大江戸大迷惑〜迷宮無頼剣〜

十三不塔

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第三章 明和攪乱変

回帰

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 死の淵から舞い戻ってきた人間には、娑婆はどこかくすんで見えた。
 と言えば、なにやら落ち着き払っているように思われるかもしれぬが、実際のところ蘇生した直後の俺は攪乱の極みにあり、寝かされていた茣蓙《ござ》から飛び起きると、得体の知れぬ奇声を喚きつつ魍魎街の往来を走り回ったのであった。

「蘇生攪乱です。よくあることです。怪我なきよう得物を隠して置きました。蘇ったばかりは本人が感じるよりずっと疲弊しております。そのうち力尽きましょう。気の済むまで、やらせておくことです」

 訳知り顔で語ったのは、迷宮深層部より俺を拾い上げた奇特な探降者である。知己であったにも関わらず、記憶の混乱のためにしばらくは人相を見定められずにいた。同席の絵師は俺の醜態に狂喜し、絵心をいたく刺激されたという。

 かくして俺は、このうすら寒い迷宮、江戸の地面の裏側に舞い戻った。
 往来の各所にて肺に溜まった冥府の水をゲホゲホと吐き出した。そればかりではない。練り歩く道すがら、男衆に喧嘩を吹っ掛けて追い回される。あるいは鼻の下を伸ばして女子を口説く。と思えば、親切めかして年寄りを背負ってやったりもした。

 ようやく正気に戻ったのは数刻の後であった。
 俺は首を傾げた。

 魍魎街の往来も行き交う委細ありげな人々も何一つ変わらぬというのに何かが違うのであった。分厚い膜の向こうから世の中を見ているように、活気ある魍魎街の光景がどこか鈍くくすんで見える。

 ――世間てな、こんなもんだったけかな。

 俺を蘇生させたのは、凪本でもなく、うちの伍の面々でもなかったらしい。あの防人の寺田宗有であった。奇縁の輪は巡り続ける。酔狂にも寺田は屍を深層部より引き上げてくれたという。心臓を貫かれた俺は無残に食い荒らされた肉塊に成り果てていたというが、周辺に散乱した着物や武具でそれと知れた、と寺田は後に語った。

「こう言っては失礼でしょうが、貴方の腕前で四十九階に潜るのは、時期尚早に過ぎます。甚だ不自然に思いましたが、迷宮とは有り得ぬことが起こる場所。予断を排してお連れ申した次第」

 若くして達人の風格を漂わせる寺田の仏頂面が、浮世に戻ってきた俺がまず最初に拝んだものであった。旅籠の天井やら寝かされた茣蓙やらも視界に入ってくるものの、どれもが幼子が戯れに筆を走らせた絵のように心許なく映る。

「蘇生の後は混乱が付き纏いましょう。生死の垣根を跨ぎながら、踵を返してきたのですから、ふわふわと身も心も落ち着かぬもの。観念を揺すぶられ、迷宮での死と復活ののちに仏門に入る者も少なくありません」

「むう」異論はない。まさしくそんな具合だったのだから。魂魄を奪われて麟堂のところで伏せっていたころと似たような粥を啜りながら、ぽつぽつと考えた。死んでいた時のことを思い出そうとするが、いっこう思い出せぬ。何やら重大な決断をしたような、そんな薄っすらした記憶があるのだが、いくら頭を捻っても分明にならない。

 そのうちにうちの伍の残りの連中が三々五々に集まってきたから、思案は取りやめにして、御守の説教と雪之丞の呆れ顔とに応じた。

「あの薄ら笑い男にほいほいと付いてったかと思ったら死んで戻ってくるなんて。愚かにも程がありますね。死んでればまだ救いようがあったものの、よりによって生き返るところも迷惑千万です」

