白いネコ

浅井 結華

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天使

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一緒にご飯を食べた後、外に出たら体をベタベタ触られるの。
二人きりでご飯に行くってことはしょうがないよね。男と女だから。

「ホテル行こう。」って。「カラオケもあるし、少し上で休んで行こう。」って。さっきまで優しかったのに、目が真っ赤になってるの。

その時、私は言うの。「近くだし、もう一杯呑んで行こう。」って。

手を繋いで、場を繋いで、自分の店まで引っ張って行くの。どこのキャバ嬢も風俗嬢も、夜の女の子ならすることだと思う。

店に着いたら、私と親しいボーイがいるの。顔を見てすごく安心する。

お会計をし終えた後に、「今日はよく頑張ったね。」ってそのボーイがほめてくれる。私の中でとても甘美な時だわ。

「この後はミーティングがあるから」
とか「お店の掃除が残ってるから」
って言ってそのあとボーイと見送るの。

そもそも、「私高校生なの。それでも好きになってくれる?」とか言ったりして、それで着いてくる人もおかしいんだよ。


適当なこと散々やってると相手も怒るかなぁって思うんだけど、店に着いたらなんとかなる。

EXILE系のお兄さんが立ってるの。立ってるだけだけどね。

あそこには逆らえないような独特の空気があるの。

二度会いたくないって思われるようなことしてる。

私も見送ったあと、心の中で思うの。








「ざまあみたらしだんご」って。









それでも、こんなクソみたいな私を見てみんな言うの。

「天使みたいだね。」って。to be end no more.
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