灰いかぶり令嬢の物語

朋 美緒(とも みお)

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05;ざまぁ

お継母は顔が引きつって手の震えが止まらないでいた

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数日後、ボーネット伯爵家の館

「朝から何か騒がしいわね」

そう言って朝ごはんのパンをかじるロザリー
その横で、朝のかたづけをしている私、

「なによ、何にやにやしてるのよ気持ち悪いわね」
「別に、・・・・もうすぐロザリーともお別れね」
「まあね、あのおばさんともお別れか・・・寂しくなるな懐が・・・」
「結構大きな商人の跡取りなんでしょう?結婚相手、すごいじゃない」
「10も上のおじさんよ、年の割にかっこいいけどね」

頬を赤くしてパンをかじるロザリー、王都から帰ったら結婚するのでやめるという話を聞いてびっくり
婚約者がいるのに王都で男あさりと思ったら、王都で婚約者と飲んでいたらしい、いつもは遠距離なんだそうだ






ふたりで、楽しく話していたら、マライシアが厨房に慌てて来て

「灰かぶり!絶対ここから出ないでよね、絶対よ」

ばたばたとそれだけ言ううとまたあわてて出て行った

「?何なの?あんたまた何かした?」

「何かって・・・まぁ・・・したかな・・・」







その頃、お継母は顔が引きつって手の震えが止まらないでいた

「久しぶりの我が家、ドレメン婦人長い間お任せしてしまい申し訳ない、ファティマの16歳の誕生日にサプライズで、内緒で来たらどうかとの申し出、ありがとう大事にしてくれて・・・ファティマは部屋かな?呼んできてもらえるだろうか?」

(申し出?私そんなの言ってませんわ・・・どういううこと?)

「事業も落ち着いたことは前々から伝えてあったが、この機会にこちらに戻ってくることにしたよ、心配しなくても大丈夫だといつも言ってくれていたが、ファティマの婿も探さなければいけないしね、どんなレディになったか楽しみだよ」






その頃厨房にいるファティマは、凍り付きそうな冷たい表情をしていた

「ちょっと何怖い顔してるのよ、さっきからころころと…不気味よ」
「応接室ににちょっと仕掛けをね・・・不愉快な言葉が聞こえたので・・・」
「?仕掛け?・・・・また馬車の音が複数聞こえるけど・・・何よ何をしたのよあんた」

畏怖の目を向けるロザリー

「役者がそろったかしら・・・さぁ戦場よ・・・ロザリーいままでありがとう」
「ちょっと何よ私が屋敷を出ていくのは来週よ」
「私・・・自由になるの」
「ちょっと・・・もしかしたら今日で出ていくの?家出の準備してるの知ってたけど」
「お継母に言わないでくれてありがとう、じゃ自由のために頑張るわ」
「・・・・なんかやばい気がする・・・」






応接室に大勢の人間が集まっていた。

「あ・兄上・・・ジョイル兄上がなぜここに」
「ロバート、お前が帰って来てるとは知らなかったよ・・・その顔は何も知らないようだな」
「え????」

「み皆さま、此度はどのような用件でいらしたのでしょうか?」

ドレメン婦人が少し声を震わせながら聞く


ジョイルがもう二組のお客を見る

「お初にお目にかかります。この地区の憲兵団支部長のカイザックと申します。横にいるのは事務官のメイベル女史でございます。」
「なぜ憲兵が」
「告発文が届いたのです、横領と虐待の告発がこの書類と共に送られてきましたので、見分するために参りました、外には護送車と憲兵6人が待機しております。」
「虐待1?」

全員がドレメン婦人を見た
ヒクっとドレメン婦人の頬が動いた


バンッ

扉を勢いよく開けると

「私から説明させていただきます」


入ってきた私を見て真っ青になるお継母様、慌てて叫ぶ

「!灰かぶり何をしているのです厨房に戻りなさい、申し訳ありませんメイドが失礼しました」
「・・・!ファティマ?ファティマか・・・その姿は・・・どういうことだ!ドレメン婦人!メイドとはどういうことだ」
『あなたにそれを言う資格はありません』
思わず低い声で答えてしまった

「ファティマ?」
「育児放棄したあなたにそれを言う資格無いと言っているのです」
「・・・放棄など・・・」
「何年も子供の顔を見ない合わない携わらないことが放棄ではないと?」

「ファティマ?・・・どうしたのだ?お前らしくない」
「私の何を知っているというのか、あなたは・・・」

「ロバート、・・・ファティマ嬢の話を聞こうじゃないか」
「兄上」
「ありがとうございます。叔父様」

「ぐっ」

ジョイルが薄汚れていても、すこぶるかわいいファティマの「叔父様」という言葉に何とも言えないうれしさを感じていた

「憲兵団支部長のカイザック様、わざわさご足労願いましてありがとうございます。先ほど騎士の方に書斎の方を捜査されるというので案内させていただきました。ご存分にお調べください」
「!な!何を何をいているの!勝手に」

慌てるドメイン婦人

「何をとは?わかりきったことを、あなたの罪状を確かにするためです」
「私の許可も取らずになにをしているのと言っているのです」
「許可?誰の?この伯爵家の当主である私の許可以外何がいるというのですか?」

「当主?何を言っているのあなたは」
「確かにファティマ嬢はボーネット伯爵家のご当主ですよ、王城で確認してあります」

(なぜこの人がここにいるの~えーなんでーフェルディナンド王子~呼んでないんだけど~)

ファティマは冷や汗を流している、

(ま、この姿をみれば、幻滅するでしょう・・・ちょっと寂しいけど・・・)


「ファティマ嬢、虐待を受けていた証拠はありますか?」

カイザック支部長がそう言った

「はい、私自身が証拠です、体を見ていただけたら解ります」
「うむ、メイベル、調書を取って来てくれ」
「はい、支部長」
「隣の部屋でお願いします」

私たち2人が隣の部屋に入った
服を脱ぎ始めてしばらくすると

『キャー!酷い何!!!これはいやー!』

メイベルさんの悲鳴が部屋に響いた

「どうした、メイベル!?」
『大丈夫です、私の傷跡を見て驚かれただけです』

ドア越しに答える

『メイベルさん、落ち着いて調書お願いします。大丈夫ですよ何回か死にかけただけですから』
『イヤーーーー』

(追い打ちをわざとかけてみた・・・トラウマにならなきゃいいけど、ごめんねメイベルさん)

その後もメイベルさんは『ぎゃ』とか『うっ』とが声を出していたが終わると大きなため息をついていた
着替えて二人で応接室に戻ると
メイベルさんの顔は蒼白、涙でぐちゃぐちゃだった、皆言葉を失っていた。
調書をカイザックに渡すとふらふらっと床に座り込んでしまった。

「誰にやられたのですか?」

書類を見て、そう言ってきた、声に怒気が混じっていたが、見た目は冷静そうなカイザックさんだった

「はい、そこにいるお継母、いえお継母ではありませんでしたね、ドメイン婦人です」
「・・・・・知らない・・・・知らない・・・知らない・・・」
「マリゼラ姉さまに傷薬をもらわなければ、とっくに破傷風にかかって死んでたでしょうね」
「マリゼラ?なぜあの子が」
「マリゼラとは誰ですか?」

ガチャリと応接室のドアが開いて

「私です」

マリゼラが応接室に入ってきた
ドアの向こうにちらりとマライシアの姿が見えたがすぐにドアが閉じられた

「君はドメイン婦人の下の娘さんだね、なぜ傷薬を?」
「普通、傷ついた人を見たら対処できるものがあれば上げません?たまたま自作の傷薬があったのであげました」
「マリゼラ?あなたも灰かぶりが嫌いじゃ・・・」
「嫌いですよ、でもそれ以上にあなたが嫌いだ」
「なっ・・・奇麗なドレスも、アクセサリーも与えたじゃない」
「貴女は何も解ってない、本来それは私に与えらるものでは無かったではないですか」
「え?あなたも喜んで」
「ファティマが殴られて、贈り物を取り上げられたあの瞬間、次は私の番がもしれないと恐怖するのには十分でした。あなたに逆らわないでおこうと子供ながらに思っても可笑しくないと思います。」
「私があなたにそんなことするわけ無いじゃない」
「屈辱でした。」
「え?」
「恥ずかしかった、自分用じゃないドレス、どう見ても似合わないアクセサリー・・・そうですよね、父親が金髪の娘に似合う色のドレスとアクセサリーを選んでいるのですもの・・・私の髪と目の色には合わないドレス・・・恥ずかしくてしょうがなかった」

マリゼラの頬を涙が流れている

「えーとマリゼラ姉さま?傷薬は作ったって聞こえたのですけど」
「姉さまなんて呼ばなくていいわよ、知ってるわ、お母様が後妻だと偽っていたことは・・・知ったのは最近だけど・・・薬草に興味があって小さい時から薬草図鑑を読んでいたのよ、あの当時やっと低効能だけど傷薬が自作できたの、大丈夫自分で実験したから、あなたを実験台にしたわけじゃないわよ」

「後妻と偽っていた?」

カイザックが告発にはない内容に顔を歪ます

「そうみたいですね、舞踏会に伯爵家の馬車で男爵家の者が来たので、可笑しいと連絡が来ていたのですが、何を企てている様子もなかったのでそのままにしてあったようです、調べたら後妻をもらった記録がないのに奥方の気配がする、反対にいるはずの伯爵令嬢の気配が無い・・・可笑しいということで私たちが調べに来ました」

そうフェルディナンド王子が答えた。王子の横には宰相補佐と自己紹介した王子より少し年上のハンサムな男性が立っている。

(大物が大勢・・・緊張する・・・春先とはいえ、この陽気で部屋も熱いし興奮もしてるから汗が酷いわ・・・臭くないかしら・・・)

「貴方は?」

カイザックが発言した王子に問いかけた

「あぁ、失礼しました、私はフィレンバレット王国第二王子フェルディナンドと申します」
「王子、自ら調査に?」
「留学から帰ったばかりで手が空いていたのと、ファティマ嬢に興味がありまして」

(王子オーラ?、平服でもキラキラしてるなぁ・・・日時合わせてきたのかな?・・・しかし熱い・・・汗が)

「ファティマ嬢?すごい汗ですね、ショールを取ったらどうですか?」

カイザックがそういった

「・・・そうですね・・・」
「ダメ!」

ショールに手をかけるとまだ床に座り込んでいるメイベルが叫んだ
しゅるんとショールを外した、それと同時に茶色い鬘が滑り落ちる
そして、そこにいる全員が息を飲んだ。

「「「「・・・・・!!!!・・・・・」」」」

「このやろう!」
「ひっ!」

今まで、意気消沈して黙ってソファーに座っていた父が、ドレメン婦人に殴りかかろうと立ち上がった。
それをいつの間にかドレメン婦人の脇に控えていた憲兵に阻止されている。

鬘の下にはザンバラに切られた髪、それも所々ちじれて、あきらかに燃やされたような跡があり、首には火傷と絞められた跡があるのだ、最初のメイベルの悲鳴は髪を見た時だった、

「うっうっうっ・・・」

泣いているのはメイベルだった。

「ファティマ嬢?それは・・・」
「鬘も取れちゃった、大丈夫ですよ、精神・苦痛耐性Lv10持ちですから」
「10!?それは、20年以上、常に戦場にいた兵士並みではありませんか・・・」

カイザックのポーカーフェイスが崩れてそれはもう憐れみと怒りが顔に現れていた

(ああ、この人優しいんだな)

そう思った

「15歳になったと同時にこのスキルは発動しまして、それまで辛かったのが嘘みたいに無くなったんです」
「当主ではないメインのジョブは何ですか?」
「?え?メインジョブ?・・・さぁ?」
「7歳の時に教会で洗礼受けたでしょう?その時に授かったものですよ」
「洗礼?受けてないのでわかりません」
「・・・・」

皆が父を非難の目で見てるのが分かった

「お前は何をしていたんだ本当に・・・育児放棄か・・・最悪だな・・・よく生きてましたね本当に・・・!スキルはどうして分かったんだい」

叔父様がため息をつきながら父を見る

「10歳の時から【鑑定】スキルが使えるようになったので、えっと・・・10歳の時初めて死にかけましてその時に自衛のためスキルが発動したようなんです。見るとほとんどのスキルが発動不可になってました。幾つかは使えましたが」

「教会で洗礼を受けると発動するんだ、それまでは危険なので魔力の強い貴族の子供は、封印されるんだ生まれたときに」
「15歳ですべて使えるようになったけど」
「ぼそっ・・・私が死ぬか、ファティマが15歳になった時、当主になるよう手続きしてあったんだ、職に就くと封印は解除される、洗礼はそのジョブを貰うために行くんだ、たぶんファティマはメインジョブは無いのじゃないか?」

「あっジョブの欄【????】っなってるのがあってその下に【ボーネット伯爵家当主】ってあるわ・・・なるほど」
「そんなことも教えてないなんて」

ぼそっと言った父にさらに呆れる叔父様だった
1番目は神から授かると言われているジョブで、2番目は自由に選べるみたい、あっでも

「当主じゃなくなったらまた封印されるとかは」
「一度解除されたら封印は解けるから大丈夫・・・だと思う事例が無いからね」
「叔父様、ありがとう」
「早めに教会でメインジョブを貰った方がいいね、教会で祈るだけだから」
「はいそうします、すみませんがいろいろ手続き始めてもよろしいでしょうか?」

そう言って書類を広げた
領地譲渡、家名返上、父の公爵家復帰、財産は一応父に譲渡、そしてドレメン婦人への訴え
一通り終わると

「本当に返上するんだ、これからどうするんだい?公爵家に来ないか?兄も養女としても良いと言っているよ」
「それがいい、公爵家の養女となって是非私の伴侶となってくれないか?」
「「「え?」」」

「ええ?伴侶?・・・」

全員がかたまった、そういえば婚約者探し中だったなと

「こんな醜い女が王子の伴侶などと・・・」

顔を赤くしているのを見て皆、この突拍子のない申し込みに

「まんざらじゃ無いんだ」

と思ったしかし

「それに・・・私、『王子様』には嫁がない予定なんです!自由が無いじゃないですか!自由になりたい、私は世界を回っていろんなところを見てみたいんです、だから私はここを出ていきます、後のことはお父様、ご迷惑おかけしますが叔父様よろしくお願いします、娘の尻拭いくらいしてよね!」

まっすぐ姿勢を伸ばし、皆を見据えてはっきりと言った、そして魔道具をポケットから出すと

「それは『転移魔石』」
「みなさんさようなら!」
「「「「「!!!!!」」」」」

パリンと魔石を床に叩きつけると魔法陣が発動してその場からファティマが消えた


「まてっ・・・ファティマ~」

父が叫んでいたがその場から消えたのだった



保護する気だった公爵次男はしまったと、やばいと思った
兄が連れてきても良いと言ったのは、「絶対連れてこい」と同意味だったからだ、まさか魔石を使うとは思っていなかった。


あのあとその場がどうなったかは知らない


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