異母兄弟の姉がアイドルなんですが・・・

ぱるゆう

文字の大きさ
59 / 80

面会

しおりを挟む
家に着いて、着替えるついでにシャワーを一人で浴びる。
 
一緒に入ろうか?と言われたが、罪悪感の方が強くなりそうなので、止めておいた。




次の日、面会の許可がおりた。管も外されていたが、目覚めてはいなかった。でも、母さんの胸は、呼吸の度に上下に動いていた。




そして、更に次の日、母さんは目を覚ました。僕は泣いて喜んだ。

その後も順調で、前の病院に戻り、数週間後に、一時退院の日が決まった。

しばらく帰ってなかったので、事前に家の掃除を頑張った。世羅さん達は、自分達の所に連れてこいと言ったが、まだ母さんに言えなかったので、諦めさせた。

「はぁ~、我が家はやっぱり落ち着くわ」

「うん、僕もそう思う」

「えっ?」

世羅さん達と住み始めたのは最近だと言った。実際には近所のマンションにいたから、嘘ではないが、部屋は解約してしまったので、話すことはない。

「それじゃ、お風呂入ろうか?」

「帰ってきて、いきなりそれ?」

「やっぱり落ち着かないのよ、病院は」

「うん、分かったけど、身体に負担がかかることはしないよ。せっかく良くなって、そんなことで、また入院したら、怒られるよ」

「ちょっとだけでいいから挿れてよ。ずっと我慢したんだから」

「我慢って・・・」

あっ、僕もしてないことになってるんだった。

「それは僕だってしたいよ。でも、動かないからね」

「それでいいわ」
 
先に浴槽にお湯を張りに行く。大丈夫、掃除はちゃんとした。

戻ると、母さんは立っていた。

「竜二、脱がせて」

はいはい、分かったよ、と心の中で言い、無言で脱がせ始める。母の身体を何気なく見る。すっかり痩せてしまったことと、肋骨が浮き出る上に膨らんだ乳房の間に残った大きな傷跡。

終わると、僕も脱いだ。

「触ってくれないの?」

うわっ、今までなかったパターンだ。いつもするのが前提になっていたから、触らないということは無かった。

母さんとしては、変わってしまった自分の身体を嫌いにならないで欲しいということなのだろう。


「先に風呂だ」表面は竜二を残しながら、内心はドキドキする。

「うん、そうだね」
と少し寂しそうな顔になる。

「お前の身体は、俺がずっと綺麗にしてやる」普段は無口でも、こういう時は優しい言葉をかけていた、と思う。竜二ならば。

母さんの顔が満面の笑みになった。
「うん!」

なんとか乗り越えられたようだ。



シャワーを出してから舌を絡める。
裕太は、内心、早く固くなってくれと思っていた。母さんの身体が痛々しくて、反応がない。

すると、母さんの手がダラリと下がったものを触る。

僕は無視をして、母さんの身体を洗い始める。骨を触るようだった。贅肉とともに筋肉までなくなっている。

「何か食べたいものはあるか?」

「そうねぇ、思いっきりスパイスの効いた濃い味のもの、かな?」イタズラっぽく笑う。

「ダメだ」

「フフフッ」

全身を洗い終わると、母さんが僕の体を洗い始める。そして、
「座って」と言った。

「お前は中に入れ」

母さんはお湯が張ってある浴槽に入った。僕も足だけ中に入れ、浴槽の縁に座る。

そして、母さんは固くなる素振りのないものを掴んで、咥えた。みるみる固くなっていく。

「あぁ」と僕は声を上げるが、動く母さんが心配でならない。

「無理するな」と言った。

「これくらいなら、大丈夫だよぉ」
と言って、続ける。

無事に出そうになる。
「出る」と言って、口の中に射精した。

母さんは満足そうな顔をして飲み込んだ。

僕も中に入り、後ろから母さんを抱きしめる。

「良かった」と僕は感慨深げに言った。




しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

私の推し(兄)が私のパンツを盗んでました!?

ミクリ21
恋愛
お兄ちゃん! それ私のパンツだから!?

処理中です...