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第一部
森の魔女の来訪
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「やはり人の作る食事は美味しいのう」
ぺろりと赤い舌で唇を舐め、舌鼓を打っているのは、色気たっぷりの美女だ。白い肌に真っ赤な唇、重くないかと心配になるくらい長い睫毛。艶やかな黒髪に、神秘的な黒い瞳。美女が食事をするだけなのだが、何やら目のやり場に困るほど、色気が漂っていた。
そんな風に女性のジャスティーナすら色気に当てられてどきどきするのだから、イーサンはどうだろうと、思わず横目で彼を窺う。
しかし彼は興味なさそうな様子で、彼女は胸をなでおろした。
――えっと、ほっとしている?どうして。
自身の気持ちに戸惑いながら、「客人」であるジャスティーナは動揺を抑え、静かにこの状況を見守ることにした。
この美女、名前はメーガン、森の魔女のメーガンだ。
今朝早く、ジャスティーナは目覚めた。
すっかりこの屋敷に馴染み、傲慢さが影を潜めた彼女は、朝から呼び出すのもよくないだろうと遠慮して、モリーが来るのを待っていた。
待つ時間がそれほど必要なく、程なくして、扉が叩かれた。
入室許可をすぐ出すとモリーがほっとした様子で部屋に入ってくる。
「何かあったの?」
彼女は明らかに焦っており、ジャスティーナは尋ねる。
「森の魔女メーガン様がジャス様にお会いしたいそうです」
彼女が広間に行くと、そこにいたのは口元を歪めているイーサン、そして絶世の美女はにこやかにジャスティーナを出迎えた。
「ジャスだったかの?お主、食べないのか?わしがもらってもええか?」
美女は美女でも、話し方はどこかの老爺のようだった。
彼女はジャスティーナの前に置かれた切り分けられたハムをじっと見ていた。
「どう、」
「メーガン様!」
ジャスティーナがどうぞと答えようとしたが、それを遮ったのはイーサンだ。
「怒るな。怒るな。イーサン。わしはとってもお腹がすいているんじゃ。イーサンが女を連れ込んだって聞いて、いてもたってもいられなくて、朝起きたら、すぐ来たからのう」
「メーガン様!」
「つ、連れ込んだ?!」
とんでもない言い方をされている。
連れ込んだのではなく、自身がついてきてしまったわけだから、ジャスティーナは誤解を解こうと驚きつつも、口を開く。
「あの、メーガン様。それは誤解なの!森で迷った私をイーサン様が見つけてくれて、家に送ってくれるとおっしゃってくれたのに、無理やりここに連れてきてもらったの」
「無理やり、そんなことはない。俺は、あなたが来てきてくれたことに感謝している」
「か、感謝?」
「そうだ。あなたがいると屋敷内が華やぐ」
「そんなことないわ。モリー達が十分にその役目を果たしているわ。私はお邪魔しているみたいで」
「そんなことは決してない」
「ふふふ。面白いのう」
美女が含み笑いをして、二人のやりとりを意地悪く見ていた。
それはメーガンだけじゃなく、モリーやハンクも一緒で、イーサンはしまったとばかり、額を押さえている。
――あれ?何かおかしなこと言ったかしら?
ジャスティーナだけは状況がわからず、皆の顔を見渡してしまう。
「面白い。面白いのう。沼の魔女は何を思ったのか」
――沼の魔女?それってもしかして?
彼女の疑問は、イーサンがまるで心を読んだかのように引き継ぐ。
「沼の魔女とは、ルーベル公爵の魔女のことでしょうか?」
「ふふ。そうだ」
メーガンは優雅に足を組み直し、険しい顔をしているイーサン、ジャスティーナと対照的に余裕たっぷりだ。葡萄を一粒、さやから引きちぎり口の中に入れる。
「メーガン様。すでに状況はわかっている様子。メーガン様のお考えを聞かせてください」
「考え?考えとは」
葡萄をゆっくり咀嚼しながら、美女はもったいぶるように聞き返す。
その態度にイーサンの顔がまた険しくなる。
――私のことを相談してもらってる。でもここで私が口を挟んでいいのかしら。
二人の微妙なやりとりに、ジャスティーナはどうすべきが判断がつかず、ただ耳を傾き続ける。
いつもは陽気なモリー達も、今日に限っては本来の使用人らしく、言葉を発することはなかった。
「まったく。せっかちだのう。イーサンは。なら、結論だけを言うな。沼の魔女がかけた呪い、どうやら解け始めているようだ。おそらく一週間ほどで、完全に戻るだろう」
「一週間そんなにかかりますか」
「そんなにとはどういう意味じゃな。早く解けてほしいのか?」
「もちろんです」
「ジャス、だったな。ジャスもそう思うか?」
「わ、私は」
――私は、解けないでもいいって思ってる。だって、解けたらここを出て行かないといけないから。
そう答えたかったが、何か怒っているようなイーサンの様子にジャスティーナは言葉を続けられなかった。
「お主は本当に……、鈍感な奴だのう。だが、わしは助けてやるつもりはない」
――鈍感?森の魔女は何を言っているの?
「どういう意味ですか?助けてやるつもりはない?ただ呪いが解けるのを待つだけということですか?」
イーサンも同様に疑問に思ったらしく、聞き返す。
メーガンは目を細めた後、ゆっくりとした動作で腕を組む。そして、イーサン、ジャスティーナを眺めた。
美女に微笑みを向けられ、彼女はどう反応していいか、わからない。とりあえず笑顔を作って返してみた。
「ふふふ。そうじゃの。放置したほうが面白そうだが、まあ、ジャスに免じて沼の魔女を呼んでやろう」
――沼の魔女。
ルーベル公爵の家でみた彼女の姿を思い出す。今思えばひどい言葉をかけたと、ジャスティーナはあの時のことを反省していた。
――お詫びもしてないし。ちょうどいいかもしれないわ。呪いを解いてしまうのか、それとも、むしろ強力な呪いをかけなおされるのか、わからないけど。
「ジャス、ジャス嬢に危害を加えることがないと保証していただけますか?」
「さあのう。わしら魔女は束縛されるのが嫌いじゃ。彼女がジャスに会って何をするかは、彼女の自由だ」
「そんなことはゆるされない」
「ゆるされないか。言うのう。イーサン。それでは沼の魔女は呼べぬ」
メーガンは軽やかに笑い 一気にイーサンの顔色が変わる。それは明らかに怒りの表情だ。
「怖いのお。昆虫男爵よ」
怒りをさらに増幅させるような言葉。
ジャスティーナは、我慢ができず、気がつけば口を挟んでいた。
「森の魔女様。それ以上、イーサン様を怒らせないで。私は、沼の魔女に謝りたいわ。その結果が悪いことになろうとも、構わないわ。イーサン様、またご迷惑をかけるけど、お願いしてもいいかしら」
「迷惑なんてかけられてない!」
イーサンは、申し訳なさそうなジャスティーナに即答して、その勢いに彼女が少し驚く。彼自身も戸惑っているようで、気まずそうに彼女から視線を外した。
「よく言った。ジャス。わしはお主を気に入ったぞ。沼の魔女は本来悪い奴じゃないのだ。早々にこの屋敷を訪ねるように言ってみようぞ。わかったな。イーサン」
「はい」
本人が了承しているので、イーサンが反対するわけにもいかなかった。しかし、不承不承という返事だ。
「ありがとうございます」
自身のために怒ってくれた彼に感謝しつつ、ジャスティーナは森の魔女に礼を言う。
こんな風に人に感謝すること、人の気持ちを推し量ること。
イーサンの屋敷に来てからできるようになったことだ。
ジャスティーナは呪いがとけ、あの屋敷に戻ったら、傲慢でわがままな元の自分に戻るのではないかと、不安を覚える。
――呪い、私にとって呪いではないわ。むしろよい魔法ね。こんな風に思えるなんて知らなかった。
けれども、イーサンの手前、そんなことは言えない。
彼はジャスティーナの呪いがとけ、ホッパー家に戻ることを願っているのだから。
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しかし彼は興味なさそうな様子で、彼女は胸をなでおろした。
――えっと、ほっとしている?どうして。
自身の気持ちに戸惑いながら、「客人」であるジャスティーナは動揺を抑え、静かにこの状況を見守ることにした。
この美女、名前はメーガン、森の魔女のメーガンだ。
今朝早く、ジャスティーナは目覚めた。
すっかりこの屋敷に馴染み、傲慢さが影を潜めた彼女は、朝から呼び出すのもよくないだろうと遠慮して、モリーが来るのを待っていた。
待つ時間がそれほど必要なく、程なくして、扉が叩かれた。
入室許可をすぐ出すとモリーがほっとした様子で部屋に入ってくる。
「何かあったの?」
彼女は明らかに焦っており、ジャスティーナは尋ねる。
「森の魔女メーガン様がジャス様にお会いしたいそうです」
彼女が広間に行くと、そこにいたのは口元を歪めているイーサン、そして絶世の美女はにこやかにジャスティーナを出迎えた。
「ジャスだったかの?お主、食べないのか?わしがもらってもええか?」
美女は美女でも、話し方はどこかの老爺のようだった。
彼女はジャスティーナの前に置かれた切り分けられたハムをじっと見ていた。
「どう、」
「メーガン様!」
ジャスティーナがどうぞと答えようとしたが、それを遮ったのはイーサンだ。
「怒るな。怒るな。イーサン。わしはとってもお腹がすいているんじゃ。イーサンが女を連れ込んだって聞いて、いてもたってもいられなくて、朝起きたら、すぐ来たからのう」
「メーガン様!」
「つ、連れ込んだ?!」
とんでもない言い方をされている。
連れ込んだのではなく、自身がついてきてしまったわけだから、ジャスティーナは誤解を解こうと驚きつつも、口を開く。
「あの、メーガン様。それは誤解なの!森で迷った私をイーサン様が見つけてくれて、家に送ってくれるとおっしゃってくれたのに、無理やりここに連れてきてもらったの」
「無理やり、そんなことはない。俺は、あなたが来てきてくれたことに感謝している」
「か、感謝?」
「そうだ。あなたがいると屋敷内が華やぐ」
「そんなことないわ。モリー達が十分にその役目を果たしているわ。私はお邪魔しているみたいで」
「そんなことは決してない」
「ふふふ。面白いのう」
美女が含み笑いをして、二人のやりとりを意地悪く見ていた。
それはメーガンだけじゃなく、モリーやハンクも一緒で、イーサンはしまったとばかり、額を押さえている。
――あれ?何かおかしなこと言ったかしら?
ジャスティーナだけは状況がわからず、皆の顔を見渡してしまう。
「面白い。面白いのう。沼の魔女は何を思ったのか」
――沼の魔女?それってもしかして?
彼女の疑問は、イーサンがまるで心を読んだかのように引き継ぐ。
「沼の魔女とは、ルーベル公爵の魔女のことでしょうか?」
「ふふ。そうだ」
メーガンは優雅に足を組み直し、険しい顔をしているイーサン、ジャスティーナと対照的に余裕たっぷりだ。葡萄を一粒、さやから引きちぎり口の中に入れる。
「メーガン様。すでに状況はわかっている様子。メーガン様のお考えを聞かせてください」
「考え?考えとは」
葡萄をゆっくり咀嚼しながら、美女はもったいぶるように聞き返す。
その態度にイーサンの顔がまた険しくなる。
――私のことを相談してもらってる。でもここで私が口を挟んでいいのかしら。
二人の微妙なやりとりに、ジャスティーナはどうすべきが判断がつかず、ただ耳を傾き続ける。
いつもは陽気なモリー達も、今日に限っては本来の使用人らしく、言葉を発することはなかった。
「まったく。せっかちだのう。イーサンは。なら、結論だけを言うな。沼の魔女がかけた呪い、どうやら解け始めているようだ。おそらく一週間ほどで、完全に戻るだろう」
「一週間そんなにかかりますか」
「そんなにとはどういう意味じゃな。早く解けてほしいのか?」
「もちろんです」
「ジャス、だったな。ジャスもそう思うか?」
「わ、私は」
――私は、解けないでもいいって思ってる。だって、解けたらここを出て行かないといけないから。
そう答えたかったが、何か怒っているようなイーサンの様子にジャスティーナは言葉を続けられなかった。
「お主は本当に……、鈍感な奴だのう。だが、わしは助けてやるつもりはない」
――鈍感?森の魔女は何を言っているの?
「どういう意味ですか?助けてやるつもりはない?ただ呪いが解けるのを待つだけということですか?」
イーサンも同様に疑問に思ったらしく、聞き返す。
メーガンは目を細めた後、ゆっくりとした動作で腕を組む。そして、イーサン、ジャスティーナを眺めた。
美女に微笑みを向けられ、彼女はどう反応していいか、わからない。とりあえず笑顔を作って返してみた。
「ふふふ。そうじゃの。放置したほうが面白そうだが、まあ、ジャスに免じて沼の魔女を呼んでやろう」
――沼の魔女。
ルーベル公爵の家でみた彼女の姿を思い出す。今思えばひどい言葉をかけたと、ジャスティーナはあの時のことを反省していた。
――お詫びもしてないし。ちょうどいいかもしれないわ。呪いを解いてしまうのか、それとも、むしろ強力な呪いをかけなおされるのか、わからないけど。
「ジャス、ジャス嬢に危害を加えることがないと保証していただけますか?」
「さあのう。わしら魔女は束縛されるのが嫌いじゃ。彼女がジャスに会って何をするかは、彼女の自由だ」
「そんなことはゆるされない」
「ゆるされないか。言うのう。イーサン。それでは沼の魔女は呼べぬ」
メーガンは軽やかに笑い 一気にイーサンの顔色が変わる。それは明らかに怒りの表情だ。
「怖いのお。昆虫男爵よ」
怒りをさらに増幅させるような言葉。
ジャスティーナは、我慢ができず、気がつけば口を挟んでいた。
「森の魔女様。それ以上、イーサン様を怒らせないで。私は、沼の魔女に謝りたいわ。その結果が悪いことになろうとも、構わないわ。イーサン様、またご迷惑をかけるけど、お願いしてもいいかしら」
「迷惑なんてかけられてない!」
イーサンは、申し訳なさそうなジャスティーナに即答して、その勢いに彼女が少し驚く。彼自身も戸惑っているようで、気まずそうに彼女から視線を外した。
「よく言った。ジャス。わしはお主を気に入ったぞ。沼の魔女は本来悪い奴じゃないのだ。早々にこの屋敷を訪ねるように言ってみようぞ。わかったな。イーサン」
「はい」
本人が了承しているので、イーサンが反対するわけにもいかなかった。しかし、不承不承という返事だ。
「ありがとうございます」
自身のために怒ってくれた彼に感謝しつつ、ジャスティーナは森の魔女に礼を言う。
こんな風に人に感謝すること、人の気持ちを推し量ること。
イーサンの屋敷に来てからできるようになったことだ。
ジャスティーナは呪いがとけ、あの屋敷に戻ったら、傲慢でわがままな元の自分に戻るのではないかと、不安を覚える。
――呪い、私にとって呪いではないわ。むしろよい魔法ね。こんな風に思えるなんて知らなかった。
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