夢のステータスをこの身に!

刹那冥夜

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ただいまアリー、アリーです。お次の場所はー…

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皆が奏美の服に着替え終わり、順に姿を見せてくる。

まずはサナが出てくる、奏美の服はサイズがあってなく、胸の所が締め付けられている感じがしているが、白がベースの服は黄緑の髪の毛といい感じにマッチしてよく似合っていた。

「似合ってて可愛いね♪」
「えーへへー、あったりまえー?」

続いてセシルが出て来る、青のワンピースの上に白の服を着ているファッションで、これもまたセシルの金色のような綺麗な髪にマッチしていた。

「セシルは綺麗だね、いつでも見ていれる自信があるよ♪」
「ありがとうございます///」

続いてアリーが出てくる。
服はそこら辺の女子高生などが着ている普段着に近いのだが、アリーの様な可愛くもあり綺麗でもある顔や髪にこれまたよく似合っている。

「アリーは綺麗で似合っているよ」
「あ、当たり前じゃない///………ばか///」

口調が戻って、妄想している様子のアリーを無視して次はやっぱり一番期待しているウミちゃんの登場だ。

長い水色の髪はツインテールの形になっていて、白いワンピースを着ている。
やはり幼さが残っているウミちゃんはどこから見ても可愛らしさが感じられる、白いワンピースはその可愛らしさを高めている。

「うん、やっぱり可愛いね♪
抱きしめたくなるよ!」
「ん………今すぐ抱きしめる///……」

タタッと抱きしめてくるウミちゃんを撫でる。
これで皆の着替えが終わり、準備が整った。

「よし!じゃあみんな行こっか!」
「はい!」
「楽しみですわ!」
「美味しいケーキー♪」

この世界に初めて来た三人はそれぞれ、ワクワクと楽しみにして玄関を出た。
皆を駅に誘導していく。
途中、サナが道路に出そうになったりセシルが子猫について行こうとしたりと止めなくてはいけないことが多かったが、何とか無事に駅につくことが出来た。

「アリーもサナを止めるの手伝ってくれてありがとね♪」

途中、セシルを止めに行った時にサナがどこか行こうとするのを止めてくれていたアリーに礼を言う。
アリーは何も問題を起こさず、周りの建物などに興味を持ちながらも、皆を見てくれていた。

「いえ、知らないところに来たら周りの警戒をする、それは常識ですわ」
「そっか、じゃあこれからも僕が気を抜いてる時とかよろしくね♪頼りにしてるよ!」

ボソッ
「ありがとね……………///」






電車の改札口を通るのに切符を買い、皆に渡すと手本を見せるように先に切符を改札に入れながら通った。
自分はこの際に切符を入れる動作と改札を通る動作が合わなくなってしまう時がある。

ビービー!

突如辺りに鳴り響く
見るとサナが切符を入れる動作が通る動作が合わなかったみたいだ。
切符は既に入れることは出来ていたので、すぐに音は止んで改札を通れるようになり、戸惑いながらもサナは通り、近寄ってくる。

「なになにー?今の音ー?」

「今の音は…?」

怯えながらも改札を無事に通ってくるセシル達が近寄ってくる。

人によって身体を動かすリズムが違う為、他の皆はスッと自然な感じに通れていた。
と、周りを通る人が明らかに騒がしくしている自分達を見ていることに気づき、皆を連れて既に来ている電車へと乗った。

乗った電車は席が二人ずつ向かい合わせに座れる様になっているのだが、身体の小さいソラとウミはセシルを横に、三人で座った。

するといつの間にか電車の出発時間になっていて、座った直後にゆっくりと電車が動き始める。

少しずつ動き始める乗り物に、セシルとアリーは電車の先頭を窓から覗くように見ながらどう動いているのかと、興味津々にしていた。

「一応僕もアイテム作成で作ることが出来るよ、向こうの世界で作ってみよっか?」

流石にこれ程でかいものは無理でも、小さいバスくらいのものでなら街中でも動かせることが出来て便利だと思う。

「作ってくださるのですか?!それは街のためにもなりますね!………あ、ですが恐らくかなり面倒なことになり修行どころではなくなってしまうので魔族との事が終わりしだいに……」

 電車のレールをひくのには国王の許可や土地を確保しなくてはならなくなってしまう。
 そうする手続きを考えると恐らくは5ヶ月かかっても終わるかどうかというところだ。

「そっかぁ、確かに時間かかりそうだね。あ、目的地に着くまで三十分はかかるからね」

「分かりましたわ…………ねぇソラ…私の膝を枕にして寝てみない?」

 突然アリーが隣にいたサナを立たせて顔を赤くして言った。
 眠くはないのだけれど、アリーの誘いに魅力を感じ、隣の席に座り仰向けで寝転ぶ。

むにっ、とした柔らかい感触が頭の後ろに触れる。

いい感じに肉がついついて、とても触っていて気持ちが良くなる柔らかさだ。
 
身体を横にしてスベスベと膝を触れる。

するのアリーの身体はビクッと震えて頭が少し浮かんだ。
「あ……申し訳ありませんですわ……」

頭を浮かせ、膝にコツンとぶつけてしまったと思ったアリーは謝罪してくるが、それを無視してスベスベと触るのを止めない。

ジーー……

そのような効果音を何処かからか聞こえさせながらアリーを見ているセシルとサナ、ウミはソラの膝を見ている。

「ん…ずるい……」

「そうです!ずるいですよ!私にもさせて下さい!」
「あっははー?私と変われよこのクソアバズレ」

それぞれ違う所を見ながら言う皆、サナの目……というか表情にしては無関心を通り越して『無』な顔をしていた。

「ずるいって、貴女達がこの行為に気付かなかっただけじゃない!変わらないわよ!」

ソラを抱き締めて言う、セシルがそれなら…と行動した。

「ソラ様!わ、私のお膝も気に入ると思います……よ///……」
「ソラくんー私はお胸を貸してあげるよー?くるよねーソラクン?」

セシルは照れながら、サナは殺気を出しながら手を広げて言っている。

それを見てスッと体を起こしてセシルのもとへ行き、アリーと同じように膝枕をさせてもらった。

「え?エ?ソラクン?なんでそんなアバズレのところなんかにイクノ?そらくんは私のものなんだよ?ネェドウシテ………?」

ブツブツと言い出すサナ、それを無視してセシルの膝をなで始める。
時々羨ましそうに僕のことを見ていたウミの頭を撫でたりもする。


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