旦那様は、パーフェクト高校生

ぱるゆう

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小百合と雄一の月曜日 3 重大発表?

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クラス中が小百合を注目した。今、学校イチ注目されている2人である。

「まさか、結婚」と誰かがぼそっと言ったのが、静まり返った教室の雰囲気を緊張感に包んだ

「違います。高峰くんが土曜のサッカーの試合で怪我をして・・・」

みんなが考えたものとは違ったが、それでもかなり驚いた雰囲気になった。

「えっ!大丈夫?」、「どんな怪我?」、「いやぁぁ、高峰くんが死んじゃうぅ」等と。

「両腕を打撲したの。だから、しばらく手が動かせないから、みんな授業を助けてあげて」

「そんなことは大丈夫」、「私がノート見せる」と声がした。

「ありがとう。怪我は遅くとも明後日までには治ると思うから、よろしくね」

「任せといて」、「ちゃんと面倒見るから」と声が帰ってきた。

「みんな、ありがとう。しばらく、みんなのお世話になります」最後に優一が言った。

小百合は教室を出て、優一は席に座った。みんなが集まってくる。

「怪我見たい」

まぁ、高校生なら、こんな反応だろうな、と優一は思った。

「小百合がいないと見せられない」と優一は言った。

「あの時に怪我したの?相手とぶつかった時」

このクラスにサッカー部はいないが、女子は半分ぐらいは見に来てくれていた。

「うん、試合中は痛くならなかったんだけど、帰ってる途中で痛くなった。医者に行ったら、骨は折れてないって」

「折れてなくて良かった」女の子達はホッとした顔をした。

「ほら、チャイム鳴ってるわよ」詩織が教室に入ってきた。いつのまにかチャイムが鳴っていたらしい。

「みんな聞いて」と詩織が言った。

「はい、高峰くんは、クラスのみんなで助けます」と誰かが言った。

「あぁ、聴いてたの。手が動かせないようだから、手伝ってあげて。ただトイレは大丈夫みたい」

「えっ!残念」、「手伝ってあげようって思ったのに」、「支えてあげたかった」!「個室に一緒に入りたかった」と女子達から不満の声がアチラコチラから上がった。

おいおい、と詩織も含めて、男子達はみな引いた。



一方、小百合は・・・

「あれ?どうしたの弁当箱2つなんて」渚は言った。

「本当は昨日迄に話せればよかったんだけど、色々と大変で連絡できなかった」

「何があったの?」

「優一がサッカーの試合でぶつかったでしょ。あの時に怪我しちゃって」

「えっ!大丈夫なの?」

「医者に行ったら、骨は折れてないって」 
 
「打撲ってこと?」

「うん、両腕とも」

「あちゃ~。あれ?優一くん、一人暮らしって言ってなかった?」

「うん、だから、面倒を見に行ってる」

「夜は?」

「泊まってる」

「お風呂は?」

「私が洗ってる」

「えっ!裸で?」

「私はタオル巻いてる」

「じゃー、見たんだ?」

小百合は恥ずかしそうに頷いた。

「大変だったわね」

「何が?」

「形が変わるんでしょ?いくら小百合が裸じゃなくたって」

うっ、本当のことは言えない。その理由も説明できない。
「まぁね、でも、身体を温めるようなことはダメだから、さっさと洗って、出たわ」

「そうなんだ。夜は?」

「行ったでしょ?身体を温めるようなことはダメなの。それに、優一は疲れやすくなってるみたいだから、すぐに寝ちゃったし」

「えっ?何もなかったの?」

「看病に行ったんだよ。そういうのは、また今度。ちゃんと、そういう雰囲気になった時」 

「小百合も優一くんも真面目だなぁ。私なら、それでも襲いかかってるわ」

「初めては、ちゃんとしたい。それ以降は、するのが当たり前になっちゃうんだから」

「それもそうね。はぁ~、私はいつになるんだろう」

「まだ高校生だよ。急ぐ必要もないじゃん」

「でも、大学生になったら、そういうことを誘われることも多くなるじゃん。なんだ、初めてか、今まで誰にも相手されなかったんだなって思われちゃうよ」

「どんな大学生活のイメージなのよ。フフフッ。私は優一だけでいいから、関係ないわ」

「彼氏持ちは余裕があっていいわね」

「あっ、お昼3人で食べるから」

「うん」

「ちゃんと渚の彼氏のこと考えてくれてるから、安心して。詳しくはお昼に聞いて」

「えっ!ホント!あぁ、昼休みが待ち遠しい」

「それは、いつものことでしょ?」

「そっか、フフフッ」
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