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守るべきもの
新たな力
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「死ねよ、この野郎!」
「くそ、どうにもならね。太刀風!」
「効かねえよ、俺の体は鉄だからな。」
「これで終わりだ。」
「まだだ、俺は。」
俺は守る。誰をだ…。記憶の中で誰かが呼んでいる。
「彰人くん、彰人くん!」
「俺は、俺は!」
「死ねよ、やぁー!」
「守らなくちゃいけないんだ!」
俺の周りに黒い風が巻き起こり、奴の体を切り裂いた。
「やるじゃねぇか。もっと来いよ。」
「ブラックウィンド…。」
「バカな!この俺が何もできないだと!」
「…。」
「殺せ!」
「断る!」
俺が背中を向けて立ち去ろうとすると「バカめ、死ね!」
次の瞬間、奴の頭を水が撃ち抜いた。
「彰人くん、大丈夫かい?」
「あぁ、湊…。」
「記憶を垣間見たのかい?」
「あぁ…。」
「俺は誰かを守ろうとして守れなかった。」
「そうか…。」
「湊、俺は人殺しなのか…。」
「わからないけど、君は君だよ。」
「くそ、どうにもならね。太刀風!」
「効かねえよ、俺の体は鉄だからな。」
「これで終わりだ。」
「まだだ、俺は。」
俺は守る。誰をだ…。記憶の中で誰かが呼んでいる。
「彰人くん、彰人くん!」
「俺は、俺は!」
「死ねよ、やぁー!」
「守らなくちゃいけないんだ!」
俺の周りに黒い風が巻き起こり、奴の体を切り裂いた。
「やるじゃねぇか。もっと来いよ。」
「ブラックウィンド…。」
「バカな!この俺が何もできないだと!」
「…。」
「殺せ!」
「断る!」
俺が背中を向けて立ち去ろうとすると「バカめ、死ね!」
次の瞬間、奴の頭を水が撃ち抜いた。
「彰人くん、大丈夫かい?」
「あぁ、湊…。」
「記憶を垣間見たのかい?」
「あぁ…。」
「俺は誰かを守ろうとして守れなかった。」
「そうか…。」
「湊、俺は人殺しなのか…。」
「わからないけど、君は君だよ。」
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