12 / 28
その手紙、終わりの始まり
1
しおりを挟む
死神界、深い谷…。マスターともう一人の死神、男のように背は高いがフードを被っているため顔がはっきりと見えない。
「秋、お前に新たな任務を与える。」
「はい、マスター。何でしょうか?」
「炎という死神を探してもらいたい。お前の得意分野だろう。」
「わかりました。めぼしい場所などがあれば、教えてください。」
「雪…。それくらいしかわからん。」
「わかりました。なんとかしてみましょう。」
紅に襲われた翌日の学校…。
桜が幸人にすれ違った時に話しかけたが、無視して去ってしまった。
(何、今の…。昨日の幸人君とまるで印象が違う…。はじめて急に話しかけられて気付かなかった振りをしているようなあの感じ…。まさか、死神の仕業なの?)
私は家に帰った後…。心の声で死神を呼びつけた。
(呼んだ?)
(呼んだわよ、あなた、幸人君に何をしたの?)
(君に関する記憶を曖昧にした。)
(何でそんなことするのよ、彼は関係ないでしょ?)
(いや、君に関わって死神のことを知る可能性があった。だからだよ…。)
(最低!あなたはなんなのよ、死神か何か知らないけど、私は簡単に死ぬつもりはないから…。)
(君の言いたいことはわかった…。あなたって呼ぶのもやめてもらいたい。僕には雪って名前がある。)
(帰って、雪!あなたの顔を見ているとイライラするから…。)
(…。)
雪は桜の家の屋根の上へとテレポートした。
(簡単に死なないか…。君の死相は全然薄まってないんだよ…。どんどんひどい死に様が見える。君は狙われているんだよ…。君のことをもっと近くで監視する必要がある…。一度、マスターに報告に戻るか…。)
「秋、お前に新たな任務を与える。」
「はい、マスター。何でしょうか?」
「炎という死神を探してもらいたい。お前の得意分野だろう。」
「わかりました。めぼしい場所などがあれば、教えてください。」
「雪…。それくらいしかわからん。」
「わかりました。なんとかしてみましょう。」
紅に襲われた翌日の学校…。
桜が幸人にすれ違った時に話しかけたが、無視して去ってしまった。
(何、今の…。昨日の幸人君とまるで印象が違う…。はじめて急に話しかけられて気付かなかった振りをしているようなあの感じ…。まさか、死神の仕業なの?)
私は家に帰った後…。心の声で死神を呼びつけた。
(呼んだ?)
(呼んだわよ、あなた、幸人君に何をしたの?)
(君に関する記憶を曖昧にした。)
(何でそんなことするのよ、彼は関係ないでしょ?)
(いや、君に関わって死神のことを知る可能性があった。だからだよ…。)
(最低!あなたはなんなのよ、死神か何か知らないけど、私は簡単に死ぬつもりはないから…。)
(君の言いたいことはわかった…。あなたって呼ぶのもやめてもらいたい。僕には雪って名前がある。)
(帰って、雪!あなたの顔を見ているとイライラするから…。)
(…。)
雪は桜の家の屋根の上へとテレポートした。
(簡単に死なないか…。君の死相は全然薄まってないんだよ…。どんどんひどい死に様が見える。君は狙われているんだよ…。君のことをもっと近くで監視する必要がある…。一度、マスターに報告に戻るか…。)
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
真実の愛のおつりたち
毒島醜女
ファンタジー
ある公国。
不幸な身の上の平民女に恋をした公子は彼女を虐げた公爵令嬢を婚約破棄する。
その騒動は大きな波を起こし、大勢の人間を巻き込んでいった。
真実の愛に踊らされるのは当人だけではない。
そんな群像劇。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる