142 / 495
第137話
しおりを挟む
「こうしてやる!」
ジンが嗤いながら鞭を引く。
「はふっ」
ブライトの勃起ペニスに巻きついた鞭が乱暴にほどけ、反り返った肉棒が千切れそうに捻られる。
「このクズ!」
股間めがけて更に打ち据えられる革の鞭。
「ああっ! アアッ! アアアッ!」
カチコチに硬直した生殖器官を滅多打ちにされ、ブライトが白目を剥いて半開きの口から舌を吐き出した。
「アベル、こいつを持ち上げろ」
ジンの命令に、牛頭の巨漢がブライトの勃起ペニスを握りしめる。
何をするつもり?
唖然とする僕の目の前で、ペニス一本を支点にブライトの裸体を持ち上げていく。
「ハアアアアアアッ」
握られた股間の肉棒を頂点にして、山型に反り返るブライト。
両手両足、上半身と下半身、そして首も頭部も垂れ下ったブライトは、さながら奇怪なオブジェのようだ。
逆さになったブライトの貌が僕を見る。
瞳が欲情に潤み、今にも蕩けそうな表情をしている。
ブライトったら、悦んでる…。
僕はそれを確信せざるを得なかった。
衝撃的な事実だった。
ジンの言う通り、このアルファの美青年、僕以上のマゾなのだ…。
ペニスを取っ手代わりに握り締め、顏の高さまでブライトを吊るし上げたアベルが、空いたほうの手でその脚をこじ開ける。
筋肉質の尻肉が割れ、たちまち晒される美青年の桜色の肛門。
そこに、アベルが太い人差し指を突っ込んだ。
くちゅくちゅ中を掻き回す音が響き渡ったかと思うと、
「き、きもち、い、い…。アアアッ! こ、こうもん、いいっ!」
ブライトが、網にかかった若い海豚のように烈しく身も悶えして、恥も外聞もなく淫らな言葉を口から発し始めた。
ジンが嗤いながら鞭を引く。
「はふっ」
ブライトの勃起ペニスに巻きついた鞭が乱暴にほどけ、反り返った肉棒が千切れそうに捻られる。
「このクズ!」
股間めがけて更に打ち据えられる革の鞭。
「ああっ! アアッ! アアアッ!」
カチコチに硬直した生殖器官を滅多打ちにされ、ブライトが白目を剥いて半開きの口から舌を吐き出した。
「アベル、こいつを持ち上げろ」
ジンの命令に、牛頭の巨漢がブライトの勃起ペニスを握りしめる。
何をするつもり?
唖然とする僕の目の前で、ペニス一本を支点にブライトの裸体を持ち上げていく。
「ハアアアアアアッ」
握られた股間の肉棒を頂点にして、山型に反り返るブライト。
両手両足、上半身と下半身、そして首も頭部も垂れ下ったブライトは、さながら奇怪なオブジェのようだ。
逆さになったブライトの貌が僕を見る。
瞳が欲情に潤み、今にも蕩けそうな表情をしている。
ブライトったら、悦んでる…。
僕はそれを確信せざるを得なかった。
衝撃的な事実だった。
ジンの言う通り、このアルファの美青年、僕以上のマゾなのだ…。
ペニスを取っ手代わりに握り締め、顏の高さまでブライトを吊るし上げたアベルが、空いたほうの手でその脚をこじ開ける。
筋肉質の尻肉が割れ、たちまち晒される美青年の桜色の肛門。
そこに、アベルが太い人差し指を突っ込んだ。
くちゅくちゅ中を掻き回す音が響き渡ったかと思うと、
「き、きもち、い、い…。アアアッ! こ、こうもん、いいっ!」
ブライトが、網にかかった若い海豚のように烈しく身も悶えして、恥も外聞もなく淫らな言葉を口から発し始めた。
0
あなたにおすすめの小説
密室に二人閉じ込められたら?
水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる