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生物兵器 ニート
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※注意:この話には、ニートの方々への偏見、差別的見解が含まれます。ご注意下さい。
S星人一行は、研究のために1人の地球人を捕らえることに成功した。
「ついにやったな…。」
「ええ。やりましたね。隊長。」
「隊長!彼は地球人の中で『ニート』と呼ばれる種族のようです!」
「『ニート』?なんだそれは?」
「ここ数年で増殖した、新種の地球人です。生産的な個体の多い地球人の中で非生産的な個体がこのニートのようです。」
「新種の地球人か…。おもしろい。少し彼を観察してみよう。」
こうして、ニートの研究が始まった。
「それにしてもまったく動かんな。」
「彼らの行動はいたってシンプルです。自分の興味のあることだけを行い、1日を終えます。」
「だがその次の日も同じことを行うんだろう?」
「そうです。それが毎日続きます。」
「一体、何が目的なんだ?」
「目的はないようです。ただ同じことを繰り返すだけです。」
「度し難いな…。なんなんだ。この生物は。」
「何やら人形を持ってるようだな。」
「これが今の彼らの興味のある分野のようです。彼らの間ではあのフィギュアとよび、丁重に扱われています。」
「あの人形にそれだけ価値があるということか。…ん?あれは地球人のメス個体を象ったものではないか?」
「そのようです。」
「そうか。あれは彼らの神のような存在なんだろう。地球人は『マリア像』というメス個体の像を信仰対象にしていると聞く。」
「なるほど…。一種の偶像崇拝というわけですね。そういえば、しきりに『神!神!』と言っていました。」
「やはり、あの人形は偶像崇拝の対象なのだ。あれを傷つける行為を許さないというのもこれで頷ける。」
「隊長!新たにメス個体を捕らえました!」
「よし。ニートの部屋に投入しろ。生殖行動を観察したい。」
「…ニート、メス個体の前から逃亡しました。」
「何故だ。まったく接触しようとしない。」
「部屋の隅に隠れちゃいましたね。まだあの人形をいじっています。」
「隊長!室内のスピーカーからニートの声が分析できました!」
ー3次元には興味ないし…。
「どういうことだ?」
「これは…つまり彼らは生殖行動を必要としないのでは?」
「そんなバカな!同じ地球人だぞ!」
「いいえ。彼らは新種の地球人です。独自の進化をしていてもおかしくありません。」
「つまり、単体での繁殖が可能だと…。」
「3次元という言葉は理解できませんが、彼女が生殖行動の対象となっていない、メス個体を避けている行動からも、容易に推測できます。」
「だから、この数年で爆発的に増えることができたのか。ニートとは恐ろしい奴だな…。」
「隊長!大変です!」
「どうした?」
「ニートについての生態が明らかになりました。彼らは危険な存在です!」
「なんだと!どういうことだ!」
「彼らは特定のコミュニティに住み着き、そのコミュニティが死滅するまで定着する寄生生物なんです!このままでは我々も危険です!」
「な、なんと寄生生物だと…!」
「現に他の地球人もこの『ニート』を問題視しています。地球人自身にとっても脅威な存在なのです。」
「なんということだ…。」
「隊長!我々の食糧がニートによってほとんどが食べ尽くされました!」
「隊長!早くニートを返送しましょう!今ならまだ間に合います!」
「……いや待て。いい策を思いついた。」
「隊長。敵対星であるS星から、地球人が送られてきました。」
「ふん。長年戦争していた奴らが何をいきなり。和平でも申し込むつもりか。何故、地球人など…。」
「わかりません。この地球人は『ニート』という種族のようですが……。」
S星人一行は、研究のために1人の地球人を捕らえることに成功した。
「ついにやったな…。」
「ええ。やりましたね。隊長。」
「隊長!彼は地球人の中で『ニート』と呼ばれる種族のようです!」
「『ニート』?なんだそれは?」
「ここ数年で増殖した、新種の地球人です。生産的な個体の多い地球人の中で非生産的な個体がこのニートのようです。」
「新種の地球人か…。おもしろい。少し彼を観察してみよう。」
こうして、ニートの研究が始まった。
「それにしてもまったく動かんな。」
「彼らの行動はいたってシンプルです。自分の興味のあることだけを行い、1日を終えます。」
「だがその次の日も同じことを行うんだろう?」
「そうです。それが毎日続きます。」
「一体、何が目的なんだ?」
「目的はないようです。ただ同じことを繰り返すだけです。」
「度し難いな…。なんなんだ。この生物は。」
「何やら人形を持ってるようだな。」
「これが今の彼らの興味のある分野のようです。彼らの間ではあのフィギュアとよび、丁重に扱われています。」
「あの人形にそれだけ価値があるということか。…ん?あれは地球人のメス個体を象ったものではないか?」
「そのようです。」
「そうか。あれは彼らの神のような存在なんだろう。地球人は『マリア像』というメス個体の像を信仰対象にしていると聞く。」
「なるほど…。一種の偶像崇拝というわけですね。そういえば、しきりに『神!神!』と言っていました。」
「やはり、あの人形は偶像崇拝の対象なのだ。あれを傷つける行為を許さないというのもこれで頷ける。」
「隊長!新たにメス個体を捕らえました!」
「よし。ニートの部屋に投入しろ。生殖行動を観察したい。」
「…ニート、メス個体の前から逃亡しました。」
「何故だ。まったく接触しようとしない。」
「部屋の隅に隠れちゃいましたね。まだあの人形をいじっています。」
「隊長!室内のスピーカーからニートの声が分析できました!」
ー3次元には興味ないし…。
「どういうことだ?」
「これは…つまり彼らは生殖行動を必要としないのでは?」
「そんなバカな!同じ地球人だぞ!」
「いいえ。彼らは新種の地球人です。独自の進化をしていてもおかしくありません。」
「つまり、単体での繁殖が可能だと…。」
「3次元という言葉は理解できませんが、彼女が生殖行動の対象となっていない、メス個体を避けている行動からも、容易に推測できます。」
「だから、この数年で爆発的に増えることができたのか。ニートとは恐ろしい奴だな…。」
「隊長!大変です!」
「どうした?」
「ニートについての生態が明らかになりました。彼らは危険な存在です!」
「なんだと!どういうことだ!」
「彼らは特定のコミュニティに住み着き、そのコミュニティが死滅するまで定着する寄生生物なんです!このままでは我々も危険です!」
「な、なんと寄生生物だと…!」
「現に他の地球人もこの『ニート』を問題視しています。地球人自身にとっても脅威な存在なのです。」
「なんということだ…。」
「隊長!我々の食糧がニートによってほとんどが食べ尽くされました!」
「隊長!早くニートを返送しましょう!今ならまだ間に合います!」
「……いや待て。いい策を思いついた。」
「隊長。敵対星であるS星から、地球人が送られてきました。」
「ふん。長年戦争していた奴らが何をいきなり。和平でも申し込むつもりか。何故、地球人など…。」
「わかりません。この地球人は『ニート』という種族のようですが……。」
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