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第22話 教会と金貸し
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人で賑わう大通りを選んで歩いたかおかげかどうかはわからないが、ガラの店に行く道中、特に変わったことは起こらなかった。
唯一何かあったと言えば、アニサから、注文がついたことだ。
「街中では、少し離れてついてきて。修道女が世俗の男と仲良く肩を並べて歩く訳にはいかないでしょ。もちろん……離れていても、しっかり私の護衛はしなさいよ」
修道院を出るなり、そうきつく言明されたのである。
おかげで、影人はほとんど心が休まる暇がなかった。
アニサから付かず離れず後ろを歩き、その間、絶えずあたりを警戒する。
それにしても、護衛の仕事がこんなに大変だとは思わなかった。
ガラの集金の際にも用心棒として、連れ立って歩いているが、常に警戒している訳ではない。
神経を使うのは、せいぜい戸口に立って、債務者とやりとりをする時くらいだ。
それに比べて、アニサの護衛の場合は、どこからくるかわからない危険に対して、常に神経を張り巡らせなければならない。
こちらに近づいてくる人間、全てが怪しく見えてしまう。
もしかしたら、少し、神経過敏になっているのかもしれない。
だが、それもやむを得ないだろう。
なにせ、ついさっき襲われて死にかけたのだから。
そんな訳で、ガラの店まで時間にして数十分といったところなのだが、そんな短い時間にもかかわらず、すっかり精神が疲弊してしまった。
それにしても、強化された体というアドバンテージを持っている状態でも、こんなにビクビクしてしまうのに、ピュアな体であるアニサが、こうも堂々としていられるのは驚きだ。
アニサだって、つい先ほど街中で、襲撃にあい、命を狙われたばかりなのだ。
怯えて当然のはずなのに、ガラと軽口を言い合っている今の姿からは、そんな様子はまるで感じられない。
店に着いて、ガラと会うと、アニサはひとしきり今までの経緯を話す。
そして、それが終わるやいなや二人とも挨拶代わりとばかりにさっそく酒をあおりだす。
酒のおかげで、口の滑りがよくなったのか、互いの近況に話しが移り、花を咲かせている。
ガラは、アニサが襲われたことを聞き、幾分か驚いてはいたが、「そうか。いよいよそこまでになってきたか」と返事をするだけだった。
どうやら、そうした事態になることも、司教の選定をめぐる教会内部の争いについても、いくらか知っているようだった。
アニサは、影人が、自分を助けてくれたことをガラに話したが、刺されたことや、その傷が完全に消えて、回復したことなどには触れず、うまくはぐらかしていた。
二人の会話から、襲われて意識を失って、目覚めるまで、ほぼ一日近く経っていたことを知り、ゾッとしてしまった。
せいぜいが、数時間だと思っていたのだ。
意識が覚醒するまでにそれほどの時間を要したということは、実はかなり危険な状態だったのではないか……。
死が自分の近くに忍び寄っていたことを実感し、思わず身震いしてしまう。
もっとも、二人は、そんな影人の心情にはお構いなしに、調子の良いことを好き勝手に言っている。
「言っただろ? とびきり腕の立つ男を雇ったって。お前も俺の言っていたことが本当だってわかっただろ?」
「まあ……腕が立つかは別にしても、役に立つ能力を持っているのは確かね」
アニサはこちらを一瞥すると、からかうようにニンマリとした顔を浮かべてくる。
「そうだろう? それにこいつは頭だってなかなかのものだ。文字を読むことはもちろん、書くことだってできる、数字の計算だってできるんだ。さすが貴族様だよ」
「いや……だから貴族じゃ——」
たまらず、横から話しに割って入るが、二人ともこちらの話しはまるで聞いてくれない。
「貴族? この人が?」
「ああ。どう見たってどこかの貴族のせがれか何かだろうよ。まあ……この通り本人は否定しているがな」
「貴族かどうかはわからないけど、あなたみたいな男たちと違って、下品な目でこちらを見てこないのは評価できるわね」
ガラはアニサのその言葉が気に入ったのか、一際大きな笑い声を上げる。
「ははは!!! そりゃそうだ。こいつは酒や女にもまるで興味がない変わり者だからな。なあ?」
勝手にしてくれとばかりに、無言で手をふる。
「それでよ……。こないだの件はどうなった?」
ひとしきり馬鹿笑いをした後、ガラは声のトーンを急に落として、アニサの方をジロリと見る。
