163 / 165
エピローグ 2
しおりを挟む
特別な事もなく日々は過ぎ、二学期の終業式が終わった。
詩織が、
「くれぐれも体調には気を付けること。全ての努力が無駄になるからね」と教壇で話した。
「はい!」
「いつも言ってるけど、結果は結果。たまたま良いこともあれば、悪いこともある。それに一喜一憂しないこと。みんな、ずっと自分を信じてあげて。努力は絶対に裏切らないわ。じゃあ、メリークリスマスアンドハッピーニューイヤー」
「メリークリスマスアンドハッピーニューイヤー!」
詩織は教壇を降りようとすると、入口というか廊下中に、女子生徒が集まっていた。
詩織は入口に行って、
「どうしたの?」と言った。
一人の女子生徒が、
「高峰くん、いますか?」と言った。
「もちろんいるけど、何?」
「高峰くんに、受験、大丈夫だよって言って欲しくて」
「えっ?皆もそうなの?」
「私も!」とアチコチから声が聞こえた。
「ちょっと待ってて」と詩織は優一の所に行って説明した。
「何人いるんですか?」
「多分、4、50人?」
「私も言って欲しい!」とクラスの中からも声が上がった。
「流石に恥ずかしいのと、テンションが続くのか不安ですね」
「分かった」と詩織は優一に言って、
「みんな、聞いて!」と詩織は大きな声を出した。
「後で、動画を撮って、学校のグループラインで送るから、拡散して。その方が何時でも観れるでしょ?」
「キャ~!」と歓声が上がった。
「みんな!僕達は先生達から、たくさんのことを教わった。だから、大丈夫。今度は僕達が先生達に恩返しする番だ」と優一も大きな声を出した。
「キャ~」とまた黄色い歓声が上がった。
「気を付けて帰るのよ」と詩織はまた大きな声を出した。廊下の女子生徒達が帰って行った。
「じゃあ、撮るわよ。皆は帰らないで」
詩織はスマホを構えながら、まずはクラス全員に黒板を背に集まらせた。
「僕も頑張ってる!」
「私も頑張ってる!」
「一人じゃない!」
「皆んなで頑張ろう!」
という動画を撮った。
「はい、みんなの分はOKよ。気を付けて帰りなさい」
「高峰くんの見たい」
「ほら、皆で見てたら、恥ずかしいでしょ。ちゃんと送るから」
「は~い」と皆が帰って行ったと思ったら、
「高峰くん、小百合が!」と渚が教室に入ってきた。
話を聞くと、同じように小百合の所に男子生徒が集まっているということだった。
詩織達は、すぐに行った。
「ちょっとあなた達!」
小百合は、
「受験、頑張って」と列になっている男子生徒達の一人一人に言っていた。
皆が振り返る。
「櫻井さんのことも考えなさい!」
「先生、大丈夫です」と小百合は言ったが、詩織が廊下を見ると、また数十人はいそうだ。
「みんな、動画を撮って、学校のグループラインで送るから。その方が何度も観れるでしょ?」と詩織はまた声を上げた。
「おぉっ」と声が上がった。
「だから、もう帰りなさい」
「みんな!先生達が教えてくれたことをちゃんと守れば大丈夫。みんなで頑張ろ!」と詩織は大きな声で言った。
「おぉぉ!」と野太い声が響いた。
「気を付けて帰るのよ」と詩織は何度目になるのか同じことを大声で言った。
そして、3人になった。
「はぁ~」3人ともため息をついた。
「まさか、こんなことになるとは」と優一は言った。
「えっ?優一も?」
「そうなんだ。先生が動画の話をしてくれなかったら、大変なことになってた」
「でも、ナイスアイデアですね」と小百合は言った。
「昔、フレッドに、いつも通り、何も特別なことはないってメッセージを書いた小さい写真を小さい巾着に入れてユニフォームに縫い付けてあげたの。でも、今は便利だからね」
「うわぁ、愛のなせる技ですね」小百合は嬉しそうに言った。
「そうなのかしら?」と詩織は優一を見た。
「それは嬉しいですね」と優一は言った。
それから、別々に動画を撮った。内容は3人で話し合い、何パターンか作った。
そして、撮影も終わり、
「裸で寝ると風引くからね」と詩織は言った。
「気を付けます」と小百合は少し恥ずかしそうに言った。
「じゃあ、結果、楽しみにしてるから」
