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屋敷の中は…。
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私達が屋敷へと着くともう持ち主と思われる人物が門の前で待っていた。
「お呼びして申し訳ありません。私がこの屋敷の管理人の小島サチです。」
小島サチは何か近付きがたい雰囲気を持つ女性だった。髪が黒髪で顔立ちも整っており、美人で私と年齢も近い感じはするのだが、とても危険な香りがする人だった。
私からはとてもじゃないが話し掛けることができなかった。
先輩から話し掛け始めた。
「すみませんが、屋敷を案内してもらえませんか?遺体の見つけた場所などを知りたいのです。」
「ええ、わかりました。」
普通、遺体を見つけた時点でこの屋敷を色々と調べなければいけないのだが、遺体が見つかった場所が屋敷の庭にある池だったことからそこしか捜索させてもらえなかったというのだ。
「あの…。」
「何でしょうか?」
「この屋敷って本当に幽霊が出るのですか?」
「さぁ、わかりません。私は見たこともないので…。」
「他にもあるでしょ、奇妙な音を聞いたとか、突然物が動いたりとか?」
「どうでしょうね、この屋敷には色んな人が入ってくるので、それくらいはあるでしょ…。」
「そうですね…。」
「なら、何故警察に相談しないのです?」
「する必要がないからです。」
「何故、必要がないのですか?」
「わかりませんか?あなたはそれくらいわかる女性だと思ったのですが…。」
「もしかして、幽霊が出るからですか?」
「あなたの言葉で言うとそういうことになりますね。」
「馬鹿らしいな、そんなオカルトを信じてたまるか。」
「まあ、良いでしょう。話はこれくらいにして屋敷を案内します。」
「ああ、頼む。」
「…。」
「お呼びして申し訳ありません。私がこの屋敷の管理人の小島サチです。」
小島サチは何か近付きがたい雰囲気を持つ女性だった。髪が黒髪で顔立ちも整っており、美人で私と年齢も近い感じはするのだが、とても危険な香りがする人だった。
私からはとてもじゃないが話し掛けることができなかった。
先輩から話し掛け始めた。
「すみませんが、屋敷を案内してもらえませんか?遺体の見つけた場所などを知りたいのです。」
「ええ、わかりました。」
普通、遺体を見つけた時点でこの屋敷を色々と調べなければいけないのだが、遺体が見つかった場所が屋敷の庭にある池だったことからそこしか捜索させてもらえなかったというのだ。
「あの…。」
「何でしょうか?」
「この屋敷って本当に幽霊が出るのですか?」
「さぁ、わかりません。私は見たこともないので…。」
「他にもあるでしょ、奇妙な音を聞いたとか、突然物が動いたりとか?」
「どうでしょうね、この屋敷には色んな人が入ってくるので、それくらいはあるでしょ…。」
「そうですね…。」
「なら、何故警察に相談しないのです?」
「する必要がないからです。」
「何故、必要がないのですか?」
「わかりませんか?あなたはそれくらいわかる女性だと思ったのですが…。」
「もしかして、幽霊が出るからですか?」
「あなたの言葉で言うとそういうことになりますね。」
「馬鹿らしいな、そんなオカルトを信じてたまるか。」
「まあ、良いでしょう。話はこれくらいにして屋敷を案内します。」
「ああ、頼む。」
「…。」
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