「ダメだったわ。当然でしょ? 先方がどれだけの危険を負っているかわかっているの? あなたのようなギルドにも所属していない庶民相手の高利貸なんて、吹けば飛ぶような存在なんだから。金を出資するだけでもありがたいと思いなさい」
「そうか……。まあ、そうだわな」
ガラは、声を落として、仕方がないとばかりに酒をあおる。
「どちらにせよ。先方はまだあなたのことを信用していないわ。債務の支払いはこれまで通り必ず期日までに行いなさい。一日でも遅れたら、すぐに切り捨てられるわよ。あなたの……いえタリちゃんのためにも約束はしっかりと守りなさい」
タリという言葉に、思わずギクリとしてしまう。
アニサはタリの病気のことを知っているのだろうか……。
「……わかってるよ。安心しろ。今のところ商売は順調だ。今度の期日——聖人の生誕日には、しっかり借りた分の利子は返す」
「利子ではないわ。手数料よ。言葉には気をつけなさい。私達は利子を取ることはないわ」
ガラは教会から金を借りて、高利貸の商売をしているということか。
これが、アニサが言っていた現実というやつなのか。
確かに、金貸しを禁止している教会が、自ら金貸しをしているなんて、矛盾しているにもほどがある。
「ふう……さてと……辛気臭い話しはここまでにしましょう。そう言えばタリちゃんはいないの? 最近あまり見かけないけれど」
ガラは、一瞬言葉に詰まったように見えた。
だが、それは事情を知る影人にしかわからない程度のほんの僅かな違和感だった。
「あいつは……その……最近、織物の修行をはじめたから、日中はほとんどそっちの現場で朝から晩まで働いているよ。もういい年だから、嫁に行くにしても、手に職をつけておかねえといけねえからな」
「そう……。まあ、タリちゃんみたいな娘なら、どんな男でも喜んで結婚するでしょうけどね。まったく、あなたには似ても似つかないくらい出来た娘なんだから、大切にしなさいよ」
「ああ……わかっているよ」
ガラはこちらを再度見ると、ジロリと睨む。
余計なことは言うなということだろう。
タリの病気のことはアニサにも隠しているのか。
「さてと……そろそろ仕事に行かねえとな。おい。行くぞ」
ガラは、この話題にこれ以上触れられたくなかったのだろう。
不自然なくらい突然に話しを打ち切って、立ち上がる。
「ちょっと……修道院までは、彼に送ってもらうわよ。今は、私の護衛役でもあるのだから」
「かまわねえよ。どうせ方向は同じだからな」
唯一何かあったと言えば、アニサから、注文がついたことだ。
「街中では、少し離れてついてきて。修道女が世俗の男と仲良く肩を並べて歩く訳にはいかないでしょ。もちろん……離れていても、しっかり私の護衛はしなさいよ」
修道院を出るなり、そうきつく言明されたのである。
おかげで、影人はほとんど心が休まる暇がなかった。
アニサから付かず離れず後ろを歩き、その間、絶えずあたりを警戒する。
それにしても、護衛の仕事がこんなに大変だとは思わなかった。
ガラの集金の際にも用心棒として、連れ立って歩いているが、常に警戒している訳ではない。
神経を使うのは、せいぜい戸口に立って、債務者とやりとりをする時くらいだ。
それに比べて、アニサの護衛の場合は、どこからくるかわからない危険に対して、常に神経を張り巡らせなければならない。
こちらに近づいてくる人間、全てが怪しく見えてしまう。
もしかしたら、少し、神経過敏になっているのかもしれない。
だが、それもやむを得ないだろう。
なにせ、ついさっき襲われて死にかけたのだから。
そんな訳で、ガラの店まで時間にして数十分といったところなのだが、そんな短い時間にもかかわらず、すっかり精神が疲弊してしまった。
それにしても、強化された体というアドバンテージを持っている状態でも、こんなにビクビクしてしまうのに、ピュアな体であるアニサが、こうも堂々としていられるのは驚きだ。
アニサだって、つい先ほど街中で、襲撃にあい、命を狙われたばかりなのだ。
怯えて当然のはずなのに、ガラと軽口を言い合っている今の姿からは、そんな様子はまるで感じられない。
店に着いて、ガラと会うと、アニサはひとしきり今までの経緯を話す。
そして、それが終わるやいなや二人とも挨拶代わりとばかりにさっそく酒をあおりだす。
酒のおかげで、口の滑りがよくなったのか、互いの近況に話しが移り、花を咲かせている。
ガラは、アニサが襲われたことを聞き、幾分か驚いてはいたが、「そうか。いよいよそこまでになってきたか」と返事をするだけだった。
どうやら、そうした事態になることも、司教の選定をめぐる教会内部の争いについても、いくらか知っているようだった。
アニサは、影人が、自分を助けてくれたことをガラに話したが、刺されたことや、その傷が完全に消えて、回復したことなどには触れず、うまくはぐらかしていた。
二人の会話から、襲われて意識を失って、目覚めるまで、ほぼ一日近く経っていたことを知り、ゾッとしてしまった。
せいぜいが、数時間だと思っていたのだ。
意識が覚醒するまでにそれほどの時間を要したということは、実はかなり危険な状態だったのではないか……。
死が自分の近くに忍び寄っていたことを実感し、思わず身震いしてしまう。
もっとも、二人は、そんな影人の心情にはお構いなしに、調子の良いことを好き勝手に言っている。
「言っただろ? とびきり腕の立つ男を雇ったって。お前も俺の言っていたことが本当だってわかっただろ?」
「まあ……腕が立つかは別にしても、役に立つ能力を持っているのは確かね」
アニサはこちらを一瞥すると、からかうようにニンマリとした顔を浮かべてくる。
「そうだろう? それにこいつは頭だってなかなかのものだ。文字を読むことはもちろん、書くことだってできる、数字の計算だってできるんだ。さすが貴族様だよ」
「いや……だから貴族じゃ——」
たまらず、横から話しに割って入るが、二人ともこちらの話しはまるで聞いてくれない。
「貴族? この人が?」
「ああ。どう見たってどこかの貴族のせがれか何かだろうよ。まあ……この通り本人は否定しているがな」
「貴族かどうかはわからないけど、あなたみたいな男たちと違って、下品な目でこちらを見てこないのは評価できるわね」
ガラはアニサのその言葉が気に入ったのか、一際大きな笑い声を上げる。
「ははは!!! そりゃそうだ。こいつは酒や女にもまるで興味がない変わり者だからな。なあ?」
勝手にしてくれとばかりに、無言で手をふる。
「それでよ……。こないだの件はどうなった?」
ひとしきり馬鹿笑いをした後、ガラは声のトーンを急に落として、アニサの方をジロリと見る。
「ダメだったわ。当然でしょ? 先方がどれだけの危険を負っているかわかっているの? あなたのようなギルドにも所属していない庶民相手の高利貸なんて、吹けば飛ぶような存在なんだから。金を出資するだけでもありがたいと思いなさい」
「そうか……。まあ、そうだわな」
ガラは、声を落として、仕方がないとばかりに酒をあおる。
「どちらにせよ。先方はまだあなたのことを信用していないわ。債務の支払いはこれまで通り必ず期日までに行いなさい。一日でも遅れたら、すぐに切り捨てられるわよ。あなたの……いえタリちゃんのためにも約束はしっかりと守りなさい」
タリという言葉に、思わずギクリとしてしまう。
アニサはタリの病気のことを知っているのだろうか……。
「……わかってるよ。安心しろ。今のところ商売は順調だ。今度の期日——聖人の生誕日には、しっかり借りた分の利子は返す」
「利子ではないわ。手数料よ。言葉には気をつけなさい。私達は利子を取ることはないわ」
ガラは教会から金を借りて、高利貸の商売をしているということか。
これが、アニサが言っていた現実というやつなのか。
確かに、金貸しを禁止している教会が、自ら金貸しをしているなんて、矛盾しているにもほどがある。
「ふう……さてと……辛気臭い話しはここまでにしましょう。そう言えばタリちゃんはいないの? 最近あまり見かけないけれど」
ガラは、一瞬言葉に詰まったように見えた。
だが、それは事情を知る影人にしかわからない程度のほんの僅かな違和感だった。
「あいつは……その……最近、織物の修行をはじめたから、日中はほとんどそっちの現場で朝から晩まで働いているよ。もういい年だから、嫁に行くにしても、手に職をつけておかねえといけねえからな」
「そう……。まあ、タリちゃんみたいな娘なら、どんな男でも喜んで結婚するでしょうけどね。まったく、あなたには似ても似つかないくらい出来た娘なんだから、大切にしなさいよ」
「ああ……わかっているよ」
ガラはこちらを再度見ると、ジロリと睨む。
余計なことは言うなということだろう。
タリの病気のことはアニサにも隠しているのか。
「さてと……そろそろ仕事に行かねえとな。おい。行くぞ」
ガラは、この話題にこれ以上触れられたくなかったのだろう。
不自然なくらい突然に話しを打ち切って、立ち上がる。
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