8 / 27
08;魔女のおばあさん
神獣、フェンリル・アレキサンアダー
しおりを挟む
「ここから出ましょう」
「え?....ここは何処?」
私しか見えない真っ暗な世界、おばあさんの顔がみるみる青くなる
「大丈夫、転移魔石があります」
マジックバックから石を出した
「掴まってください」
いしを床に叩きつけようとした....
コロン....
割れずに足元に転がる石
「....あれ?」
「ふよふよしてますものね・・・この床」
「えーと、まずいかも、どうしよう、どうしよう、どうしよう」
「ちょっ、ちょっと落ち着いて・・・?あら?なにか落ちたわよ」
くるくると焦りながら体を動かしていたらなにかがマジックバックから落ちたようだった。
冷や汗を流す私、その時世界が揺れた、何故か転移魔石が突然割れた、目の前の風景が変わる。
「ギルさん!」
魔女のおばあさんのベットの横に傭兵上がりの冒険者、ギルが立っていた
「なぜギルさんが....手に持っているのは何ですか?」
「聖水だ、クエストからなかなか帰ってこないから、メアリーに頼まれて探しに来たら、この変なのが此処でぐーすか寝てるだろう?気配からして、聖水が効きそうだったからかけてみたら、当たりだったようだな」
ベットには息絶え絶えの、闇袋狼が寝ていた
「あ!さっき落ちたの....自分命名、聖光ボム、アンデットに出会った時のために広範囲光属性爆弾として作ったやつだ」
「なんか様子が可笑しいぞ」
「闇袋から光が漏れ出しているぞ」
「爆発したかな?」
『グェェェ!熱い熱い熱い』
狼がきがつくと物にぶつかりながら裏口から外に出て行った
「なんだ?追いかけるぞ」
3人は狼を追って外に出た、狼は裏の小川に浸かり熱い熱いと言いながらのたうち回っていた
「聖水が効いた、聖光ボムも効いてるといいことは」
私は小川の上手にまわり、川にてをいれると光属性の魔力を一気に流した
『ギャァー、ボッム』
何かが破れる音がして狼の方を見ると闇袋部分が破裂して黒いきりになって消えていた
「なんて不格好な」
残ったのは、胸から上はマッチョな狼、闇袋部分だったところは骨と皮の体毛もハゲハゲの不格好な狼がいた。
「狼は死なないんだ、普通の狼ってことか」
狼は気絶していて、流されて行きそうだった
ふわっと狼が中に浮くと川岸に横たえた
魔法を放ったのはおばあさんだった。
「おばあさん、助けるの?」
「そうだね、言葉がしゃべれるなら話を聞いてからかね」
庭に枯れ草を敷いてその上に狼を寝かせた。
「衰弱が激しいですね」
「さて、滋養のあるものでも作るかね」
そう言っておばあさんは家に入って行った
「ギルさん、私はこのままおばあさんを手伝います、申し訳ありませんが皆に大丈夫なこと伝えてもらえませんか?」
「・・・・・ああ、わかった」
何か言いたそうだったが、ギルさんは街に戻って行った
「結界が復活してる、おばあさんが闇に囚われていたから消えていたのかな?」
『おじょうちゃん、ハーブを積んて来てもらえるかい』
家の中からおばあさんが私に声を掛けてきた
「はい!」
ハーブを幾つか積んで家の中に入った
キッチンでは鍋がぐつぐつと鳴っている
「迷惑かけたね、助かったよありがとう」
「いえいえ、気分は大丈夫ですか?」
「ああ、マイクのまぼろし見せてくれたのおじょうちゃんだろう?マイクに聞いたのかい?」
「いえ、パン屋のおかみさんからちらっと聞いただけで、なんとなくおばあさんがああ言ってほしんじゃないかと思って」
「おじょうちゃん、良い子だね心が奇麗なんだね、マイクが喋ったのは何時ぶりだろうね、大人になったあの子の声はあんな感じなんだろうかね」
しみじみと思いにふけるように天井を見上げるおばあさん
(ごめんなさい、父の声ですあれ・・・)
おばあさんは息子さんのことを語りだした。
「マイクが8歳の時かね、自分におごっていた若かりし自分を情けなく思うよ」
昔は結構力のある魔法使いの冒険者だった、結婚して子供も出来たが、それでも続けていた、獣魔も2匹従えていたそうだ。
