2 / 94
2
しおりを挟む
「してみなさいよ」
こっちから、挑発してやった。
煮えくり返るような腹立たしさが、次第に別の感情に変わっていく。
それは優越感とないまぜになった、背徳の情。
意地の悪い気分が沸き起こると同時に、欲情に火がついたのだ。
この子がいけないんだ。
そう、自分に言い聞かせる。
飼い主の私を差し置いて、いつも自分で処理を…。
「途中だったんでしょ」
私はスーツ姿のまま、風呂場の入口にしゃがみ込む。
「見りゃ、わかるわよ。それ、濡れてるもの」
目の前で震える肉色の影を顎で指し示す。
そう、少年の股間から屹立する”棒”は、お湯以外の何かで先を濡らしていた。
透明な粘液のようなものが、充血したソレの鼻面のあたりから滲んでいて、膨らみ全体をヌルヌルにしている。
包皮の剥け具合からも、彼が今の今まで耽っていた”悪行”は明らかだ。
「は・や・く」
歯軋りするように、私は脅した。
「わからないの? 今すぐ、私の目の前で、続きをやるの。あんたの大好きな、アレの続きをね」
こっちから、挑発してやった。
煮えくり返るような腹立たしさが、次第に別の感情に変わっていく。
それは優越感とないまぜになった、背徳の情。
意地の悪い気分が沸き起こると同時に、欲情に火がついたのだ。
この子がいけないんだ。
そう、自分に言い聞かせる。
飼い主の私を差し置いて、いつも自分で処理を…。
「途中だったんでしょ」
私はスーツ姿のまま、風呂場の入口にしゃがみ込む。
「見りゃ、わかるわよ。それ、濡れてるもの」
目の前で震える肉色の影を顎で指し示す。
そう、少年の股間から屹立する”棒”は、お湯以外の何かで先を濡らしていた。
透明な粘液のようなものが、充血したソレの鼻面のあたりから滲んでいて、膨らみ全体をヌルヌルにしている。
包皮の剥け具合からも、彼が今の今まで耽っていた”悪行”は明らかだ。
「は・や・く」
歯軋りするように、私は脅した。
「わからないの? 今すぐ、私の目の前で、続きをやるの。あんたの大好きな、アレの続きをね」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
17
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる