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小百合と優一の月曜日 2 職員室
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小百合は、人目も憚らず優一の上腕で腕を組んでいる。
「フフフッ、部屋から一緒に登校するなんて、楽しいね」とても嬉しそうに言った。
「はいはい、小百合がいてくれて助かってます」
「それだけ?」小百合が優一の顔を覗き込む。
「嬉しいです!」と優一が言うと、小百合は満足そうな顔をした。
優一のマンションがある場所は、平日の朝は、スーツを着た大人の男女が通勤するところだ。
ただでさえ、高校の制服を着た優一一人でも目立つのに、カップルの2人だ。更に目立つ。というよりか、空気が違っているように見える。
そんなことは、この2人には関係なく、駅へと向かっていく。
電車の中では、詩織はリュックを背負ったまま、優一に抱きついた。優一はリュックを足の間に置き、詩織のリュックの上に両手を置いて、足を踏ん張った。
なんとか高校のある駅に着き、学校に着いた。
まずは職員室に行く。優一はシャーペンも持てないし、タブレットも操作できないから、事前に言っておく必要がある。
「失礼します」と小百合が言いながら、扉を開けた。
「あら?櫻井さん、どうしたの?」と一番近くにいた詩織が言った。小百合の後ろに優一がいるのは分かっていた。
「どうしたの、櫻井さん?」
「実は、土曜日のサッカーの試合で、高峰くんが両腕に怪我をしてしまって」
詩織はビックリした顔を見せた。
「えっ!どんな怪我なの?」
「打撲です」と優一が言った。
「見てもいい?」
「はい」と優一が言って、小百合がブレザーを脱がせて、ワイシャツの袖をまくった。
「おぉ~」と声が上がる。いつの間にか他の先生達も集まっていた。
サポーターがきちんと巻かれている様子を見て、ちゃんとできてるみたいね、詩織はホッとした。
「中も見ますか?」優一は言った。
「痛くないならお願い」
優一が頷くと、小百合がサポーターと湿布を外した。
「うわっ!かなり酷いわね」詩織は顔をしかめた。
そこにサッカー部の顧問の佐伯先生が来て、怪我を見た。
「高峰!大丈夫なのか?あの時に気づくべきだった。本当に申し訳ない」と佐伯先生は頭を下げた。
「そっ、そんな、気にしないでください。痛み出したのは、試合が終わって帰る途中なんで。僕もそれまで、こんなに酷くなるなんて思ってませんでした」
「医者には?」
「土曜日に行きました。そこまで腫れてないから、折れてはいないとレントゲンを見て言ってました。今は手を動かすと痛いんですが、火曜か水曜には痛くなくなると思います」
「それは良かった」とりあえず大事ではないようなので、佐伯先生は安心した。
「それで授業なんですけど、高峰くんは手を動かせないので、聞くだけってことになります。私が同じクラスならいいんですけど」
「そのへんは大丈夫よ。何とかするわ」詩織は言った。
「はい、よろしくお願いします。それと、ズボンだとトイレが大変なので、ジャージに着替えてもいいですか?」
「あぁ、事情が事情だから仕方ない。今なら更衣室は誰もいないだろうから、使いなさい」
「はい」
小百合は、湿布とサポーターを元に戻して、ペコっと頭を下げた。優一も軽く頭を下げた。
2人は職員室から出ていった。
「あぁ、こんなことに気が付かないなんて、顧問失格だ」佐伯先生は嘆いた。
「でも、適切に処理されてるみたいですから、跡も残らなそうですよ」詩織は言った。
「そうなんですか?」佐伯先生は。すがるような目で詩織を見た。
「はい、私は何度も打撲を見てますから、安心してください」
「美杉先生の言葉を信じます」
詩織は笑顔で頷いた。
良かった。メモのことも守れてるみたいだし、料理も大丈夫そうね。
優一と小百合は、男子更衣室に入った。
優一を立たせて、小百合はベンチに腰掛けた。
ベルトを外して、ズボンを下ろした。優一は、小百合の肩を手を置いて、足を抜いた。小百合は畳んで、ベンチに置いた。
そして、リュックからジャージを出して、優一の足元に置いた。優一はまた小百合の方に手を置き、足を通した。
小百合は腰まで持ち上げた。
「早くも慣れてる」
「私だけドキドキしてるのが馬鹿らしくなったの」
「別に小百合は悪く・・・」
「分かってるって」優一のリュックから弁当箱を出して、ズボンを入れて更衣室を出た。
優一のクラスに入った。クラスメイトにも言っおかないと、ぼうっと黒板を見ているだけの優一が気になるだろう
