淫美な虜囚

ヤミイ

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209 卑猥な玩具⑳

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「そんなこと、口が裂けても言うもんか! 僕は姉さんの玩具じゃない!」

 激高して、ついに僕は怒鳴ってしまった。

 その瞬間、

 姉さんのじゃなくて、ボクは翔だけの玩具。

 そう言いたいのか?

 姉さんのこと、ついこの間まで、さんざんオナニーのおかずにしてたくせに。

 お風呂をのぞいたことも、一度や二度じゃないだろう?

 部屋に忍び込んで、姉さんの下着を床に撒き散らし、その上で全裸になって転げ回ったことだって…。

 今思い返してみると、おまえって、ほんとにキモいやつ。

 頭の隅で、性根の悪いもうひとりの僕が、そんなことをさささやいた。

 黒歴史を思い出し、思わずフリーズしてしまう僕。

 肝心の翔はといえば、相変わらず勃起ペニスの先の濡れた亀頭を手のひらで撫でまわしながら、にやにや笑いをその美しい顏に浮かべ、僕らを眺めている。

「へーえ、そんなこと言って、いいの?」

 姉さんが、僕の肛門の縁を指先でなぞりながら、馬鹿にしたように言う。

「知ってるのよ。あんたがあたしにどれだけ邪な思いを抱いてたかってこと。その証拠に、あたしのなくなった下着、みんなあんたの部屋にあるもんね」

「や、やめろ…」

「後でこっそり返そうと思ってたけど、おおかたオナニーの時に精液がついちゃって、返したくても返せなくなった…そんなこところなんでしょ?」

「い、いうな…それ以上…。翔の、前だぞ」

「呼び捨てにすんなよ! 翔さまだろ!」

 姉さんが僕の肛門のビラビラをつまみ、親指の腹で擦った。

 ああ、これがまた、気持ち、いい。

「とにかく、今度はあたしの番だって言ってんの! あんたの躰でめっちゃ楽しませてもらうんだから!」

 言うなり、ずぼずぼと僕の肛門に右手を突っ込んできた。

「あぐあ」

 チンポを振り立て、海老ぞる僕。

「めっちゃ入るやん! らくい! 楽すぎい!」

 ずぶずぶ侵入する姉さんの右手。

 あっという間に手のひらがもぐり、見えなくなる。

「おらおらおらおらあっ!」

 真下から姉さんが右手を突き上げる。

 手首の半ばまで僕の肛門にぶち込んで。

「なんか固いもん見っけ! 握っていい?」

「それ、前立腺の隆起ですよ。そこを責めれば、ドライオーガズムが起こります」

 僕の肛門に貫通させた右腕をぐりぐり回す姉さんに、翔が身を乗り出してアドバイスした。
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