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ヤミイ

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 先生が狂おしく僕の肉棒にしゃぶりつく。
 包皮の剥けた亀頭を、熱い舌を駆使して舐めまくる。
「ああ、先生、そ、そこ・・・」
 裏側を舐められて僕はまた勃起し始める。
「精子・・・ちんちん・・・おいしい・・・」
 はぐはぐ舐めながら、時折先生がいやらしいことを口走り、僕を更に興奮させてきた。
 十分に硬さを取り戻したところで、僕はまたベッドに先生を突き転がす。
 ロープの長さを調節して、180度近く開脚させ、下半身を高く持ち上げる。
 ちんぐり返しの姿勢から両足を左右に開いたような体位を取らされた先生は、ひどく嗜虐的でいやらしい。
 その徹底した受け身の姿勢は、あまりに倒錯的で劣情をそそらずにはいられない。
 しかも、勃起したままの陰茎に先には透明オナホを取りつけられ、肛門からはみ出た直腸に電動マッサージ器を挿入されているのだ。
 更にふたつの乳首を千切らんばかりに引っ張る二本のテグス糸ー。
 僕の前の先生はまるで、マゾヒストの生きた標本だった。
 唸りを上げる電動オナホと電動マッサージ器。
「ああ、ああああ、ああああああっ!」
 スレンダーながら逞しい先生の裸体が若いイルカのようにうねり、反り返る。
 僕は壁の棚から新たなグッズを取り出した。
 洗面器とローションのチューブ、そしてガーゼである。
 まず、洗面器にローションをぶちまける。
 そこに、ガーゼを沈め、たっぷりローションをしみこませた。 
 興奮に震える手で、取り出したローションまみれのガーゼを、屹立して天井を指す自分の陰茎に被せていく。
 すっぽり被せ終えると、両手でガーゼの両端を握って、下に強く引っ張った。
「はうっ」
 思わず甘い喘ぎが漏れてしまう。
 ガーゼが亀頭にピタリと貼りつき、茸の形に盛り上がる。
 それを引く強さを維持したまま、少しずつ横にずらしていった。
 それにつれて、ガーゼを押し上げる亀頭の形が動いていく。
「ああ、い、いいっ!」
 敏感な部位を強くこすられ、僕は叫んだ。
 好きな人の淫乱な痴態を見ながらするローションガーゼオナニーは、ほぼ間違いなく、最高だった。

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