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020107【ヨモギ団子】
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幼い頃、春先になると決まってヨモギを摘んだ。
「裏の畑からたくさん採ってきて」
そう言われると、一斉に私と従兄弟達は子犬のように駆けていき、雑草の茂った畑を目指した。ヨモギが生えている畑はキャベツやネギなどを育てている畑を抜けて、用水路を挟んだところにあった。
用水路を迂回していくとひどく遠回りになるので、私たちは思い切りジャンプをして飛び越えた。
たまに飛び越える事が出来ずに落ちてしまう事もあったが、それでも気にせずヨモギを目指した。
ヨモギのある畑はあまり管理がされていなかったため、様々な種類の草花が思い思いに生えていた。
その中から、ヨモギを見つけなければならなかったが、見分けるのはそう難しくなかった。
「葉がギザギザで裏は白いものを探しておいで」
今思うとこれで必ずしもヨモギだとするのは安直なのかもしれないが、きっと取ってきたものを選別してくれていたのだと思う。
両手に顔が見えなくなるほど抱え、遠回りをしながら帰った。
満足感と適度な疲労感に満たされていると、いつのまにかヨモギ団子が出来ており、今度はそれを口いっぱいに頬張った。
今では食べる事は出来なくなってしまったが、疲れているとあの時のヨモギ団子をふと思い出しては癒されている。
「裏の畑からたくさん採ってきて」
そう言われると、一斉に私と従兄弟達は子犬のように駆けていき、雑草の茂った畑を目指した。ヨモギが生えている畑はキャベツやネギなどを育てている畑を抜けて、用水路を挟んだところにあった。
用水路を迂回していくとひどく遠回りになるので、私たちは思い切りジャンプをして飛び越えた。
たまに飛び越える事が出来ずに落ちてしまう事もあったが、それでも気にせずヨモギを目指した。
ヨモギのある畑はあまり管理がされていなかったため、様々な種類の草花が思い思いに生えていた。
その中から、ヨモギを見つけなければならなかったが、見分けるのはそう難しくなかった。
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両手に顔が見えなくなるほど抱え、遠回りをしながら帰った。
満足感と適度な疲労感に満たされていると、いつのまにかヨモギ団子が出来ており、今度はそれを口いっぱいに頬張った。
今では食べる事は出来なくなってしまったが、疲れているとあの時のヨモギ団子をふと思い出しては癒されている。
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