旦那様は、パーフェクト高校生

ぱるゆう

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小百合のお泊り 2 メモ

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「小百合、早く飲みたい」と優一は慌てて言った。

「あっ、そうよね」まず、優一を座らせて、2つのコップにジュースを注いだ。

小百合が対面に座った。いつも詩織が座っている席だ。

「飲める?」

「うん、大丈夫」優一は両手で抱えて飲み、
「ふぅ~」と息を出した。

小百合も一口のみ、紙を見ている。
「ふ~ん、こんな食材がいいんだ。優一は、どんなメニューがいい?」
と紙を見せた。

「血が足りない気がする」

「それだとレバー炒め?レバーはあるの?」

「多分、昨日の残りが」と言って、優一はマズイと思った。誰が作ったんだって話だ。恐る恐る小百合の顔を見る。

やっぱり少し悲しそうな顔をしていた。

「本当は帰るはずだったんだ。でも、僕がこんな風になっちゃったから、しょうがなかったんだ」

「うん、分かってる。こんな紙まで残して、本当に優一のこと心配してくれたんだね」

「ごめん、小百合に頼めばよかったんだけど。泊まらなくちゃならなくなるから、頼めなかった」

「本当はいつから痛かったの?」

「スタジアムの更衣室で着替えている時から、ジンジンし始めた。その時は、一晩寝れば治ると思ったんだ。でも、家に帰ってる途中で、かなり痛みだして」

「それで医者に連れてってもらったの?」

「うん。部屋で待っててもらったから」

「そうだったんだ」詩織は優一の目を見つめるのを止めた。

「今日の夜は?」

「今週中は来ない。小百合に任せるって」

「えっ?どうして?私に優一を譲るようなことをするの?」

「それは僕にも分かんないよ。僕と小百合をくっつけようとしてるのは間違いない」

「その人は優一のこと、まだ好きじゃないの?」

「多分ね。いくら言っても、聞く耳がない感じだよ」

優一の目は普通だ。
「優一は、どうしたいの?」

「僕は考えを変えるつもりはない。前に話した通り」

「そっか。あっ、そんなことより、ご飯どうする?」

「そんなこと?」と優一は呟いたが、
「任せるよ。小百合の料理なんて、久しく食べてないから、何が作れるのか分かんないし」

「はぁ?何回もお弁当作ってあげたじゃない」

「弁当と料理は別だろ。あっ、イタタッ」

「えっ!大丈夫?」

「ごめん、先に痛み止め飲ませて」

「何処にあるの?」

「電子レンジの脇」

小百合は急いで立ち上がって、薬の袋と水を持ってきた。

小百合は、袋から取り出して、優一の口に薬を入れた。優一は両手で水を飲んだ。

「ふぅ~、ありがとう。ついでに湿布も変えてくれない?」

「うん。湿布は?」

「小百合の隣の席のレジ袋の中」

小百合はレジ袋をテーブルの上に出した。

湿布が入った箱と、サポーターをテーブルの上に出した。

「どうしたらいい?」

「まずは上の服を脱がせて」

「分かった」

優一の上着を脱がせた。
「けっこう汗かいてない。着替える?」

「それは後でいいから」と両手をテーブルの上に乗せた。

「これを外して、新しいのと交換すればいい?」

「うん、流石、小百合だ。対応力が凄いな」

「そんなこと言ってる余裕はあるのね?」小百合は少し呆れた。

サポーターを外して、湿布を剥がした。
「えっ!こんなに酷いの!」

「昨日はもっと腫れてた。よかった。折れてはないみたいだ」

「えっ!医者に行ったんじゃないの?」

「レントゲンだと全部は分かんないんだって。もっと腫れてたら、また医者に行かないとならなかった」

「まぁ、それは良かったわ」小百合は新しい湿布貼ろうとして、
「ちょっと待ってて。洗面所はどこ?」

「リビングを出て、すぐ左側」

「分かった」小百合は濡れたタオルを持って戻った。

「後で痒くなるかもしれないから」と軽く叩くように、腕の周りを拭いた。

「ありがとう。さっぱりする」

「あっ!お風呂入った方がいい?」

「えっ!」優一は朝から、その話になると思わなかったので、ビックリした。

「あぁ、そうよね。自分で服も脱げないのよね」

詩織は吹き終わったら、湿布を貼ってサポーターを巻いた。

「これでいい?」

「流石、小百合、完璧だよ」

「それなら良かった。着替えは?」

「こっち」と優一が歩いていく後をついて行く。

「ここに着替えは全部あるから」とクローゼットの前に立った。

「分かった」と言って、小百合はクローゼットを開いた。

小百合が引き出しを開けると、
「キャッ」と小さく叫んで、引き出しを閉めた。優一の下の下着だった。

「悪いけど、寝る時は着替えさせて欲しい。今はいいけど」

「あぁ~、そうよね。うん、大丈夫」

「その下がティシャツで、隣がスエット」

「分かった」ティシャツと上のスエットを持って、テーブルに戻った。

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