「すまんな」いつもの憎まれ口にやり返す気にもなれず、俺は素直に詫びた。

「死に直してください」

「な」思わず声が漏れた。

「凪本の奴、迷宮の底で不意打ちとは。卑怯な野郎だ」

 雪之丞は義憤に燃えているから、俺の方から喧嘩を売ったとは言い出しにくい。俺はさりげなく話を変えた。

「寺田さんよ、あんたは俺の亡骸を引き上げてくれたんだろう。改めて礼を言うぜ。しかし、蘇生はどうやって? それほどにぼろぼろだったんじゃ一度屍礫になってからじゃなきゃ、五体満足にゃ生き返らせなかったはずだ」
「ええ。賭けではありました」

 蘇生の叶わぬほど損なわれた屍に魂を戻そうとすれば、身体は回帰した魂魄《こんぱく》を受け止めきれず屍礫へと結晶する。屍礫を生者へと時を巻き戻そうとするのは、より多量の呪力が必要だったが、成功すれば身体までも修復される。なぜか。これは迷宮と死者の復活にまつわる大きな謎のひとつである。

「だったら俺は石ころになってたってわけだ。ぞっとしねえな」

 秘薬の材料として珍重される屍礫である。無情にも己の伍に売り飛ばされることも珍しくない。義に篤い寺田に拾われたうえに、非道な身内もいなかったことが俺の救いであった。迷宮の底から舞い戻ってこられたのは幾つもの偶然が重なった僥倖と言えよう。

「ほれ、見てみぃ」と絵師が厠の落とし紙にも使えぬような粗末な浅草紙を拡げた。紙上には妖しく輝く紫紺の鉱石が描かれている。

「まさか?」
「そのまさかや。あんたが石ころになったんを聞きつけて駆けつけたんや。生き返りよる前に写しを残しとこ思てな。息吹き返さんかったら、石も失《の》うなってしまうよって」

 俺を蘇らせたのは魍魎街にいる凄腕の術師だと聞いた。銭を積めば、数人がかりで念入りに蘇生を術を執り行ってくれるはずだ。死者が肉体を取り戻したのなら成功報酬を懐に、ほくほく顔で帰っていったはずである。

「さぞかし楽しい見物だったろう」

 俺は皮肉を弄びながらも内心総毛立つ思いであった。屍礫である己を引き写されるというのは、なんとも気分が悪い。己の存在そのものが所詮ただの石や礫に過ぎぬという冷厳な事実を突きつけられる。いくら古今東西の奇観絶景をものにするのが絵師の本分とは言え、これはいささか出過ぎた真似である。はっきりと冒涜と感じるが、三浦には悪びれた様子もない。

「ほんまおもろかったで。石ころが肉やら骨やらに変化しよるんは、圧巻やった。なんやろ、えげつないくらいに目頭が熱くなりよって。まさしく神秘やな」

「屍礫と言えば、大抵がささくれ立った石炭の如きもの。しかし斯様《かよう》な彩りの貴石となり申した。後世の研究のためにも記録は有益でしょう」
 と俺の気持ちを察した寺田が言うが、
「儂の絵はそんな味気のないものやあらへん。何が記録や。阿保らし」
 などと三浦は吐き捨てた。

 俺は、ふと思い付きを口をしてみる。

「なぁ、寺田さんよ。あんたは迷宮でくたばったことはねえのかい?」

 一瞬、ぎゅっと口を引き絞り、寺田は静かに語り始めた。

「一度だけ修行時代に不覚を取ったことがあります。油断が招いた失態。取るに足りぬ敵に足元をすくわれたあの日の屈辱。ゆめゆめ忘れぬことなきよう心に刻んでおります」
「あんたほどの剣士がかい。信じられねえ、寺田宗有が遅れを取るなんて」
「某もまた気紛れの親切心によって蘇生された者。その返し切れぬ恩を受けた相手が――」
「麟堂か」先取りして俺が述べるが、寺田は否定しない。「あんたも蘇った人間ならわかるはずだ。蘇生を引き換えに何かを迷宮に差し出した、はっきりと憶えちゃいねえが、そんな気がするのさ。あんたはどうだ?」
「そのあたりについてはいくつか憶測が」
「同じような感じがやっぱりしたのかい? 胸の奥がムカついてたまらねえ」
「ええ、某《それがし》は知っております。迷宮は蘇生と引き換えに死者に求めます」