「先生を悲しませるようなことにはなりません」と優一は力強く言った。
「うん。冬休みにはフレッドも日本に来るから、一度食事でもしましょう」
「はい!楽しみにしてます」と小百合は言い、2人は帰って行った。
詩織は職員室に行き、動画を拡散させる許可を取るために、他の教師達に説明した。
「なる程、いいアイデアですね。一人で机に向かっていると、孤独になりますからね。親があんまり言うと、ウザいって言われてしまいますから」
「それなら、私達のも撮りましょうよ」と誰かが言い、みんなノリノリになった。
みんなで内容を考えて、他の学年の教師に頼み、撮影してもらった。
「みんな、みんなが頑張ってるのは、私達がよく知ってます」
「他のみんなも頑張ってる」
「一人じゃない」
「いつでも相談に来ていいからね」
「無理しないで」
「健康には気を付けて」
「自分を信じてあげて」
「僕達が付いてる」と一人一人言い、
「せ~のぉ」
「みんな頑張れ!」と全員で手を振って終了した。
そこに、
「なんの騒ぎですか?」と校長が現れた。
「あぁ、すいません。実は・・・」
と詩織が説明した。
「おっ!それはいいアイデアですね」と校長は満面の笑みになった。
「これから恒例にしましょう。息抜きに見るには丁度いい」
結果的に、生徒にも父兄にも大好評だった。
詩織が、
「くれぐれも体調には気を付けること。全ての努力が無駄になるからね」と教壇で話した。
「はい!」
「いつも言ってるけど、結果は結果。たまたま良いこともあれば、悪いこともある。それに一喜一憂しないこと。みんな、ずっと自分を信じてあげて。努力は絶対に裏切らないわ。じゃあ、メリークリスマスアンドハッピーニューイヤー」
「メリークリスマスアンドハッピーニューイヤー!」
詩織は教壇を降りようとすると、入口というか廊下中に、女子生徒が集まっていた。
詩織は入口に行って、
「どうしたの?」と言った。
一人の女子生徒が、
「高峰くん、いますか?」と言った。
「もちろんいるけど、何?」
「高峰くんに、受験、大丈夫だよって言って欲しくて」
「えっ?皆もそうなの?」
「私も!」とアチコチから声が聞こえた。
「ちょっと待ってて」と詩織は優一の所に行って説明した。
「何人いるんですか?」
「多分、4、50人?」
「私も言って欲しい!」とクラスの中からも声が上がった。
「流石に恥ずかしいのと、テンションが続くのか不安ですね」
「分かった」と詩織は優一に言って、
「みんな、聞いて!」と詩織は大きな声を出した。
「後で、動画を撮って、学校のグループラインで送るから、拡散して。その方が何時でも観れるでしょ?」
「キャ~!」と歓声が上がった。
「みんな!僕達は先生達から、たくさんのことを教わった。だから、大丈夫。今度は僕達が先生達に恩返しする番だ」と優一も大きな声を出した。
「キャ~」とまた黄色い歓声が上がった。
「気を付けて帰るのよ」と詩織はまた大きな声を出した。廊下の女子生徒達が帰って行った。
「じゃあ、撮るわよ。皆は帰らないで」
詩織はスマホを構えながら、まずはクラス全員に黒板を背に集まらせた。
「僕も頑張ってる!」
「私も頑張ってる!」
「一人じゃない!」
「皆んなで頑張ろう!」
という動画を撮った。
「はい、みんなの分はOKよ。気を付けて帰りなさい」
「高峰くんの見たい」
「ほら、皆で見てたら、恥ずかしいでしょ。ちゃんと送るから」
「は~い」と皆が帰って行ったと思ったら、
「高峰くん、小百合が!」と渚が教室に入ってきた。
話を聞くと、同じように小百合の所に男子生徒が集まっているということだった。
詩織達は、すぐに行った。
「ちょっとあなた達!」
小百合は、
「受験、頑張って」と列になっている男子生徒達の一人一人に言っていた。
皆が振り返る。
「櫻井さんのことも考えなさい!」
「先生、大丈夫です」と小百合は言ったが、詩織が廊下を見ると、また数十人はいそうだ。
「みんな、動画を撮って、学校のグループラインで送るから。その方が何度も観れるでしょ?」と詩織はまた声を上げた。
「おぉっ」と声が上がった。
「だから、もう帰りなさい」