難易度の高い悪魔退治を終えて自宅に戻ったとき、悪魔の仲間に付けられていたのだろう、気がついたとき獣魔が悪魔に乗っ取られていた、夫は頭を食いちぎられ、子供も足を潰され、喉を切られて瀕死に、自分の爪の甘さが招いた惨劇に錯乱した、魔導器官が切れるほどの魔法を使って悪魔を退治して、残った魔力を使ってマイクの治療をした。
しかし欠損したものは戻ることはなかった。
「足を失い、声も失ったマイクを、魔導器官を使わないまじないでどうにか育てたよ、きっとあの子は恨んでいるだろうね、巻き沿いを食って人生を台無しにしたんだから」
「....そうでしょうか?そうは見えませんでしたが」
「パン屋の主人に気に入られてね、あのこのパンは本当に美味しいよ」
「もう魔導器官も治って魔法を使っているのでしょう?魔法を使えばパンを貰いに町に行くことも簡単なのでは?」
「あの当時悪魔を町に呼び寄せたと大分叩かれてね、町に行くことをやめたんだよ、マイクを受け入れて貰えただけで十分さね」
「おっと、スープは、頃合いかね。」
おばあさんは鍋を見にキッチンに向かった
「パン屋のおかみさんは、パン屋を改装した時に、御主人はおばあさんの部屋も作って、何時でもこれるようにしてるって言ってたけどなぁ」
「お嬢ちゃん、氷魔法は使えるかい?」
そう言って熱々の鍋を目の前においた
外のおおかみの元に行くと狼はうっすらと目を開けていた
「スープだよ冷ましてあるから食べなさい」
皿に入れたスープを狼の前においた、警戒しながら鼻を鳴らしながら、皿に近づくとなめ始めた
皿のスープが無くなると狼は震えだした
『俺をどうするつもりだ』
「そうさね、どうしようかねお前さんはどうしたい?」
『....わからない群れでは俺はつまはじきにあっていた、親父が守ってくれていたが、親父が戦闘で死んでからすぐに追い出されて、....狼の群れでは皆に言葉は通じないし、たまに人間に会って話しかけても気味悪がられてた、
討伐されかけて命からがら逃げていたら、目の前が真っ暗になってそれからしばらくの記憶がない、記憶が戻ったのは、赤いずきんを拾ったときだった』
「あれには階呪のまじないがかけてあるからね、悪魔に意識障害の呪いでもかけられていたんだろうね」
『自分の状況が分からなかった、すぐにまた意識が無くなったし』
「あんたは普通のオオカミじゃないね、なんだろうね・・・うーん」
「あれ?種族が変わってる・・・フェンリル?」
「それは神獣のフェンリルってことかい?お嬢ちゃんは鑑定にスキル持ちか」
「はい、でも前は<闇袋狼>だったんですが」
「進化?まさかね進化するにしても神獣になるなど・・・」
「・・・・ははっ・・・とりあえず害はなさそうですよね」
『後ろ足が動かない・・・これでは森にもどってもすぐやられてしむまう、いっそのことこのまま殺してくれ』
「そうさね・・・ここに要るかい?でも動けないのは困るね」
「あっそれ、義足のようなもの思いつきました」
数時間かけて私は車のついた台を作った
「細い後ろ足をここに乗せて、ベルトで固定すれば、前足だけで動けます、高さをここで調整できるのであと20センチは高くできます、大きくなっても大丈夫」
「凄いね動物の義足なんて考えもしなかったよ」
「壊れにくい付与魔法もかけておいたので、乱暴にしても壊れませんよ」
「剣に施す付与魔法を・・・こんな使い方も・・・面白い子だね」
『動ける凄い』
「どうする?森に帰るかい?ここにいるかい?」
『・・・ここに居させてもらえるか?・・・えっと』
「エリザベス、昔馴染みはリジーと呼ぶ、よろしくね、アレキサンアダー」
『アレキサンアダー・・・俺の名前・・・よろしく』
私はそのままリジーおばあさんの家に泊めてもらった。
次の日、息子のマイクが遠征から戻った赤ずきんちゃん(大人の高ランク冒険者)とギルさんも一緒にやってきた
「おばあちゃん、やっぱり街に来た方がいいよ、心配だわ」
「大丈夫だよ、年で魔力量が減ってていたけど、アレキサンダーがいるから結界が破られることは無いし・・・でも、今度食堂に遊びに行くよ」