小百合は教壇に立ち、その隣に優一が立った。
そして、小百合が
「みんな、言っておきたいことがあるんだけど」
「フフフッ、部屋から一緒に登校するなんて、楽しいね」とても嬉しそうに言った。
「はいはい、小百合がいてくれて助かってます」
「それだけ?」小百合が優一の顔を覗き込む。
「嬉しいです!」と優一が言うと、小百合は満足そうな顔をした。
優一のマンションがある場所は、平日の朝は、スーツを着た大人の男女が通勤するところだ。
ただでさえ、高校の制服を着た優一一人でも目立つのに、カップルの2人だ。更に目立つ。というよりか、空気が違っているように見える。
そんなことは、この2人には関係なく、駅へと向かっていく。
電車の中では、詩織はリュックを背負ったまま、優一に抱きついた。優一はリュックを足の間に置き、詩織のリュックの上に両手を置いて、足を踏ん張った。
なんとか高校のある駅に着き、学校に着いた。
まずは職員室に行く。優一はシャーペンも持てないし、タブレットも操作できないから、事前に言っておく必要がある。
「失礼します」と小百合が言いながら、扉を開けた。
「あら?櫻井さん、どうしたの?」と一番近くにいた詩織が言った。小百合の後ろに優一がいるのは分かっていた。
「どうしたの、櫻井さん?」
「実は、土曜日のサッカーの試合で、高峰くんが両腕に怪我をしてしまって」
詩織はビックリした顔を見せた。
「えっ!どんな怪我なの?」
「打撲です」と優一が言った。
「見てもいい?」
「はい」と優一が言って、小百合がブレザーを脱がせて、ワイシャツの袖をまくった。
「おぉ~」と声が上がる。いつの間にか他の先生達も集まっていた。
サポーターがきちんと巻かれている様子を見て、ちゃんとできてるみたいね、詩織はホッとした。
「中も見ますか?」優一は言った。
「痛くないならお願い」
優一が頷くと、小百合がサポーターと湿布を外した。
「うわっ!かなり酷いわね」詩織は顔をしかめた。
そこにサッカー部の顧問の佐伯先生が来て、怪我を見た。
「高峰!大丈夫なのか?あの時に気づくべきだった。本当に申し訳ない」と佐伯先生は頭を下げた。
「そっ、そんな、気にしないでください。痛み出したのは、試合が終わって帰る途中なんで。僕もそれまで、こんなに酷くなるなんて思ってませんでした」
「医者には?」
「土曜日に行きました。そこまで腫れてないから、折れてはいないとレントゲンを見て言ってました。今は手を動かすと痛いんですが、火曜か水曜には痛くなくなると思います」
「それは良かった」とりあえず大事ではないようなので、佐伯先生は安心した。
「それで授業なんですけど、高峰くんは手を動かせないので、聞くだけってことになります。私が同じクラスならいいんですけど」
「そのへんは大丈夫よ。何とかするわ」詩織は言った。
「はい、よろしくお願いします。それと、ズボンだとトイレが大変なので、ジャージに着替えてもいいですか?」
「あぁ、事情が事情だから仕方ない。今なら更衣室は誰もいないだろうから、使いなさい」
「はい」
小百合は、湿布とサポーターを元に戻して、ペコっと頭を下げた。優一も軽く頭を下げた。
2人は職員室から出ていった。
「あぁ、こんなことに気が付かないなんて、顧問失格だ」佐伯先生は嘆いた。
「でも、適切に処理されてるみたいですから、跡も残らなそうですよ」詩織は言った。
「そうなんですか?」佐伯先生は。すがるような目で詩織を見た。
「はい、私は何度も打撲を見てますから、安心してください」
「美杉先生の言葉を信じます」
詩織は笑顔で頷いた。
良かった。メモのことも守れてるみたいだし、料理も大丈夫そうね。
優一と小百合は、男子更衣室に入った。
優一を立たせて、小百合はベンチに腰掛けた。
ベルトを外して、ズボンを下ろした。優一は、小百合の肩を手を置いて、足を抜いた。小百合は畳んで、ベンチに置いた。
そして、リュックからジャージを出して、優一の足元に置いた。優一はまた小百合の方に手を置き、足を通した。
小百合は腰まで持ち上げた。
「早くも慣れてる」
「私だけドキドキしてるのが馬鹿らしくなったの」
「別に小百合は悪く・・・」
「分かってるって」優一のリュックから弁当箱を出して、ズボンを入れて更衣室を出た。
優一のクラスに入った。クラスメイトにも言っおかないと、ぼうっと黒板を見ているだけの優一が気になるだろう
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そして、小百合が
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