メロディーズキラー

優希ヒロ

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屋敷の中は…。

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管理人が屋敷の扉を開けると…。
笑みを浮かべながら、「屋敷の中へ、さぁどうぞ。」
この時、私は屋敷の中を見たとき、何かを感じた。それが何かはわからなかった。屋敷は昼間のはずなのに少し薄暗さがあり、まるでここだけ別世界のようだった。
「先輩、ここ寒くないですか?何かおかしいですよ。」
「そうか、俺はむしろ暑いくらいだよ。」
「では、こちらの部屋へどうぞ。ここはドレスルームだった場所です。」
「特に何もないな、この鏡割れててもう使えないじゃないか、何故処分しないんだ?」
「それは…。このままの方が面白いからです。」と不気味な笑みを浮かべながら言った。
この人、絶対可笑しい。早く出た方が良い。
でも、それは出来ないことを身体が語っていた。
「どうした?おまえ、様子が変だぞ。」
「大丈夫です…。次の部屋に案内して下さい。」
「わかりました、次はキッチンに案内します。」
「…。」
私達は黙って彼女についていった。
そして、キッチンや客室など色々な部屋をみたが変わったことはなく、綺麗に一見するとそう見えた。
だけど、何かひんやりとしていて何か異様な感じしかしなかった。
そして、最後に案内されたのはピアノルームだった。
「ここが最後の場所です。」
「先輩、早く出ましょう、何か変です。」
「おまえ、何言ってるんだ?色々調べないと帰れないぞ。」
「酷く調子が悪そうですね。一曲何か弾いて落ち着きましょう。」
「えっ!大丈夫です…。」
「おまえ、失礼だぞ。せっかくだから弾いてもらえますか?」
「ええ、喜んで。」とピアノの前に座り、慣れた手つきで弾き始めた。
とても綺麗な音がしていたが、やっぱり恐怖しか感じなかった。
結局、その日はその後すぐに帰ることになった。
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