16 / 57
守るべきもの
107日目
しおりを挟む
「彰人くん、起きてる?」
「…」
「ねぇ、彰人くんってば!」
「…。」
「起きないとキスしちゃうわよ!」
「…。」
「もうキスするからね。」
「!」
「あ、やっと起きた。」
「さや、何か用事?」
「何か用事じゃないわよ。学校は5日もサボるし、やっと来たかと思ったら、授業には出ないし、何考えてんのよ。」
「いや、なにも考えてねぇよ。」
「全く心配させないでね。」
「あぁ…」
(実際は学校に行かなかったのではなく、行けなかったんだよ。)
記憶のフラッシュバックと幻覚が見えて、能力の暴走する可能性があるからしばらく、身を隠してたわけだ。
放課後も屋上で1人のんびりしていると誰かが近付いて来た。
「彰人くん…。」
「誰だ?」
「私はお前を殺すために刺客として送られてきた真矢だ。」
「なんだと…。」
真矢が少しずつ近付いてきていたが、何か攻撃をする気配は全くなかった。
「彰人くん、君はどんな味かしら。」
「…」
「ねぇ、彰人くんってば!」
「…。」
「起きないとキスしちゃうわよ!」
「…。」
「もうキスするからね。」
「!」
「あ、やっと起きた。」
「さや、何か用事?」
「何か用事じゃないわよ。学校は5日もサボるし、やっと来たかと思ったら、授業には出ないし、何考えてんのよ。」
「いや、なにも考えてねぇよ。」
「全く心配させないでね。」
「あぁ…」
(実際は学校に行かなかったのではなく、行けなかったんだよ。)
記憶のフラッシュバックと幻覚が見えて、能力の暴走する可能性があるからしばらく、身を隠してたわけだ。
放課後も屋上で1人のんびりしていると誰かが近付いて来た。
「彰人くん…。」
「誰だ?」
「私はお前を殺すために刺客として送られてきた真矢だ。」
「なんだと…。」
真矢が少しずつ近付いてきていたが、何か攻撃をする気配は全くなかった。
「彰人くん、君はどんな味かしら。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる