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小百合のお泊り 9 スーパーマーケット
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スーパーに着いた。
優一はカートを押せないので、小百合が押しながら、スマホのメモを見て食材をカートに入れていく。
楽しそうにしている小百合を眺めながら、自分も詩織と一緒に買い物している時は、こんな顔をしているのだろう、と優一は思った。
一緒に夕飯の食材を買って、同じ部屋に帰る。それは家族でない2人にとって、とても特別なことに感じる。
でも、自分がそうしたい相手は、小百合ではない。申し訳ない気持ちになる。
とりあえず受験が終わるまでは、小百合の好きにさせてあげよう。し~ちゃんが自分にしてくれてるように。
「何作るの?」
「チーズ入りのハンバーグ」
「うわっ!楽しみ」
「明日の朝は魚で、お弁当は残りものだけど、いい?」
「えっ?お弁当まで?大変だしいいよ」
「大変だから、残り物なの」
「分かった。任せる」
「一人で食べられないから、私の教室に来てね、渚と3人で食べるから」
「あっ、そうなるか?分かった」
更に小百合が楽しそうになった。
「あっ!渚さんの彼氏の話、進めないとね」
「そうだった!」小百合も思い出したようだ。
「僕に食べさせてたら、また彼氏欲しいって言われるかもよ」
「あぁ、そうよね。もう誰か考えてるの?」
「うん、大体はね。後は、彼女がいないか確認するだけ。あっ!金曜は、サッカー部で試合の残念会するから」
「えっ?そうなの?」
「うん、早く受験に切り替えるために、毎年すぐやるんだ」
「私も行く」
「えっ?マジで?」
「ダメ?」
「小百合なら、男はみんな喜ぶと思うけど。女子マネージャー達が何て言うか・・・」
「あっ、そっか。分かった。部屋で待ってる」
「えっ?金曜も泊まるの?」
「あの人と会うの?」
「いや、来週は会わないけど・・・」
「それなら別にいいじゃん」
「でも、跡は残ってるかもしれないけど、多分、元気だよ」
「優一の面倒は私が見るの」
「ちょっと待って。流石に来週の日曜には帰るよね?」
「帰らなくちゃダメ?」小百合は寂しそうな顔をした。
「ごめん。できれば帰って欲しい」
小百合は下を向いた。
「夏休みなら、毎日はダメだけど。何日かならいいから。それに、何処か出かけよう」
「うん、分かった・・・」
それから小百合は無言で食材をカートに入れていった。
はぁ~、面倒くさい、と優一は思った。
ん?これって、し~ちゃんも思ってるのか?
でも、小百合はあの部屋で裸を見せるつもりはないらしいから、第一関門は何も問題ない。
そして旅行さえ終われば、し~ちゃんとの結婚がぐっと近づく。
優一は小百合の後ろを歩いていたので、ついニンマリとしてしまったが、小百合の後ろ姿を見て、また申し訳ない気持ちにもなる。
今、小百合は僕のために買い物をして、夕飯を作ってくれようとしている。まぁ、流石に結婚となれば小百合も諦めるだろう。それまで、何とかしなくてはならない。
「小百合、何食べたい?」
「えっ?」
「僕の腕が使えるようになったら、その時は僕が作るよ」
「う~ん・・・、考えとく」
「考えといてね」
「うん」小百合が微笑んだ。
少しは小百合の機嫌が治ったようで、ホッとした。
ん?昨日、僕はへそを曲げてたような。あぁ~、僕もし~ちゃんにワガママ言わないようにしないと、優一は反省した。
会計をして、スーパーを出た。
「重くない?」優一は申し訳なさそうに言った。
「必要最低限だから大丈夫。重いものもそんなにないし」
「持たせちゃって、ごめんね」
「大丈夫だって。そんなに気にしないでよ。そう言えば、もうすぐ野球の練習も始めるんでしょ?」
「うん、腕が治れば、夕方、走り始めるつもり」
「無理しないでよ」
「肩痛めないようにゆっくりやる」
部屋に戻ってきた。
小百合が冷蔵庫に食材を入れていると、
「ごめん、疲れたからまた寝てくる」と優一が言った。
「うん。しばらくしたら起こした方がいい?」
「夕飯できたら、起こして」
「分かった」小百合は、食材を冷蔵庫に入れようとした。
「ありがとう」
「えっ?」小百合はビックリして食材から顔を上げた。
「小百合がいて、助かるし、安心する」優一は少し恥ずかしそうに言った。
「気にしないで、彼女なんだから」小百合は嬉しそうな顔をして、食材を冷蔵庫に入れ始めた。
