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個性的過ぎる友達

個性的過ぎる友達17

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そして綾瀬はラコルとパーカッションを得意としていた。



水月がソレをミストルァルタに説明する。
このユグヒラムは、音が溢れている国なのだ。と。
否、この世界が、音が溢れているのだ。と。

ミストルァルタは何か心が、気持ちが、持ち上げられるような気がした。
ミストルァルタが目を僅かに見開いて声を漏らす。



「てか水月、
お話し中のところ申し訳ないんだがさ、ちょっといいか?

お前ミストルァルタに財布すられてるぜ?」

「ぇ?」



火水夜がケルティラクティスに乗ったまま、ケルティラクティスに乗った水月に向かって言う。
水月が驚いて服の中を探る。

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