[12時を過ぎても魔法解けない?!]-その後一夜を共にしてしまったて-

はひ〜

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第6章

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第6章

チュンチュンチュンッ。
鳥の囀りが朝日と共に自分を目覚めへと誘う。窓が微かに空いていて清々しい風が吹き、シエラを起こした。

うう~ん。ねむぃ。
(昨夜はどうしてたんだっけ、舞踏会に行ってそれからキリア王子と踊って、それから。それから…)
自分の中でサーっと血の気が引いたことがわかった。そして、ゆっくりと隣を見てみると、やはり天使の羽のような優しいゴールドヘアが自分と同じ布団に入っていたのだ。

………。
(うーんとこう言う時どうすればいいんだ?。とりあえず服着よう。)

ん?あれ。フェアリーゴットファーザーに作ってもらった服がない?!そっか、魔法が解けたんだ。代わりに義兄にビリビリ破かれたスーツは健在だった。着れないわけじゃないし、これを着よう。あとは靴が一足しか見当たらないけど、うぅーん。とりあえず履こう!

んっ。

はっ!(キリア王子が起きる!)

う~ん、あれ。

あ、えと。
(えぇ、なんて答えればいいんだ。とりあえず、寝ててもらおう。)

あの、昨晩ずっと起きていらっしゃいましたからとりあえず寝ましょう。

?、うん。シエラも寝るでしょ?

あ、はい。

ほら、寝るよ。

そういうと、キリアはシエラを抱き寄せ再び眠りについた。

(危ない、今のうちにどこかへ消えてしまおう。まさか昨晩寝た相手が一般市民だったなんて知ってしまったら、。それに、もし一夜の過ちで仮に子供ができてしまったら、?考えただけで怖いが、きっと打首だろう。)

シエラはそのまま王子を起こすことなく、誰にも見つからぬように慎重に城から抜け出た。そして馬に乗り、誰も自分のことを知らない場所へと飛び出したのであった。もちろんキリアは途中で家へ帰る選択肢もあったが、また帰るといじめられ続けると考えるとどうも体がそちらへは向かわなかった。なので当てもなく港へ向かうことにした。


一方(キリア視点)
うぅ~ん。シエラ。ん、シエラ?
朝起きると昨晩愛し合った運命の相手がいなくなっていた。残されたのは彼との思い出と彼の白革でできた片方の靴。1度起きた時には確かに居たのに何も言わずに出ていってしまった。

………………………。

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