スモールラブ

優希ヒロ

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大好きだよ

別れ

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ごめん、ミナミさん。僕は急いでミナミに電話をして、会うことになった。
「あつやくん、来てくれたの?」
「うん…。」
「君、相変わらず優しいね。でも、意地悪だよ。」
「ごめん…。」
「私ね、地元に帰ることにしたの…。」
「えっ!」
「私の母が体調悪いみたいだから、帰ることにしたの…。」
「それなら、僕も…。」
「だめだよ、君は…。」
「ともみちゃんをおいて行っちゃ…。」
「君も苦しむことになるから…。」
「君は気付いてないみたいだけど、君はともみちゃんのこと愛してるんだよ…。」
「だから、ともみちゃんと君がまた再会することになったら、身を引くつもりだったんだよ。」
「どうして…。」
「そうね、私も君のこと大好きだったんだよ。でもね、君が幸せを掴むためには、これしかないの…。」
「ごめんね…。」
「僕こそごめんね…。」
「私、もう行くね…。」
「ありがとう。」
「いいえ、さよなら…。」
僕は黙って、彼女が去って行くのを見ていた。
僕は子どもだ…。
全部、彼女に与えてもらったのだ。
ありがとう、ミナミ先生…。
そして、さよなら…。
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