭の先が見えている。

「おまえはいつも元気だな」

 知らぬ間に、すぐそこに翔が立ち、僕を見下ろしていた。

「若いとは罪悪みたいなものだな。ますます気に入ったよ」

 僕は翔の眩いばかりに輝く裸身を見つめた。

 着やせするたちなのか、裸になると翔は意外に逞しい躰つきをしていた。

 厚い胸板。

 六つに割れた腹筋。

 逆三角形の上半身を支えるくびれた腰。

 そして、やわらかなにこ毛の中から立ち上がる、獰猛なフォルムの巨大な肉の棒…。

「立て」

 翔が僕の腕を取った。

「あ」

 次の瞬間、僕は翔の筋肉質の胸に抱きしめられていた。

「上を向け」

 言われた通りにすると、唇に翔の冷たい唇が覆い被さってきた。

 翔が右手を伸ばし、僕の肉棒と睾丸を一気に手のひらの中に収めるのがわかった。

 僕はびくんと震えた。

 き、気持ち、いい。

「あああ…」

 かすれた声が漏れた。

 僕の顔を見つめながら、翔がゆっくり右手を動かし始める。

「だ、だめ…」

 唇を吸われ、僕は切ないため息をついた。

 腹に当たる翔の一物は、びっくりするほど硬くて熱を持っていた。



 
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