「みんな!先生達が教えてくれたことをちゃんと守れば大丈夫。みんなで頑張ろ!」と詩織は大きな声で言った。
「おぉぉ!」と野太い声が響いた。
「気を付けて帰るのよ」と詩織は何度目になるのか同じことを大声で言った。
そして、3人になった。
「はぁ~」3人ともため息をついた。
「まさか、こんなことになるとは」と優一は言った。
「えっ?優一も?」
「そうなんだ。先生が動画の話をしてくれなかったら、大変なことになってた」
「でも、ナイスアイデアですね」と小百合は言った。
「昔、フレッドに、いつも通り、何も特別なことはないってメッセージを書いた小さい写真を小さい巾着に入れてユニフォームに縫い付けてあげたの。でも、今は便利だからね」
「うわぁ、愛のなせる技ですね」小百合は嬉しそうに言った。
「そうなのかしら?」と詩織は優一を見た。
「それは嬉しいですね」と優一は言った。
それから、別々に動画を撮った。内容は3人で話し合い、何パターンか作った。
そして、撮影も終わり、
「裸で寝ると風引くからね」と詩織は言った。
「気を付けます」と小百合は少し恥ずかしそうに言った。
「じゃあ、結果、楽しみにしてるから」
「先生を悲しませるようなことにはなりません」と優一は力強く言った。
「うん。冬休みにはフレッドも日本に来るから、一度食事でもしましょう」
「はい!楽しみにしてます」と小百合は言い、2人は帰って行った。
詩織は職員室に行き、動画を拡散させる許可を取るために、他の教師達に説明した。
「なる程、いいアイデアですね。一人で机に向かっていると、孤独になりますからね。親があんまり言うと、ウザいって言われてしまいますから」
「それなら、私達のも撮りましょうよ」と誰かが言い、みんなノリノリになった。
みんなで内容を考えて、他の学年の教師に頼み、撮影してもらった。
「みんな、みんなが頑張ってるのは、私達がよく知ってます」
「他のみんなも頑張ってる」
「一人じゃない」
「いつでも相談に来ていいからね」
「無理しないで」
「健康には気を付けて」
「自分を信じてあげて」
「僕達が付いてる」と一人一人言い、
「せ~のぉ」
「みんな頑張れ!」と全員で手を振って終了した。
そこに、
「なんの騒ぎですか?」と校長が現れた。
「あぁ、すいません。実は・・・」
と詩織が説明した。
「おっ!それはいいアイデアですね」と校長は満面の笑みになった。
「これから恒例にしましょう。息抜きに見るには丁度いい」
結果的に、生徒にも父兄にも大好評だった。
0
あなたにおすすめの小説
永遠の十七歳なんて、呪いに決まってる
鷹 綾
恋愛
永遠の十七歳――
それは祝福ではなく、三百年続く“呪い”だった。
公には「名門イソファガス家の孫娘」として知られる少女キクコ。
だがその正体は、歴史の裏側で幾度も国を救ってきた不老の元聖女であり、
王家すら真実を知らぬ“生きた時代遺産”。
政治も権力も、面倒ごとは大嫌い。
紅茶と読書に囲まれた静かな余生(?)を望んでいたキクコだったが――
魔王討伐後、王位継承問題に巻き込まれたことをきっかけに、
まさかの王位継承権十七位という事実が発覚する。
「……私が女王? 冗談じゃないわ」
回避策として動いたはずが、
誕生した新国王アルフェリットから、なぜか突然の求婚。
しかも彼は、
幼少期に命を救われた“恩人”がキクコであることを覚えていた――
年を取らぬ姿のままで。
永遠に老いない少女と、
彼女の真実を問わず選んだ自分ファーストな若き王。
王妃になどなる気はない。
けれど、逃げ続けることももうできない。
これは、
歴史の影に生きてきた少女が、
はじめて「誰かの隣」を選ぶかもしれない物語。
ざまぁも陰謀も押し付けない。
それでも――
この国で一番、誰よりも“強い”のは彼女だった。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
憧れのあなたとの再会は私の運命を変えました~ハッピーウェディングは御曹司との偽装恋愛から始まる~
けいこ
恋愛
15歳のまだ子どもだった私を励まし続けてくれた家庭教師の「千隼先生」。