 何をだ、と俺だけでなく、伍の連中は興味深げに顔を寄せてきた。一度死んだのは雪之丞も同じだが、こいつは骸袋に保管されていたから屍礫になってはいない。

「それは」寺田は先程の三浦の浅草紙を手に取った。俺の強張った肖像。「恐怖。こうして絵に写すように迷宮は死者からその恐怖の形を写し取るのでしょう。その者の一番恐ろしいものを」
「てえと?」
「迷宮は死者たちの恐怖の形を記憶し、新たな魔物として生み出します。そうして迷宮の恐ろしさは厚みを増してゆくのでありましょう。さらに死してなお迷宮の挑む者は、自らの恐怖、その具現した姿といつか対峙する運命なのでございます」

 つまりこういうことか、と西瓜頭の薊野がまとめた。

「我らが迷宮で出くわす妖魅の大半はかつての死者たちの恐怖の姿である」

「まさしく」寺田は形のいい実直そうな顎を上下させる。

「込み入った話は今度にしませんか。樋口さん、あなたは幽鬼みたいにげっそりとしてまだ生き返ったとは言い難い顔色ですから」

 珍しく御守が俺を気遣ったが、このままではモヤモヤした気持ちは収まらない。俺は続けた。御守の瞳には腹立たしさとは別の感情がよぎったのを俺は見逃さなかったが、そいつはひとまず流した。

「だったら寺田さんよ、あんたはそいつに、己の恐怖というやつと出会ったのか?」
「ええ、そして斃しました」あっけなく寺田は言った。
「そいつは簡単なことかい?」
「いいえ、ほとんどの者は破れましょう。某とて苦戦を強いられましたが、なんとか死なずに済みました。あの時です。某が心法の修練を区切りをつけたのは」

 寺田が感慨深く、そして幾分恥じらいを含んで語るのは、子供の頃の想い出であった。夜陰に忍び寄る風によって建付けの悪い戸がぎしぎしと軋む。その不気味な音は子供心に何か恐ろしいものの訪れを告げた。寺田は空想を羽ばたかせる。奔放な少年の心は、恐ろしい化け物の姿を木戸の向こうに捏ね上げる。手練れの剣士となった後も、少年時代に抱いた恐怖を忘れることはなかった。そして――

「木戸の向こうの化け物は数十年越しに現れた。某のよく知る姿でもって迷宮に。あれは大きな蝉の抜け殻のような化け物でありました。あなたがたもそのうち出くわすかもしれぬ。割れた背中からは艶めかしい女の足が無数に這い出して不気味に蠢いている。強力な化け物。某のように無力な少年に心を引き戻されてしまうことはなかろうが、それでも侮れば痛い目を見ましょう」
「あんたは子供の頃のように竦み上がったのではないのか? どうして斃せた?」
「さて。おそらくは、己ではなく、刀を信じたからでしょう。剣の行く道に己を委ねて無心になれた。さもなくば己の作り出した恐怖に取り殺されていたでしょう。幼き日と違うのは某の腰に刀があったこと。ただそれだけです」

 剣の道に己を捧げてきた者だけに許される克己心。俺にはそんなものはない。剣も呪法も半端なままだ。それにしても迷宮は俺のどんな恐怖を掬い取ったのか。

「俺は何と出くわす? どんな化け物と」
「樋口さん。わからないの」御守が言った。
「ああ、わからん。俺は――」

 俺が怖れているものと言えば、畢竟《ひっきょう》、俺自身であろう。人であると信じて疑わなかった己がある日否定された。底なしの恐怖。確かにそれを俺は怖れているが、そいつがどんな姿をしているのか、どんな肌の色をして、どんな殺伐に酔うのか、には知る由もない。

 寺田が厳かに保証した。

「遭えばきっとそれとわかりましょう。そういうものです」




 
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