来世契約バトル日記

目覚め

二重人格

「湊！早く彰人を消せ！でないと大変なことになるぞ！」
「はっ。では、彰人に一度破れて復讐に燃える奴を使います。」
「良かろう、冥界から呼び寄せておく。準備をしておけ！」
「かしこまりました…。それと私が向こう側へ行けるようにしてもらえませんか？」
「良かろう、だが、魂のみしか送れんぞ。」
「それで大丈夫です…。」
「そちらの方もやっておく。」




「絵夢！ちょっと来い！」
「あなた誰？それに腕痛いってば！」
「絵夢、ふざけてんのか？昨日会っただろうが…。」
「知らないって言ってるでしょ！」
絵夢は簡単にマサトの腕を振り払った。
「どうなってんだよ、もう…。」
「マサトすまないわね…。私、二重人格なのよ…。」
「学校では、話しかけないで…。私は眠っているのよ、普段は…。」
「わかったよ…。どう呼べばいい、区別が必要だろう…。」
「学校では鈴城と名字で呼んで…。良い？」
「わかった…。」