メロディーズキラー

優希ヒロ

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屋敷の中は…。

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まず、私達に案内してくれたのは、正門の前にある池だった。
「ここが遺体の見つかった場所です。」
「池の中にあったんですよね?」
「ええ。池の中に沈んでいたみたいですね。」
「みたい?あなたが見つけたのではないのですか?」
「警察もその程度の組織なのですね。遺体を見つけたのはいつものように勝手に入ってきた人が誤って池に入ってしまったため。その人はちょっとしたけがで済んだそうですが、酷く取り乱しているそうです。」
「何故、警察すら知らない情報をあなたが?」
「それは最初に調べに来た警察の方が言っていましたが…。」
「何故、情報が下りてこないんだよ、全く…。」
「それはずっと前から似たようなことが起きているからでしょう…。」
「なら、尚更資料が残っているはずだ。」
「その話はもう良いでしょう、屋敷の中も見ますか?」
「もちろん、そうさせてもらう。」
「では、ついてきてください。」
「はい…。」
私達はこの時、帰るべきだったと後悔することになるとは夢にも思わなかった。
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