雑に学ぶと書いて雑学 ~昨日より今日の自分が少し賢くなるかもしれない~

雲条翔

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その37. 食べられる国宝がある

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「国宝」といえば、城・仏像・骨董品など、昔から伝統がある貴重なモノ、のイメージです。

「国宝級」と表現する代物を、ぞんざいに扱う人はいません。

 しかし、世界で唯一、食べられる国宝があります。

 それは、ハンガリーの「マンガリッツァ豚」です。

 マンガリッツァ豚は、遠くから見ると羊っぽく見えるほど、全身がフワフワモコモコした毛に覆われている、大きなブタです。

 さて、このマンガリッツァ豚。

 昔は数多くいたのですが、日常的に食材として捕えられ、絶滅しかけたそうです。

 そこでハンガリーは保護するために、生存しているマンガリッツァ豚をかき集め、2004年に国宝として指定しました。
(この時、全部で34匹しかいませんでした)

 その後、繁殖に成功し、現在では5万頭以上に増えています。

 また、マンガリッツァ豚は、その肉が非常に美味しいことでも有名。

 そこで、食材として「ハンガリー政府」の「マンガリッツァ豚協会」の許可を得て輸出された肉は、食べて良いことになったのです。

 日本でも、生体のまま輸入して、繁殖に成功しており、一部のお店では食べられるようです(結構、値段は高いらしいですが)。

 ちなみに、脂肪ばかりと思われている豚の身体ですが、平均的な成体の豚の体脂肪率は14%~18%。

 厚生労働省が出した「人間の成人の平均的な体脂肪率」データでは、成人男性の体脂肪率が15%~20%、成人女性の体脂肪率が20%~25%だそうです。

 人間と比べたら、豚さんって結構スリム。

 だからといって、体脂肪率が低い人に、「すごーい! 豚並みですね!」と良い意味で言ったとしても、絶対に「誉め言葉」として受け取ってくれませんので、やめておきましょう。喧嘩になるかもしれません。

 さらに、フォローとしてひとこと。

 一般家庭の脱衣場に置かれているような体重計(体組成計)で計れる「体脂肪率」は、あくまで「推定値」であって、正確な「測定値」とはまた異なるらしいんですよね。厳密な「測定値」が知りたい方は、医療関係へどうぞ。

 正確な「体脂肪率」の「測定値」、計ってみたら、意外にも低いかもしれませんよ。
 もちろん、予想外に高いかもしれませんけど……そこは自己責任でお願いします。
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