淫美な虜囚

ヤミイ

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602 淫蕩フィギュア⑥

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「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア・・・」

 翔の口から涎があふれ出す。

 涎で摩擦がなくなって、口枷が口から外れかけていた。

 翔の言葉がはっきり聞き取れるようになったのは、このせいだったのだ。

 それに気づいて、獄卒が翔の頭をつかみ、外れかけたゴムボールをその口に押し込んだ。

「ムグ、ググググ…」

 悶絶する翔。

 獄卒が動いた拍子にペニスがずれ、互いに顔をそむけるように、ふたつの亀頭が跳ね上がる。

「ああっ! 翔!」

 未練たっぷりの声を上げ、狂おしげに腰を振る僕。

 せっかくの兜合わせが!

 もっと所の亀頭の感触を味わいたかったのに!

 けれど、それは杞憂だった。

 僕の両足を180度開いたまま、僕の躰をゆすり上げると、獄卒が腰を真上に突き上げたのだ。

 狙ったように、亀頭と亀頭が鼻先を突き合わせ、キスするみたいに互いの鼻面にめり込んだ。

「はひいっ」

 しびれるような快感が亀頭の先っちょから脊髄へと駆け抜けて、僕はたわいもなく鳴いてしまう。

 翔の亀頭が、僕の亀頭の尿道口のスリットに、口を無理やりこじ開けるように食い込んでいる。

 僕のほうも同じだった。

 尖った僕の先端が、亀頭正面に縦に切れ込んだ翔の尿道口に、三分の一ほど食い込んでいるのだ。

 くちゅ。

 噛み神合わさった口と口から、たちまちあふれる先走り汁。

 この汁は、気持ちよくなると、生殖器からとめどなく出てくる潤滑剤だ。

 射精の前に分泌されることで、固く大きく勃起した男性器を、滑りやすくコーティングする。

「い、いい…」

「ふぐ、ふぐう…」

 同時に痙攣する僕ら。

 大開脚の僕を乗せたまま、ゆっくり腰をグラインドさせる獄卒。

 突き立ったカチンコチンの肉棒同士が蠢動し、

 尿道口と尿道口が烈しいキスのように歪み、融合して、

 ぷちゅう。

 またしても新たな淫汁を分泌し、相手の陰茎を濡らしていく。

「ち、ちんぽ、いい…」

 僕はすすり泣く。

「翔の、ちんぽ、好き…」

 舐めたい。

 頬張りたい。

 扱きたい。

 そしてー。

 突っ込みたい!

 絶え間ない快感が呼ぶ淫らな妄想で、視界が見る間にピンク色に染まっていく…。

 

 

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