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屋敷の中は…。
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管理人のサチさんと一緒に屋敷の中に入り、先輩の姿を探した。
先輩、どこですか?また、あとでなって言ってたじゃないですか…。
さよならなんていやですよ。
私はピアノルームに入って、先輩の変わり果てた姿をみて、思わず叫けんでしまった。
「そんな…。」
「彼も入ったのね、ここに。」
「何なんですか、あなたは!人が死んでいるのにこんなに冷静なんですか?」
「人の死を何度もみてれば、平気になります。」
「あなた、寂しすぎます。」
「みかんさん、あなたも同じですよ。」
「私はあなたとは違う。必ずこの屋敷の秘密暴きます。」
先輩の遺体は彼のところに運ばれた。
「みかんちゃん、誠一は屋敷に行く前の様子どうだった?」
「また、あとでなって笑顔でした。あの…。ごめんなさい。止めれば良かった、私はあそこが危険なの知ってたはずなのに。」
「泣くな、誠一もそれを望んでないよ。彼の所持品の中にこれがあった。」
「これ、ボイスレコーダー…。」
「聞いてみようか。」
ここから聞こえてきたのは、先輩がどこの部屋に入るっていうアナウンスと所々に聞こえるガラスの割れる音やものが倒れる音だったが、突然ピアノの音が聞こえ、聞いたことのない曲が流れ始め、先輩の走る音と共にピアノの音が大きくなっていき、よく聞こえるようになったかと思えば、突然ボイスレコーダーからはノイズしか聞こえなくなった。
「先輩…。」
「うーん、これから察するに他殺の可能性が強いな。でもな…。」
「でも、何ですか?」
「誠一の死因は中毒死なんだよ。注射の後もなければ、人の指紋も全くない…。普通に考えれば、自殺の可能性が強いんだよね。」
「そんなはずないですよ、先輩の発言から考えると…。」
「そうなんだよね、情報が足りない。まあ、中毒死という風に報告させてもらうよ。」
「困ったもんだよ、こういう案件は…。」
先輩、どこですか?また、あとでなって言ってたじゃないですか…。
さよならなんていやですよ。
私はピアノルームに入って、先輩の変わり果てた姿をみて、思わず叫けんでしまった。
「そんな…。」
「彼も入ったのね、ここに。」
「何なんですか、あなたは!人が死んでいるのにこんなに冷静なんですか?」
「人の死を何度もみてれば、平気になります。」
「あなた、寂しすぎます。」
「みかんさん、あなたも同じですよ。」
「私はあなたとは違う。必ずこの屋敷の秘密暴きます。」
先輩の遺体は彼のところに運ばれた。
「みかんちゃん、誠一は屋敷に行く前の様子どうだった?」
「また、あとでなって笑顔でした。あの…。ごめんなさい。止めれば良かった、私はあそこが危険なの知ってたはずなのに。」
「泣くな、誠一もそれを望んでないよ。彼の所持品の中にこれがあった。」
「これ、ボイスレコーダー…。」
「聞いてみようか。」
ここから聞こえてきたのは、先輩がどこの部屋に入るっていうアナウンスと所々に聞こえるガラスの割れる音やものが倒れる音だったが、突然ピアノの音が聞こえ、聞いたことのない曲が流れ始め、先輩の走る音と共にピアノの音が大きくなっていき、よく聞こえるようになったかと思えば、突然ボイスレコーダーからはノイズしか聞こえなくなった。
「先輩…。」
「うーん、これから察するに他殺の可能性が強いな。でもな…。」
「でも、何ですか?」
「誠一の死因は中毒死なんだよ。注射の後もなければ、人の指紋も全くない…。普通に考えれば、自殺の可能性が強いんだよね。」
「そんなはずないですよ、先輩の発言から考えると…。」
「そうなんだよね、情報が足りない。まあ、中毒死という風に報告させてもらうよ。」
「困ったもんだよ、こういう案件は…。」
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