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ミストルァルタの優しく柔らかな歌声
ミストルァルタの優しく柔らかな歌声12
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「グレイシア
長に知らせて来てくれぬか?
ミストルァルタは検査の結果、異常無し。
体調は良好。
人間型愛玩系グラムヴィルであることが分かった、と」
「了解。
製造番号などは?」
「…分からん」
「は?」
星月が言い、グレイシアが答える。
ソレにグレイシアが問い返し、星月が言い、グレイシアが疑問の声を挙げる。
「製造番号が分からなければ、契約者を探し出すのは困難を極めるのでは?」
「うむ…。
グラムヴィルを捨てるのは、法律違反となり、厳しく罰せられる。
グラムヴィルにも当然、人権があるからな。
契約者は、違法を侵したことをバレぬよう、製造番号が書かれた部分の人工皮膚を取り除いたのかもしれん」
長に知らせて来てくれぬか?
ミストルァルタは検査の結果、異常無し。
体調は良好。
人間型愛玩系グラムヴィルであることが分かった、と」
「了解。
製造番号などは?」
「…分からん」
「は?」
星月が言い、グレイシアが答える。
ソレにグレイシアが問い返し、星月が言い、グレイシアが疑問の声を挙げる。
「製造番号が分からなければ、契約者を探し出すのは困難を極めるのでは?」
「うむ…。
グラムヴィルを捨てるのは、法律違反となり、厳しく罰せられる。
グラムヴィルにも当然、人権があるからな。
契約者は、違法を侵したことをバレぬよう、製造番号が書かれた部分の人工皮膚を取り除いたのかもしれん」
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