私は密かに先生に「憧れ」ていた。
でもこれは、恋心じゃなくただの「憧れ」。
そう思って生きてきたのに、10年の月日が過ぎ去って25歳になった私は、再び「千隼先生」に出会ってしまった。
久しぶりに会った先生は、男性なのにとんでもなく美しい顔立ちで、ありえない程の大人の魅力と色気をまとってた。
まるで人気モデルのような文句のつけようもないスタイルで、その姿は周りを魅了して止まない。
しかも、高級ホテルなどを世界展開する日本有数の大企業「晴月グループ」の御曹司だったなんて…
ウエディングプランナーとして働く私と、一緒に仕事をしている仲間達との関係、そして、家族の絆…
様々な人間関係の中で進んでいく新しい展開は、毎日何が起こってるのかわからないくらい目まぐるしくて。
『僕達の再会は…本当の奇跡だ。里桜ちゃんとの出会いを僕は大切にしたいと思ってる』
「憧れ」のままの存在だったはずの先生との再会。
気づけば「千隼先生」に偽装恋愛の相手を頼まれて…
ねえ、この出会いに何か意味はあるの?
本当に…「奇跡」なの?
それとも…
晴月グループ
LUNA BLUホテル東京ベイ 経営企画部長
晴月 千隼(はづき ちはや) 30歳
×
LUNA BLUホテル東京ベイ
ウエディングプランナー
優木 里桜(ゆうき りお) 25歳
うららかな春の到来と共に、今、2人の止まった時間がキラキラと鮮やかに動き出す。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
【完結済】25億で極道に売られた女。姐になります!
satomi
恋愛
昼夜問わずに働く18才の主人公南ユキ。
働けども働けどもその収入は両親に搾取されるだけ…。睡眠時間だって2時間程度しかないのに、それでもまだ働き口を増やせと言う両親。
早朝のバイトで頭は朦朧としていたけれど、そんな時にうちにやってきたのは白虎商事CEOの白川大雄さん。ポーンっと25億で私を買っていった。
そんな大雄さん、白虎商事のCEOとは別に白虎組組長の顔を持っていて、私に『姐』になれとのこと。
大丈夫なのかなぁ?
あの夜、あなたがくれた大切な宝物~御曹司はどうしようもないくらい愛おしく狂おしく愛を囁く~
けいこ
恋愛
密かに想いを寄せていたあなたとのとろけるような一夜の出来事。
好きになってはいけない人とわかっていたのに…
夢のような時間がくれたこの大切な命。
保育士の仕事を懸命に頑張りながら、可愛い我が子の子育てに、1人で奔走する毎日。
なのに突然、あなたは私の前に現れた。
忘れようとしても決して忘れることなんて出来なかった、そんな愛おしい人との偶然の再会。
私の運命は…
ここからまた大きく動き出す。
九条グループ御曹司 副社長
九条 慶都(くじょう けいと) 31歳
×
化粧品メーカー itidouの長女 保育士
一堂 彩葉(いちどう いろは) 25歳
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
腹黒上司が実は激甘だった件について。
あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。
彼はヤバいです。
サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。
まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。
本当に厳しいんだから。
ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。
マジで?
意味不明なんだけど。
めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。
素直に甘えたいとさえ思った。
だけど、私はその想いに応えられないよ。
どうしたらいいかわからない…。
**********
この作品は、他のサイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる