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〈高2 :1学期〉
14.テスト勉強という名の図書館デート
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5月の下旬から中間テストである。
気づいたらテスト1週間前という恐怖を今まさに味わっている。
そもそもなんでテストなんてあるんだろう??もうよくない??先生も生徒も誰も喜ばないよきっと。
今までにも授業中に先生達がテスト範囲を仄めかすようなことを言ってたような気がするけど、さっぱりメモをしていないノート。
所々、象形文字かっていうぐらい汚い文字がある。絶対寝てたわこれ。象形文字と比較するのも失礼だわこの文字。
リビングで桐崎にノートを借りつつ一緒に勉強していると、桐崎が横に座り片手を繋いで勉強をしようとするので集中できない。
「...勉強しづらくないのか?」
「両利きだからね」
「そういう意味じゃなくて」
「じゃあ、どういう意味?」
そう問いかけながらも、手をニギニギとしてくるので呆れてしまい首を横に振った。
その後も俺は妙に手が気になるのに、繋いできたやつは鼻歌までしながらサクサクといつより速いペースが問題を解いていることにやはり納得がいかない。
チラチラと桐崎の横顔を見ていると「お腹空いたの?」と聞かれ脱力した。
「ちょっと待ってて」と台所に行ったと思ったら、スティック状のイチゴ菓子を口に入れられた。
「ん、美味しいなこれ」
「そうでしょ?期間限定なんだって」
そう言いながら桐崎も嬉しそうに食べ出した。
「桐崎って期間限定の食べ物結構好きだよな」
「え、そうかなあ?」
「そうだよ、一緒に住み出してからやたらと聞くようになった気がする」
期間限定スイーツ、期間限定物産展の弁当など。
記憶力があんまり良くない方なのに毎回嬉しそうに分けてくれるから、嬉しそうな顔とセットで記憶に残ってた。
「...なんかさ特別感あって嬉しくない?」
「特別感ねえ」
そう言う桐崎の耳はほんのり赤く染まっていて、無意識に手を伸ばして触ってしまった。
「わ、ビックリしたあ」
「耳、赤くなってる」
「.....」
「なんで照れてんの?」
「照れてないよ」
「顔まで赤くなってんだけど」
桐崎は、うぅ~と唸りつつ手で顔を覆ってしまった。それにしても耳たぶが柔らかくて、フニフニと触り続けてしまう。
「...楽しい?」
「ふふ、結構楽しいよ」
「...江本が楽しいならいっぱい触っていいよ」
「俺にめちゃくちゃ甘いな」
「そりゃ甘いよ...めちゃくちゃ好きだから」
段々と消え入りそうな声でそう言われて、顔がボッと熱をもち机に撃沈した。
舌に残ったイチゴ味がやけに甘く感じた。
***
次の日の放課後、家では勉強に集中できないため図書館に行くことにした。部活がテスト前休みのため桐崎も一緒である。
「図書館に行くの久しぶりかも」
「部活で忙しいもんな」
「それもあるけど積読しちゃってるから、そっちから読まなきゃってなるんだよね」
「積読したのって中々読まなくない?」
「そうなんだよね~。この際、ちょっと整理しようかな」
ダラダラと話しながら歩いていると、図書館に到着した。
「わ~~」
「何の歓声??」
「いや、建物古いなって」
「老朽化してんもんなあ。移転の話もあるらしい」
「移転かあ。近かったらいいね」
「そうだよな、遠くなったら行くのめんどくさくなるかも」
「その時は家の中に図書館作ろうかな~」
「積読で?」
「そう、積読で」
「偏った内容の図書館になりそう」
「江本の本も置けば大丈夫」
「ただの本棚の出来上がりじゃん」
中に入り、くだらない話をしながら本を何となく見渡しつつ勉強できるスペースにある机に持ってきていた教科書や参考書などを並べた。
「後で休憩時間にちょっと本見て回ろう」
「おっけー」
今日も隣で勉強しているが、流石に図書館ではイチャイチャしてこないなと安心していたら、桐崎が足を絡めてきたので軽く踏んだ。
「いいじゃん~ちょっとだけ足だけだよ?」
「よくない。集中しろ」
「えぇ~~」
「次やったら、席一つ開けるからな」
「ごめんなさい」
ショボンとした桐崎を放置していると何処からか目線を感じ、そちらを見ると同じように勉強をしにきた女子高校生らしき人と目があい、パッと逸らされた。
あの反応、今のを見られたか聞かれたかしたっぽっいな。知られたからには消さなければならないとどっかの犯罪者のような言葉が頭をよぎり、アホらしくなってため息が出た。
ちょっと恥ずかしいなと思ったぐらいでそれを誤魔化すように斜めどころか宇宙の果てまでいきそうな思考よ、どうした。
勉強がしたくないときって勉強以外には無駄に頭が回るから嫌だ。
まだ落ち込みながら勉強している桐崎が見えたので、またため息を吐きつつも小さな声で「家に帰ったら抱きしめてもいいぞ」というと、桐崎に「ふふ、いっぱいギュッとするね」と笑い混じりに耳元で囁かれた。
さっきの女子高生以外からも視線が集まってるように感じて、教科書でそっと顔を隠した。
***
1時間勉強したので休憩時間である。
桐崎と本を見て回ると、小さい頃に読んだような絵本が目に入って懐かしい気持ちになった。俺が本を手に取ると、桐崎が覗き込んできた。
「わ、これ懐かしい~~」
「だろ。めちゃくちゃ読んだわこれ」
「だよね~。小さい頃はピーナッツ王子みたいに旅に出るんだって張り切ってたな」
「ピーナッツ王子、大陸から大陸まで泳いで渡るシーンとか今考えると結構ヤバいよな」
「あの頃は大盛り上がりのシーンだったのにね」
クスクスと一緒に笑いつつ、絵本を何冊か見た。
「絵本ってさ、今見るとめっちゃいいこと書いてるね?」
「人生の教訓を優しい形で伝えようとしてるよな」
「そう、そんな感じ。読んでた頃とか何にも考えずに楽しんでたんだなあ」
「それはそれでいいんじゃない?楽しめてたら全てよし」
「全部を丸め込もうとしてる~」
俺の顔をジッと見てきた桐崎が小さく笑い「何でこんなに可愛いんだろうね」といいつつ少し屈んでおでこにキスをされた。
「なっ!!!」とそのまま大きな声を出しそうになったとき、桐崎が小指同士を絡めてきて「シー」と口元に人差し指を当てた。
慌てて口をつぐむとクスクスと笑われた。
小さな声で「図書館で何考えてんだ」と抗議すると「キスしたくなるおでこだよね」とまたおでこにキスされたので、桐崎のおでこをペチッと叩いた。
「休憩時間は終わりだ」
「もうちょっと休もう?」
「俺が赤点取ったらどうするつもりだ」
「責任とって養うね?」
「重い重い」
「追試に付き合う?」
「...赤点取らないほうが過ごす時間長くなると思うぞ」
「勉強分からないところは教えるから、次のデートは何処行く?」
「テストが無事に終わってからだ馬鹿」
ふふふ、と嬉しそうな桐崎。動物園と水族館とカラオケもいいなと1人で盛り上がっている。
この姿を見てると、何でこいつ学年でも上の方に入るぐらい頭が良いのか本当に謎だ。
「江本も行きたいところ考えててね?」
桐崎が絡めている小指を少しギュッと握ってそう言った。
桐崎はその後ずっと嬉しそうにしていて、家に帰ってからもその調子が続き、寝る時は俺をギュウギュウと抱きしめて寝た。俺は抱き枕じゃないんだぞ。
「デートはまだ先だぞ」
「考えるのも楽しいの。今日も図書館デート楽しかったし」
「俺達は勉強しに行ったんだからな」
「ふふ、そうだね?」
またおでこにキスされたので、脇腹をギュッと掴んだ。
「っいた」
「寝ろ馬鹿」
「ん~...おやすみ江本」
「おやすみ桐崎」
ギュッと俺を抱きしめたまま寝た桐崎は、翌日の朝、輝くような笑顔で挨拶をしてきた。
「おはよう江本」
「....おはよう桐崎」
朝から桐崎を過剰摂取した気分であった。
気づいたらテスト1週間前という恐怖を今まさに味わっている。
そもそもなんでテストなんてあるんだろう??もうよくない??先生も生徒も誰も喜ばないよきっと。
今までにも授業中に先生達がテスト範囲を仄めかすようなことを言ってたような気がするけど、さっぱりメモをしていないノート。
所々、象形文字かっていうぐらい汚い文字がある。絶対寝てたわこれ。象形文字と比較するのも失礼だわこの文字。
リビングで桐崎にノートを借りつつ一緒に勉強していると、桐崎が横に座り片手を繋いで勉強をしようとするので集中できない。
「...勉強しづらくないのか?」
「両利きだからね」
「そういう意味じゃなくて」
「じゃあ、どういう意味?」
そう問いかけながらも、手をニギニギとしてくるので呆れてしまい首を横に振った。
その後も俺は妙に手が気になるのに、繋いできたやつは鼻歌までしながらサクサクといつより速いペースが問題を解いていることにやはり納得がいかない。
チラチラと桐崎の横顔を見ていると「お腹空いたの?」と聞かれ脱力した。
「ちょっと待ってて」と台所に行ったと思ったら、スティック状のイチゴ菓子を口に入れられた。
「ん、美味しいなこれ」
「そうでしょ?期間限定なんだって」
そう言いながら桐崎も嬉しそうに食べ出した。
「桐崎って期間限定の食べ物結構好きだよな」
「え、そうかなあ?」
「そうだよ、一緒に住み出してからやたらと聞くようになった気がする」
期間限定スイーツ、期間限定物産展の弁当など。
記憶力があんまり良くない方なのに毎回嬉しそうに分けてくれるから、嬉しそうな顔とセットで記憶に残ってた。
「...なんかさ特別感あって嬉しくない?」
「特別感ねえ」
そう言う桐崎の耳はほんのり赤く染まっていて、無意識に手を伸ばして触ってしまった。
「わ、ビックリしたあ」
「耳、赤くなってる」
「.....」
「なんで照れてんの?」
「照れてないよ」
「顔まで赤くなってんだけど」
桐崎は、うぅ~と唸りつつ手で顔を覆ってしまった。それにしても耳たぶが柔らかくて、フニフニと触り続けてしまう。
「...楽しい?」
「ふふ、結構楽しいよ」
「...江本が楽しいならいっぱい触っていいよ」
「俺にめちゃくちゃ甘いな」
「そりゃ甘いよ...めちゃくちゃ好きだから」
段々と消え入りそうな声でそう言われて、顔がボッと熱をもち机に撃沈した。
舌に残ったイチゴ味がやけに甘く感じた。
***
次の日の放課後、家では勉強に集中できないため図書館に行くことにした。部活がテスト前休みのため桐崎も一緒である。
「図書館に行くの久しぶりかも」
「部活で忙しいもんな」
「それもあるけど積読しちゃってるから、そっちから読まなきゃってなるんだよね」
「積読したのって中々読まなくない?」
「そうなんだよね~。この際、ちょっと整理しようかな」
ダラダラと話しながら歩いていると、図書館に到着した。
「わ~~」
「何の歓声??」
「いや、建物古いなって」
「老朽化してんもんなあ。移転の話もあるらしい」
「移転かあ。近かったらいいね」
「そうだよな、遠くなったら行くのめんどくさくなるかも」
「その時は家の中に図書館作ろうかな~」
「積読で?」
「そう、積読で」
「偏った内容の図書館になりそう」
「江本の本も置けば大丈夫」
「ただの本棚の出来上がりじゃん」
中に入り、くだらない話をしながら本を何となく見渡しつつ勉強できるスペースにある机に持ってきていた教科書や参考書などを並べた。
「後で休憩時間にちょっと本見て回ろう」
「おっけー」
今日も隣で勉強しているが、流石に図書館ではイチャイチャしてこないなと安心していたら、桐崎が足を絡めてきたので軽く踏んだ。
「いいじゃん~ちょっとだけ足だけだよ?」
「よくない。集中しろ」
「えぇ~~」
「次やったら、席一つ開けるからな」
「ごめんなさい」
ショボンとした桐崎を放置していると何処からか目線を感じ、そちらを見ると同じように勉強をしにきた女子高校生らしき人と目があい、パッと逸らされた。
あの反応、今のを見られたか聞かれたかしたっぽっいな。知られたからには消さなければならないとどっかの犯罪者のような言葉が頭をよぎり、アホらしくなってため息が出た。
ちょっと恥ずかしいなと思ったぐらいでそれを誤魔化すように斜めどころか宇宙の果てまでいきそうな思考よ、どうした。
勉強がしたくないときって勉強以外には無駄に頭が回るから嫌だ。
まだ落ち込みながら勉強している桐崎が見えたので、またため息を吐きつつも小さな声で「家に帰ったら抱きしめてもいいぞ」というと、桐崎に「ふふ、いっぱいギュッとするね」と笑い混じりに耳元で囁かれた。
さっきの女子高生以外からも視線が集まってるように感じて、教科書でそっと顔を隠した。
***
1時間勉強したので休憩時間である。
桐崎と本を見て回ると、小さい頃に読んだような絵本が目に入って懐かしい気持ちになった。俺が本を手に取ると、桐崎が覗き込んできた。
「わ、これ懐かしい~~」
「だろ。めちゃくちゃ読んだわこれ」
「だよね~。小さい頃はピーナッツ王子みたいに旅に出るんだって張り切ってたな」
「ピーナッツ王子、大陸から大陸まで泳いで渡るシーンとか今考えると結構ヤバいよな」
「あの頃は大盛り上がりのシーンだったのにね」
クスクスと一緒に笑いつつ、絵本を何冊か見た。
「絵本ってさ、今見るとめっちゃいいこと書いてるね?」
「人生の教訓を優しい形で伝えようとしてるよな」
「そう、そんな感じ。読んでた頃とか何にも考えずに楽しんでたんだなあ」
「それはそれでいいんじゃない?楽しめてたら全てよし」
「全部を丸め込もうとしてる~」
俺の顔をジッと見てきた桐崎が小さく笑い「何でこんなに可愛いんだろうね」といいつつ少し屈んでおでこにキスをされた。
「なっ!!!」とそのまま大きな声を出しそうになったとき、桐崎が小指同士を絡めてきて「シー」と口元に人差し指を当てた。
慌てて口をつぐむとクスクスと笑われた。
小さな声で「図書館で何考えてんだ」と抗議すると「キスしたくなるおでこだよね」とまたおでこにキスされたので、桐崎のおでこをペチッと叩いた。
「休憩時間は終わりだ」
「もうちょっと休もう?」
「俺が赤点取ったらどうするつもりだ」
「責任とって養うね?」
「重い重い」
「追試に付き合う?」
「...赤点取らないほうが過ごす時間長くなると思うぞ」
「勉強分からないところは教えるから、次のデートは何処行く?」
「テストが無事に終わってからだ馬鹿」
ふふふ、と嬉しそうな桐崎。動物園と水族館とカラオケもいいなと1人で盛り上がっている。
この姿を見てると、何でこいつ学年でも上の方に入るぐらい頭が良いのか本当に謎だ。
「江本も行きたいところ考えててね?」
桐崎が絡めている小指を少しギュッと握ってそう言った。
桐崎はその後ずっと嬉しそうにしていて、家に帰ってからもその調子が続き、寝る時は俺をギュウギュウと抱きしめて寝た。俺は抱き枕じゃないんだぞ。
「デートはまだ先だぞ」
「考えるのも楽しいの。今日も図書館デート楽しかったし」
「俺達は勉強しに行ったんだからな」
「ふふ、そうだね?」
またおでこにキスされたので、脇腹をギュッと掴んだ。
「っいた」
「寝ろ馬鹿」
「ん~...おやすみ江本」
「おやすみ桐崎」
ギュッと俺を抱きしめたまま寝た桐崎は、翌日の朝、輝くような笑顔で挨拶をしてきた。
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