淫美な虜囚

ヤミイ

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588 弄ばれる肉人形④

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 全裸の翔の上に身をかがめ、獄卒が一度ほどいた縄で、再び翔を緊縛していく。

 まず、バタフライの泳法みたいに両腕を背中側に回させ、両方の手首をひとつに束ねた。

 次に足を一本ずつ同じく背中側に折り曲げ、下半身が反り返ったところで、両足首をひとまとめに縛る。

 更に、束ねた両手首と両足首をひとつに縛り上げると、翔は見るからに淫らな格好になった。

 アルファベッドのUの字に近い形で、全身が背中のほうに反り返り、胸と陰部がそれぞれ突き出ているのである。

 これは…。

 僕は鼻血が出そうになるほど、エキサイトした。

 昼間のショーで、僕がさせられた人間杭打機の体位である。

 自分が演じた時はもう無我夢中で、翔の肛門を穿つ道具として必死だった。

 でも、改めて第三者の目で見てみると、これほどいやらしい体位は他にない。

 なんせ、勃起チンポもカチコチ乳首も露出して、触ろうと思えば、触り放題なのだ。

 その点では、さっきまでの胡坐縛りよりも徹底している。

 僕は思う存分、飛び出た翔の陰茎と、その苦しげな横顔を見比べた。

 これ以上ないと思われるほど強調された勃起陰茎は、これが生殖器官かと疑いたくなるくらい、卑猥だった。

 透明汁でヌルヌルになった表面には鎧状の海綿体が浮き上がり、充血した亀頭は鎧武者の横顔のよう。

 その先端の切れ込みから垂れる露はかぐわしく、まるで甘い蜜みたいだ。

 しかも翔は乳首をも尖らせていた。

 Kポップアイドル顔負けの美形のくせに、ピンク色の乳首があまりに悩ましくツンツンに尖っているのである。

 固く膨張した陰茎の根元にうずくまるまん丸の睾丸とともに、そのさまは僕の垂涎の的だった。 

「逆海老縛りですね。ショーで巧君が演じた人間杭打機の和風バージョンです」

 陽の解説に、姉さんがうなずいた。

「そうね。でも、縄を使っているだけに、なんだかこっちのほうがずっと淫靡な感じがするわ」

 姉さんの言う通りだった。

 がんじがらめに縛り上げられた全裸の美青年の姿態はとてつもなく猥褻で、見ているだけで気が遠くなる…。
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