僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

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141 酒池肉林⑩

「よもや、本物の家畜人に遭遇できるとは。面白い。ここは存分に楽しませてもらうとしよう。与一部長、引き続き、進行を頼む」
「御意」
 老人の言葉に、角刈り男がうなずいた。
「御意」
 どうやらこの男、与一という名前らしい。
「では、仕切り直しとするか。まず、そこに仰向けに寝ろ」
「はい」
 与一の言う通り、僕はベッドに仰臥した。
 触りやすいように、手足を広げた大の字の姿勢である。
「まずは、味見のほうを」
 与一が身を引くと、代わりに男たちがベッドの周囲に集まり、身を乗り出して僕の躰に手を伸ばしてきた。
 腋の下、脇腹、乳首、下腹、内腿、そして陰茎を、それぞれ別々の指が這い回る。
 さすがの僕も、これだけ大勢の人間に弄ばれるのは初めての経験だった。
 嫌悪感よりも、快感が先に来た。
 全て別の人間が、躰の各所を弄りまくっているのだ。
 右乳首をつまむ者、左乳首をつねる者、陰茎を扱く者、はたまた肛門の周辺を指の腹で撫でさする者…。
 みんな指の太さや長さ、そして動きのリズムが異なるため、予想がつかぬ分、弄られた時の快感が凄いのだ。
 渉が早々に逝ってしまったのもわかる気がした。
 最初にこれだけの人数から性的刺激の洗礼を受けてしまったら、全身の性感帯が過敏になって、後はほんの少しのことでも普段の倍は感じてしまうだろう。
 ああ…いい…。
 事実、僕もそうだった。
 全裸の躰の隅から隅までを丹念に弄られ、興奮が急速に高まっていく。
 そもそもM男の気のある僕である。
 不特定多数にいきなり嬲られるというこの特異なシチュエーションは、まさにある種の理想形と言っていい。
 オナニーの時、誰かに見られているさまを想像しながら”する”と逝きやすくなる。
 そんな僕だけに、大勢の赤の他人に全身の肌を触りまくられるこの感覚は、極上の体験と言ってよかった。
 白状しよう。
 実は渉が”される”のを見ている時、羨ましくてならなかったのだ。
「アア、アア、アア、アア…」
 思わず知らず、切ない声が喉から漏れ出てしまう。
 すると、誰かの指が僕の口をこじ開け、舌をつまんで引っ張り出した。
「キャウッ」
 だ液まみれの舌を親指と人差し指ではさんで扱かれ、思わずのけぞったところに、間髪を入れず最初の肛門への”挿入”がやってきた。 
 
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