そういうとマイクと赤ずきんちゃんは目を合わせて喜んでいた
襲ってきた狼を返り討ちにして、従魔にしたおばあさんをあこがれるように見つめる赤ずきんちゃんだった。
従魔契約をしたアレキサンダーはおばあさんの魔法の一部をつかるようになり結界を強化してみたらできたらしい・・・早朝から訓練してたなんて・・・私?爆睡してました。
マイクがおばあさんを恨んでいるという誤解はたぶんすぐに溶けるだろうと思って、3人を置いてギルと二人街に戻った。
「ギルさんはなんでまた来たんですか?赤ずきんちゃん強いから護衛いらなさそうだけど」
「・・・帰り道また寄り道してトラブルに巻き込まれないように迎えに来た」
「ちょっと、子供じゃないですよ」
「子供より、立ち悪いだろ強さにおごると彼女のように後悔することになるぞ」
「・・・おばあさんの事知ってるの?」
「結構有名人だよ彼女は」
「そっか」
ギルドに完了の報告をして宿に戻った
その帰りの公園で、ぼろぼろの男の子の石像が目に入っった、その足元で修復しているのだろうか、修道服を着た女の子がパテを塗っている・・・・
「うわぁ・・・下手・・・・スペインの教会で“史上最悪の修復劇”と言われた事件を、思いだすレベルだな・・・あの壁画はあのあと修復できたのだろうか?しかしこれは石像だけど・・・」
「え?....ここは何処?」
私しか見えない真っ暗な世界、おばあさんの顔がみるみる青くなる
「大丈夫、転移魔石があります」
マジックバックから石を出した
「掴まってください」
いしを床に叩きつけようとした....
コロン....
割れずに足元に転がる石
「....あれ?」
「ふよふよしてますものね・・・この床」
「えーと、まずいかも、どうしよう、どうしよう、どうしよう」
「ちょっ、ちょっと落ち着いて・・・?あら?なにか落ちたわよ」
くるくると焦りながら体を動かしていたらなにかがマジックバックから落ちたようだった。
冷や汗を流す私、その時世界が揺れた、何故か転移魔石が突然割れた、目の前の風景が変わる。
「ギルさん!」
魔女のおばあさんのベットの横に傭兵上がりの冒険者、ギルが立っていた
「なぜギルさんが....手に持っているのは何ですか?」
「聖水だ、クエストからなかなか帰ってこないから、メアリーに頼まれて探しに来たら、この変なのが此処でぐーすか寝てるだろう?気配からして、聖水が効きそうだったからかけてみたら、当たりだったようだな」
ベットには息絶え絶えの、闇袋狼が寝ていた
「あ!さっき落ちたの....自分命名、聖光ボム、アンデットに出会った時のために広範囲光属性爆弾として作ったやつだ」
「なんか様子が可笑しいぞ」
「闇袋から光が漏れ出しているぞ」
「爆発したかな?」
『グェェェ!熱い熱い熱い』
狼がきがつくと物にぶつかりながら裏口から外に出て行った
「なんだ?追いかけるぞ」
3人は狼を追って外に出た、狼は裏の小川に浸かり熱い熱いと言いながらのたうち回っていた
「聖水が効いた、聖光ボムも効いてるといいことは」
私は小川の上手にまわり、川にてをいれると光属性の魔力を一気に流した
『ギャァー、ボッム』
何かが破れる音がして狼の方を見ると闇袋部分が破裂して黒いきりになって消えていた
「なんて不格好な」
残ったのは、胸から上はマッチョな狼、闇袋部分だったところは骨と皮の体毛もハゲハゲの不格好な狼がいた。
「狼は死なないんだ、普通の狼ってことか」
狼は気絶していて、流されて行きそうだった
ふわっと狼が中に浮くと川岸に横たえた
魔法を放ったのはおばあさんだった。
「おばあさん、助けるの?」
「そうだね、言葉がしゃべれるなら話を聞いてからかね」
庭に枯れ草を敷いてその上に狼を寝かせた。
「衰弱が激しいですね」
「さて、滋養のあるものでも作るかね」
そう言っておばあさんは家に入って行った
「ギルさん、私はこのままおばあさんを手伝います、申し訳ありませんが皆に大丈夫なこと伝えてもらえませんか?」