優一は、その様子に微笑んで、寝室に入った。
優一はカートを押せないので、小百合が押しながら、スマホのメモを見て食材をカートに入れていく。
楽しそうにしている小百合を眺めながら、自分も詩織と一緒に買い物している時は、こんな顔をしているのだろう、と優一は思った。
一緒に夕飯の食材を買って、同じ部屋に帰る。それは家族でない2人にとって、とても特別なことに感じる。
でも、自分がそうしたい相手は、小百合ではない。申し訳ない気持ちになる。
とりあえず受験が終わるまでは、小百合の好きにさせてあげよう。し~ちゃんが自分にしてくれてるように。
「何作るの?」
「チーズ入りのハンバーグ」
「うわっ!楽しみ」
「明日の朝は魚で、お弁当は残りものだけど、いい?」
「えっ?お弁当まで?大変だしいいよ」
「大変だから、残り物なの」
「分かった。任せる」
「一人で食べられないから、私の教室に来てね、渚と3人で食べるから」
「あっ、そうなるか?分かった」
更に小百合が楽しそうになった。
「あっ!渚さんの彼氏の話、進めないとね」
「そうだった!」小百合も思い出したようだ。
「僕に食べさせてたら、また彼氏欲しいって言われるかもよ」
「あぁ、そうよね。もう誰か考えてるの?」
「うん、大体はね。後は、彼女がいないか確認するだけ。あっ!金曜は、サッカー部で試合の残念会するから」
「えっ?そうなの?」
「うん、早く受験に切り替えるために、毎年すぐやるんだ」
「私も行く」
「えっ?マジで?」
「ダメ?」
「小百合なら、男はみんな喜ぶと思うけど。女子マネージャー達が何て言うか・・・」
「あっ、そっか。分かった。部屋で待ってる」
「えっ?金曜も泊まるの?」
「あの人と会うの?」
「いや、来週は会わないけど・・・」
「それなら別にいいじゃん」
「でも、跡は残ってるかもしれないけど、多分、元気だよ」
「優一の面倒は私が見るの」
「ちょっと待って。流石に来週の日曜には帰るよね?」
「帰らなくちゃダメ?」小百合は寂しそうな顔をした。
「ごめん。できれば帰って欲しい」
小百合は下を向いた。
「夏休みなら、毎日はダメだけど。何日かならいいから。それに、何処か出かけよう」
「うん、分かった・・・」
それから小百合は無言で食材をカートに入れていった。
はぁ~、面倒くさい、と優一は思った。
ん?これって、し~ちゃんも思ってるのか?
でも、小百合はあの部屋で裸を見せるつもりはないらしいから、第一関門は何も問題ない。
そして旅行さえ終われば、し~ちゃんとの結婚がぐっと近づく。
優一は小百合の後ろを歩いていたので、ついニンマリとしてしまったが、小百合の後ろ姿を見て、また申し訳ない気持ちにもなる。
今、小百合は僕のために買い物をして、夕飯を作ってくれようとしている。まぁ、流石に結婚となれば小百合も諦めるだろう。それまで、何とかしなくてはならない。
「小百合、何食べたい?」
「えっ?」
「僕の腕が使えるようになったら、その時は僕が作るよ」
「う~ん・・・、考えとく」
「考えといてね」
「うん」小百合が微笑んだ。
少しは小百合の機嫌が治ったようで、ホッとした。
ん?昨日、僕はへそを曲げてたような。あぁ~、僕もし~ちゃんにワガママ言わないようにしないと、優一は反省した。
会計をして、スーパーを出た。
「重くない?」優一は申し訳なさそうに言った。
「必要最低限だから大丈夫。重いものもそんなにないし」
「持たせちゃって、ごめんね」
「大丈夫だって。そんなに気にしないでよ。そう言えば、もうすぐ野球の練習も始めるんでしょ?」
「うん、腕が治れば、夕方、走り始めるつもり」
「無理しないでよ」
「肩痛めないようにゆっくりやる」
部屋に戻ってきた。
小百合が冷蔵庫に食材を入れていると、
「ごめん、疲れたからまた寝てくる」と優一が言った。
「うん。しばらくしたら起こした方がいい?」
「夕飯できたら、起こして」
「分かった」小百合は、食材を冷蔵庫に入れようとした。
「ありがとう」
「えっ?」小百合はビックリして食材から顔を上げた。
「小百合がいて、助かるし、安心する」優一は少し恥ずかしそうに言った。
「気にしないで、彼女なんだから」小百合は嬉しそうな顔をして、食材を冷蔵庫に入れ始めた。
優一は、その様子に微笑んで、寝室に入った。
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