ライフ

優希ヒロ

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その手紙、終わりの始まり

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死神界、深い谷…。マスターともう一人の死神、男のように背は高いがフードを被っているため顔がはっきりと見えない。
「秋、お前に新たな任務を与える。」
「はい、マスター。何でしょうか?」
「炎という死神を探してもらいたい。お前の得意分野だろう。」
「わかりました。めぼしい場所などがあれば、教えてください。」
「雪…。それくらいしかわからん。」
「わかりました。なんとかしてみましょう。」



紅に襲われた翌日の学校…。
桜が幸人にすれ違った時に話しかけたが、無視して去ってしまった。
(何、今の…。昨日の幸人君とまるで印象が違う…。はじめて急に話しかけられて気付かなかった振りをしているようなあの感じ…。まさか、死神の仕業なの?)
私は家に帰った後…。心の声で死神を呼びつけた。
(呼んだ?)
(呼んだわよ、あなた、幸人君に何をしたの?)
(君に関する記憶を曖昧にした。)
(何でそんなことするのよ、彼は関係ないでしょ?)
(いや、君に関わって死神のことを知る可能性があった。だからだよ…。)
(最低!あなたはなんなのよ、死神か何か知らないけど、私は簡単に死ぬつもりはないから…。)
(君の言いたいことはわかった…。あなたって呼ぶのもやめてもらいたい。僕には雪って名前がある。)
(帰って、雪!あなたの顔を見ているとイライラするから…。)
(…。)
雪は桜の家の屋根の上へとテレポートした。
(簡単に死なないか…。君の死相は全然薄まってないんだよ…。どんどんひどい死に様が見える。君は狙われているんだよ…。君のことをもっと近くで監視する必要がある…。一度、マスターに報告に戻るか…。)
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