「・・・・・ああ、わかった」
何か言いたそうだったが、ギルさんは街に戻って行った
「結界が復活してる、おばあさんが闇に囚われていたから消えていたのかな?」
『おじょうちゃん、ハーブを積んて来てもらえるかい』
家の中からおばあさんが私に声を掛けてきた
「はい!」
ハーブを幾つか積んで家の中に入った
キッチンでは鍋がぐつぐつと鳴っている
「迷惑かけたね、助かったよありがとう」
「いえいえ、気分は大丈夫ですか?」
「ああ、マイクのまぼろし見せてくれたのおじょうちゃんだろう?マイクに聞いたのかい?」
「いえ、パン屋のおかみさんからちらっと聞いただけで、なんとなくおばあさんがああ言ってほしんじゃないかと思って」
「おじょうちゃん、良い子だね心が奇麗なんだね、マイクが喋ったのは何時ぶりだろうね、大人になったあの子の声はあんな感じなんだろうかね」
しみじみと思いにふけるように天井を見上げるおばあさん
(ごめんなさい、父の声ですあれ・・・)
おばあさんは息子さんのことを語りだした。
「マイクが8歳の時かね、自分におごっていた若かりし自分を情けなく思うよ」
昔は結構力のある魔法使いの冒険者だった、結婚して子供も出来たが、それでも続けていた、獣魔も2匹従えていたそうだ。
難易度の高い悪魔退治を終えて自宅に戻ったとき、悪魔の仲間に付けられていたのだろう、気がついたとき獣魔が悪魔に乗っ取られていた、夫は頭を食いちぎられ、子供も足を潰され、喉を切られて瀕死に、自分の爪の甘さが招いた惨劇に錯乱した、魔導器官が切れるほどの魔法を使って悪魔を退治して、残った魔力を使ってマイクの治療をした。
しかし欠損したものは戻ることはなかった。
「足を失い、声も失ったマイクを、魔導器官を使わないまじないでどうにか育てたよ、きっとあの子は恨んでいるだろうね、巻き沿いを食って人生を台無しにしたんだから」
「....そうでしょうか?そうは見えませんでしたが」
「パン屋の主人に気に入られてね、あのこのパンは本当に美味しいよ」
「もう魔導器官も治って魔法を使っているのでしょう?魔法を使えばパンを貰いに町に行くことも簡単なのでは?」
「あの当時悪魔を町に呼び寄せたと大分叩かれてね、町に行くことをやめたんだよ、マイクを受け入れて貰えただけで十分さね」
「おっと、スープは、頃合いかね。」
おばあさんは鍋を見にキッチンに向かった
「パン屋のおかみさんは、パン屋を改装した時に、御主人はおばあさんの部屋も作って、何時でもこれるようにしてるって言ってたけどなぁ」
「お嬢ちゃん、氷魔法は使えるかい?」
そう言って熱々の鍋を目の前においた
外のおおかみの元に行くと狼はうっすらと目を開けていた
「スープだよ冷ましてあるから食べなさい」
皿に入れたスープを狼の前においた、警戒しながら鼻を鳴らしながら、皿に近づくとなめ始めた
皿のスープが無くなると狼は震えだした
『俺をどうするつもりだ』
「そうさね、どうしようかねお前さんはどうしたい?」
『....わからない群れでは俺はつまはじきにあっていた、親父が守ってくれていたが、親父が戦闘で死んでからすぐに追い出されて、....狼の群れでは皆に言葉は通じないし、たまに人間に会って話しかけても気味悪がられてた、
討伐されかけて命からがら逃げていたら、目の前が真っ暗になってそれからしばらくの記憶がない、記憶が戻ったのは、赤いずきんを拾ったときだった』
「あれには階呪のまじないがかけてあるからね、悪魔に意識障害の呪いでもかけられていたんだろうね」
『自分の状況が分からなかった、すぐにまた意識が無くなったし』
「あんたは普通のオオカミじゃないね、なんだろうね・・・うーん」
「あれ?種族が変わってる・・・フェンリル?」
「それは神獣のフェンリルってことかい?お嬢ちゃんは鑑定にスキル持ちか」
「はい、でも前は<闇袋狼>だったんですが」
「進化?まさかね進化するにしても神獣になるなど・・・」
「・・・・ははっ・・・とりあえず害はなさそうですよね」
『後ろ足が動かない・・・これでは森にもどってもすぐやられてしむまう、いっそのことこのまま殺してくれ』
「そうさね・・・ここに要るかい?でも動けないのは困るね」
「あっそれ、義足のようなもの思いつきました」
数時間かけて私は車のついた台を作った
「細い後ろ足をここに乗せて、ベルトで固定すれば、前足だけで動けます、高さをここで調整できるのであと20センチは高くできます、大きくなっても大丈夫」
「凄いね動物の義足なんて考えもしなかったよ」
「壊れにくい付与魔法もかけておいたので、乱暴にしても壊れませんよ」
「剣に施す付与魔法を・・・こんな使い方も・・・面白い子だね」
『動ける凄い』
「どうする?森に帰るかい?ここにいるかい?」
『・・・ここに居させてもらえるか?・・・えっと』
「エリザベス、昔馴染みはリジーと呼ぶ、よろしくね、アレキサンアダー」
『アレキサンアダー・・・俺の名前・・・よろしく』
私はそのままリジーおばあさんの家に泊めてもらった。
次の日、息子のマイクが遠征から戻った赤ずきんちゃん(大人の高ランク冒険者)とギルさんも一緒にやってきた
「おばあちゃん、やっぱり街に来た方がいいよ、心配だわ」
「大丈夫だよ、年で魔力量が減ってていたけど、アレキサンダーがいるから結界が破られることは無いし・・・でも、今度食堂に遊びに行くよ」
そういうとマイクと赤ずきんちゃんは目を合わせて喜んでいた
襲ってきた狼を返り討ちにして、従魔にしたおばあさんをあこがれるように見つめる赤ずきんちゃんだった。
従魔契約をしたアレキサンダーはおばあさんの魔法の一部をつかるようになり結界を強化してみたらできたらしい・・・早朝から訓練してたなんて・・・私?爆睡してました。
マイクがおばあさんを恨んでいるという誤解はたぶんすぐに溶けるだろうと思って、3人を置いてギルと二人街に戻った。
「ギルさんはなんでまた来たんですか?赤ずきんちゃん強いから護衛いらなさそうだけど」
「・・・帰り道また寄り道してトラブルに巻き込まれないように迎えに来た」
「ちょっと、子供じゃないですよ」
「子供より、立ち悪いだろ強さにおごると彼女のように後悔することになるぞ」
「・・・おばあさんの事知ってるの?」
「結構有名人だよ彼女は」
「そっか」
ギルドに完了の報告をして宿に戻った
その帰りの公園で、ぼろぼろの男の子の石像が目に入っった、その足元で修復しているのだろうか、修道服を着た女の子がパテを塗っている・・・・
「うわぁ・・・下手・・・・スペインの教会で“史上最悪の修復劇”と言われた事件を、思いだすレベルだな・・・あの壁画はあのあと修復できたのだろうか?しかしこれは石像だけど・・・」
0
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
【完結】モブ令嬢のわたしが、なぜか公爵閣下に目をつけられています
きゅちゃん
ファンタジー
男爵家の三女エリーゼは、前世の記憶を持つ元社畜OL。社交界デビューの夜、壁際でひとりジュースを飲んでいたところを、王国随一の権力者・ヴァルナ公爵カイルにスカウトされる。魔法省の研究員として採用されたエリーゼは、三年間誰も気づかなかった計算の誤りを着任三日で発見。着々と存在感を示していく。一方、公爵の婚約候補と噂されるクロード侯爵令嬢セラフィーヌは、エリーゼを目障りに思い妨害を仕掛けてくるが...
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
私は私で幸せになりますので
あんど もあ
ファンタジー
子爵家令嬢オーレリーの両親は、六歳年下の可憐で病弱なクラリスにかかりっきりだった。
ある日、クラリスが「オーレリーが池に落ちる夢を見た」と予言をした。
それから三年。今日オーレリーは、クラリスの予言に従い、北の果ての領地に住む伯爵令息と結婚する。
最後にオーレリーが皆に告げた真実とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる