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悪魔の囁き②
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「ところで匠海くん。あの2人どう思うよ?」
「共感性羞恥が働いて胸が痛い」
「なるほど。見てられないと言いたいんだね。わかるぞその気持ち」
「めっちゃニヤニヤしながら見てるやつがなに言ってるんだよ」
未だにニヤニヤと口角を上げている千咲の頬を注意する匠海だが、そんな匠海なんて気にしていないのか、軽くあしらって話を変えてくる。
「まぁまぁまぁまぁそんなことはどうでもいいんだけど。私さ、1つ気になることがあるんだよね」
「絶対碌なことじゃないよな……」
「絶対匠海も思ってることだと思うんだけどさ。あの2人動揺してなさすぎじゃない?」
「あー……まぁ、たしかに」
先程の頭を撫でた時も、押し倒していた時も、予想外のことが起きた時以外には何一つ動揺を見せていない勇と紗夜。千咲はそんな2人が怪しいと思ったのだろう。
「星澤さんって付き合ったことないんでしょ?」
「ないね」
「勇もないんだよね。それであんなに動揺しないのは自分に理性を押し付け過ぎなんじゃないかと思ってるんだよね」
「……なるほど」
深読みしすぎではないか?と思う匠海だったが、目を凝らして2人を見るとほんの少し赤らんだ顔の紗夜と、ほんの少しだけ頬が緩んでいる勇を見て「え、まじくね?」と声を上げてしまう。
「マジっぽいよね。そこで私に提案がある」
「ほほう。それはどのような?」
面白いことが起こりうると見たのか、明らかに前のめりになった匠海は千咲のような口調で耳を傾けた。
「耳元で囁くんだよ。悪魔と天使のようにね」
「ん?それでどうしようと?」
「ふふーん。2人の心の中で相手のことを考えさせるのが目的なんだよね。多分2人とも脳死で行動してるから、少しでも意識してもらわないと今後の発展が見られない!」
ビシッと言い切った千咲は「では早速」と呟き、食べ終えた食器を手に持つと台所へ向かい出す。
「ちょ、何も作戦立ててないって!」
なにを囁やけば良いのかわからない匠海も慌てて立ち上がって千咲に声をかけるが、既に台所前に移動していた千咲はなにかを伝えるようにチラっと匠海の目を見た後、勇の隣に移動した。
「自分で考えろってか?無茶振り過ぎんか……」
無茶振りを振られた匠海は遅れをとらないように千咲とは逆側の勇の隣に立つと、千咲が先に口を開いた。
「(正直星澤さんのことどう思ってるの?勇)」
「なんだよいきなり」
「(あんな可愛い彼女ができて内心喜んでるんじゃないの?)」
「ほんとになんなんだ……」
「(昨日とは全く違う顔、そして大きな胸、そして初めて素で話し合える人。そんないい人がいるのに意識しないわけないよね~)」
勇の質問に耳を傾けようとしない千咲は、意識しそうな言葉を囁き続ける。そんな千咲とは違い、悪魔の囁きとは真逆の天使の囁きを意識する匠海も口を開く。
「(別に意識なんてしてないっすよね。仮の彼女なんだから頭を撫でるぐらいなにも感じないっすよね)」
「え、あー……普通、だな……」
「(ですよね。姉さんが晒し巻いてなくてもなんにも思わないっすよね)」
「あ、当たり前……」
フライパンに新たなフレンチトーストを置く勇の手は止まり、左耳から聞こえるあからさまな悪魔のささやき声と、右耳から聞こえる天使に見せかけた悪魔のささやき声によって意識しないように努めていた紗夜が強引に脳内に引っ張られてしまう。
(見てない見てない見てない。俺があいつのことなんて見るわけ……)
人間、一度意識してしまうと体は無意識に動き、気になる人の方を向いてしまうものだ。頭では見ないと唱えていた勇ではあったが、火をつけているのにも関わらず不思議と紗夜の顔に目が惹きつけられてしまう。
(可愛い……)
不意に心の中に思い浮かんだ言葉が口に出そうになる。だが、それをグッと堪らえて勇は下から漂う焦げ臭いによって自分の意識が取り戻される。
「うわっ!焦げてる!勇が失敗してる!!」
「千咲が話し掛けてなかったら焦げてねーよ!」
ツッコミを入れる勇は慌ててフレンチトーストを引っくり返し、隣に立つ2人の顔を見ずにしっしっと手で払う。
これ以上ちょっかいをかけると怒られかねないと感じたのか、勇の隣に立つ千咲と匠海は不敵な笑みを浮かべてキッチンから離れる。
「これは行けたね」
「行けたな。んなら次は姉さんか?」
「だねー」
今回もノープランな2人は紗夜の耳元へ移動すると、相変わらずの不敵な笑みで囁き始める。
だが今回は先程とは違い、紗夜の弟である匠海が悪魔の囁きを努め、将来義妹になる予定の千咲は天使の声に見せかけた悪魔の囁き声を努めた。
「(姉さん。正直、お兄さんのことカッコいいって思ってるでしょ)」
「え、いきなりなに?」
「(超絶イケメンな彼氏と一緒に寝てたこと嬉しいんじゃないの?)」
「別にそんなことないけど……」
「(嘘だねー。俺は見たよ?顔が赤くなってるところ)」
「えっ!うっそだ!私、赤らめた記憶ない!」
「意識的に赤くできたらそれは才能だよ」
紗夜の天然ボケに思わず素の声でツッコミを入れてしまう匠海は、千咲の目線によってハッと我に返る。
だが「私もそれはツッコみたかった」と言う言葉が頷いた千咲から読み取れ、安堵の溜め息を吐いた匠海はもう一度紗夜の耳元で囁く。
「(お兄さんの腹筋とかまだ見てない感じ?)」
「えっ、いやぁ……それはぁ……」
((うわっ、わっかりやす!))
紗夜の明白な態度に、驚きを隠しながらも心の中で同じことを叫ぶ匠海と千咲は感情をグッと抑え、次は千咲が囁き出す。
「(まぁ見たとしても星澤さんならなんとも思ってないよね?勇のTシャツ来てるぐらいだし)」
「そ、そりゃそうでしょ」
「(頭撫でられてもなんとも思ってないよね)」
「…………うん」
か細い声で反応する紗夜は畳むことをやめ、キッチンに立つ勇に無意識に視線が向けた。
このままでは一生終わらない洗濯のことなど気にすることなく目を向けた紗夜はほんの少し顔を赤らめ、じっと勇の顔を見ながら心の中で一言呟く。
(かっこいい……)
素顔がバレたことで気が緩んだのか、はたまたイケメンには盲目中だからなのか、紗夜は陰キャの設定など完全に忘れ、1人少女の乙女顔になっていた。
(頭を撫でられたことも、彼シャツをしていることも。あいつの一つ一つの行動に意識が行ってしまうのも全部気づいてはいた……けど……!これが何なのかわかんない!この胸騒ぎは!この言葉にできない気持ちは!わかんないよ!)
乙女の顔をしたかと思えば、いきなり頭を抱えだす紗夜を見た千咲と匠海はまたもや不敵な笑みを浮かべ、悪魔かのようにクスクスと口元に手を当てて笑い出す。
「意識し始めたねー」
「だな。ここからは自分でその気持ちに気づくことを願うよ」
「だね~。勇も気づいてもらわないとね~」
あくまでも2人はきっかけを作り出す傍観者であり、答えを教えることは決してしない第三者。勇と紗夜からすれば知っているのに答えを教えない悪魔的存在だが、2人の初恋だからこそ教えるわけにも行かない。
「ほ、ほら。できたぞ」
「えっ、あ……うん。……ありがと」
ようやく本性を表した2人はどことなく気まずそうに目を合わせたり合わせなかったり、先程まではスラスラ出てきていた言葉もどこかへ消えてしまう。
そしてテーブルにフレンチトーストを置く勇は一言、紗夜に言葉を紡いだ。
「あ、今回はどっかの妹のせいで少し……というか、かなり焦げたからその辺は我慢して食ってくれ」
「え?焦げたの?」
「……文句か?」
「……あなたもミスするんだって……」
「そりゃ人間だからな」
相手の事を意識しだしたら口数も減るかと思われた勇と紗夜だったが、意外にも口を開けば先程までの調子が戻り、この関係の居心地がいいのか自然と笑みが浮かびだす勇と紗夜。
そんな2人を見守る千咲と匠海はソファーに座り、千咲に差し出されたコントローラーを握る匠海はスッと画面に目を向け、相変わらずのキャラクターを選んでGOという文字を視界に入れた。
「共感性羞恥が働いて胸が痛い」
「なるほど。見てられないと言いたいんだね。わかるぞその気持ち」
「めっちゃニヤニヤしながら見てるやつがなに言ってるんだよ」
未だにニヤニヤと口角を上げている千咲の頬を注意する匠海だが、そんな匠海なんて気にしていないのか、軽くあしらって話を変えてくる。
「まぁまぁまぁまぁそんなことはどうでもいいんだけど。私さ、1つ気になることがあるんだよね」
「絶対碌なことじゃないよな……」
「絶対匠海も思ってることだと思うんだけどさ。あの2人動揺してなさすぎじゃない?」
「あー……まぁ、たしかに」
先程の頭を撫でた時も、押し倒していた時も、予想外のことが起きた時以外には何一つ動揺を見せていない勇と紗夜。千咲はそんな2人が怪しいと思ったのだろう。
「星澤さんって付き合ったことないんでしょ?」
「ないね」
「勇もないんだよね。それであんなに動揺しないのは自分に理性を押し付け過ぎなんじゃないかと思ってるんだよね」
「……なるほど」
深読みしすぎではないか?と思う匠海だったが、目を凝らして2人を見るとほんの少し赤らんだ顔の紗夜と、ほんの少しだけ頬が緩んでいる勇を見て「え、まじくね?」と声を上げてしまう。
「マジっぽいよね。そこで私に提案がある」
「ほほう。それはどのような?」
面白いことが起こりうると見たのか、明らかに前のめりになった匠海は千咲のような口調で耳を傾けた。
「耳元で囁くんだよ。悪魔と天使のようにね」
「ん?それでどうしようと?」
「ふふーん。2人の心の中で相手のことを考えさせるのが目的なんだよね。多分2人とも脳死で行動してるから、少しでも意識してもらわないと今後の発展が見られない!」
ビシッと言い切った千咲は「では早速」と呟き、食べ終えた食器を手に持つと台所へ向かい出す。
「ちょ、何も作戦立ててないって!」
なにを囁やけば良いのかわからない匠海も慌てて立ち上がって千咲に声をかけるが、既に台所前に移動していた千咲はなにかを伝えるようにチラっと匠海の目を見た後、勇の隣に移動した。
「自分で考えろってか?無茶振り過ぎんか……」
無茶振りを振られた匠海は遅れをとらないように千咲とは逆側の勇の隣に立つと、千咲が先に口を開いた。
「(正直星澤さんのことどう思ってるの?勇)」
「なんだよいきなり」
「(あんな可愛い彼女ができて内心喜んでるんじゃないの?)」
「ほんとになんなんだ……」
「(昨日とは全く違う顔、そして大きな胸、そして初めて素で話し合える人。そんないい人がいるのに意識しないわけないよね~)」
勇の質問に耳を傾けようとしない千咲は、意識しそうな言葉を囁き続ける。そんな千咲とは違い、悪魔の囁きとは真逆の天使の囁きを意識する匠海も口を開く。
「(別に意識なんてしてないっすよね。仮の彼女なんだから頭を撫でるぐらいなにも感じないっすよね)」
「え、あー……普通、だな……」
「(ですよね。姉さんが晒し巻いてなくてもなんにも思わないっすよね)」
「あ、当たり前……」
フライパンに新たなフレンチトーストを置く勇の手は止まり、左耳から聞こえるあからさまな悪魔のささやき声と、右耳から聞こえる天使に見せかけた悪魔のささやき声によって意識しないように努めていた紗夜が強引に脳内に引っ張られてしまう。
(見てない見てない見てない。俺があいつのことなんて見るわけ……)
人間、一度意識してしまうと体は無意識に動き、気になる人の方を向いてしまうものだ。頭では見ないと唱えていた勇ではあったが、火をつけているのにも関わらず不思議と紗夜の顔に目が惹きつけられてしまう。
(可愛い……)
不意に心の中に思い浮かんだ言葉が口に出そうになる。だが、それをグッと堪らえて勇は下から漂う焦げ臭いによって自分の意識が取り戻される。
「うわっ!焦げてる!勇が失敗してる!!」
「千咲が話し掛けてなかったら焦げてねーよ!」
ツッコミを入れる勇は慌ててフレンチトーストを引っくり返し、隣に立つ2人の顔を見ずにしっしっと手で払う。
これ以上ちょっかいをかけると怒られかねないと感じたのか、勇の隣に立つ千咲と匠海は不敵な笑みを浮かべてキッチンから離れる。
「これは行けたね」
「行けたな。んなら次は姉さんか?」
「だねー」
今回もノープランな2人は紗夜の耳元へ移動すると、相変わらずの不敵な笑みで囁き始める。
だが今回は先程とは違い、紗夜の弟である匠海が悪魔の囁きを努め、将来義妹になる予定の千咲は天使の声に見せかけた悪魔の囁き声を努めた。
「(姉さん。正直、お兄さんのことカッコいいって思ってるでしょ)」
「え、いきなりなに?」
「(超絶イケメンな彼氏と一緒に寝てたこと嬉しいんじゃないの?)」
「別にそんなことないけど……」
「(嘘だねー。俺は見たよ?顔が赤くなってるところ)」
「えっ!うっそだ!私、赤らめた記憶ない!」
「意識的に赤くできたらそれは才能だよ」
紗夜の天然ボケに思わず素の声でツッコミを入れてしまう匠海は、千咲の目線によってハッと我に返る。
だが「私もそれはツッコみたかった」と言う言葉が頷いた千咲から読み取れ、安堵の溜め息を吐いた匠海はもう一度紗夜の耳元で囁く。
「(お兄さんの腹筋とかまだ見てない感じ?)」
「えっ、いやぁ……それはぁ……」
((うわっ、わっかりやす!))
紗夜の明白な態度に、驚きを隠しながらも心の中で同じことを叫ぶ匠海と千咲は感情をグッと抑え、次は千咲が囁き出す。
「(まぁ見たとしても星澤さんならなんとも思ってないよね?勇のTシャツ来てるぐらいだし)」
「そ、そりゃそうでしょ」
「(頭撫でられてもなんとも思ってないよね)」
「…………うん」
か細い声で反応する紗夜は畳むことをやめ、キッチンに立つ勇に無意識に視線が向けた。
このままでは一生終わらない洗濯のことなど気にすることなく目を向けた紗夜はほんの少し顔を赤らめ、じっと勇の顔を見ながら心の中で一言呟く。
(かっこいい……)
素顔がバレたことで気が緩んだのか、はたまたイケメンには盲目中だからなのか、紗夜は陰キャの設定など完全に忘れ、1人少女の乙女顔になっていた。
(頭を撫でられたことも、彼シャツをしていることも。あいつの一つ一つの行動に意識が行ってしまうのも全部気づいてはいた……けど……!これが何なのかわかんない!この胸騒ぎは!この言葉にできない気持ちは!わかんないよ!)
乙女の顔をしたかと思えば、いきなり頭を抱えだす紗夜を見た千咲と匠海はまたもや不敵な笑みを浮かべ、悪魔かのようにクスクスと口元に手を当てて笑い出す。
「意識し始めたねー」
「だな。ここからは自分でその気持ちに気づくことを願うよ」
「だね~。勇も気づいてもらわないとね~」
あくまでも2人はきっかけを作り出す傍観者であり、答えを教えることは決してしない第三者。勇と紗夜からすれば知っているのに答えを教えない悪魔的存在だが、2人の初恋だからこそ教えるわけにも行かない。
「ほ、ほら。できたぞ」
「えっ、あ……うん。……ありがと」
ようやく本性を表した2人はどことなく気まずそうに目を合わせたり合わせなかったり、先程まではスラスラ出てきていた言葉もどこかへ消えてしまう。
そしてテーブルにフレンチトーストを置く勇は一言、紗夜に言葉を紡いだ。
「あ、今回はどっかの妹のせいで少し……というか、かなり焦げたからその辺は我慢して食ってくれ」
「え?焦げたの?」
「……文句か?」
「……あなたもミスするんだって……」
「そりゃ人間だからな」
相手の事を意識しだしたら口数も減るかと思われた勇と紗夜だったが、意外にも口を開けば先程までの調子が戻り、この関係の居心地がいいのか自然と笑みが浮かびだす勇と紗夜。
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