ミストルァルタ 第一巻 失った記憶 と 八卦炉の“謎ノ石”

個性的過ぎる友達

個性的過ぎる友達

――友達が歌う　オルゴールが奏でる　優しい歌


何故でしょうか。

ふと、そんなことが聴こえてきたのです──



――友達と歌う　光と光が結ぶ　絆の歌


どうしてかは分からないけど。

この歌は　とても懐かしいような気がする──



――友達の歌う　光のように綺麗な　想いの歌


誰だ　誰だ。

アナタは誰だ──



――友達と歌う　僕とアナタの大切な　絆の歌


ラプァンレタ。

ソレは絆と絆が結ぶ　久遠ノ名──



[-第三体　個性的過ぎる友達-]



夕暮れの空を羽撃たいて

届かぬ大地を夢見る

空の上　空の先の

空の彼方で　私は生きてゆく…