メロディーズキラー

優希ヒロ

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死のピアノ

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アルバムを手に入れることは簡単だった。
「染矢みかんは…。」
「うん?これは…。」
「どうしたの?」
「ああ…。染矢みかんじゃない!」
「みかんじゃないってどういうこと?」
「これをみてくれ。」
「別人ね…。じゃあ、あのみかんは誰なのかしら?」
「探そう。」
アルバムの中にみかんの存在は見つからなかった。
「逆に謎が深まったな。」
「みかんの両親に聞いてみるしかないわね。」
「そうだな…。」
みかんの両親のところへ二人は向かった。


「失礼します、私は警察のものです。」
「そうですか…。娘のことでしょうか?」
「はい…。」
「何度も言いますが、娘は人殺しではありません。」
「いいえ、その話を聞きに来たわけではないです。」
「じゃあ、何を聞こうと言うのですか?」
「それはみかんさんの正体…。」
「見たのね、卒業アルバムを…。」
「はい…。」
「あなた方に話すことはありません、帰ってください。」
「みかんさんはもういないのではないですか?答えて下さい。」
「話す必要はありません、もう帰って!」
「わかりました、今日は帰ります。失礼します。」
堅太はみかん宅を後にした。
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