13 / 21
07;ミシェル・ブラウニー男爵令嬢の誕生
06
しおりを挟む
護衛対象との打ち合わせが行われた、しかしそこに対象の第二王子は居なかった。
「あれは、実直でな・・・顔に直ぐ出るんじゃ、王太子にならなくてよかったわい」
王の使いと言うお爺ちゃんがそう言う、王子の教育係で、偉いらしいが複雑で理解不能
兎に角、王の親戚らしい、
「解りました、気が付かれない様に護衛します。」
「紹介しよう王子の取り巻きの宰相の次男のルードヴッヒと婚約者のマリアンヌ・サンジェスト公爵令嬢、その護衛兼取り巻きのギール・グランデール伯爵令息、この3人のみ事情は話してある、3人とも優秀な連中じゃ協力してくれ。」
「よろしくお願いします」
3人は、リリアナを訝しげに見ることも無く、挨拶をした。
「狙われているのは王子だけですか?」
「公爵令嬢もじゃ、影の護衛もついておるが、それだけではカバーしきれない所もあると思う、よろしく頼む、英雄よ・・・」
「・・・その英雄っていうの辞めてもらえません?恥ずかしいです」
「いえ、国を救っていただいたのです、感謝の称号ですわ」
マリアンヌがそう言ううと、
ルードヴッヒもギールも頷いていた。
護衛時の連絡は主にルードヴッヒを仲介して行うことになり、連絡方法も摺合せを行なった。
待ちに待った編入の日、一応試験を受けていて、満点だったことが知れ渡っていた。
ーーーー男爵家リリアナの指導員達と男爵の会話----
「ミシェルはどうだね?まともに学校には行っていないからね。」
「それは本当ですか?独学であれだけの知識、凄いですねあの年で」
座学の教師が言う
「飲み込みの速さから行って経験があるとしか思えないのですが」
「本当に、運動神経が良いだけではすまないレベルですわ、あの上達ぶりは」
姿勢とマナー、そしてダンスの教師が言う
「・・・そ、それは凄いな・・・本はよく読んでたとは聞いているが・・・」
「優秀な方ですな、まれにみる逸材ですぞ!王家に嫁いでも、問題無いですぞ」
教師たちが皆頷く。
「今日からこのクラスに編入してきたミシェル・ブラウニーさんです」
「皆様、よろしくお願いします。まだ貴族のしきたりや、学校のルールなど不慣れですのでご指導くださいませ。」
淑女の礼と満面の営業スマイルを振りまいた。
何人かの生徒はその笑顔に見惚れた。
その中の一人がブラウン第2王子だった。
王子とミシェルの目が合う。
!ドクン!
二人の鼓動が同時に鳴った。
「あれは、実直でな・・・顔に直ぐ出るんじゃ、王太子にならなくてよかったわい」
王の使いと言うお爺ちゃんがそう言う、王子の教育係で、偉いらしいが複雑で理解不能
兎に角、王の親戚らしい、
「解りました、気が付かれない様に護衛します。」
「紹介しよう王子の取り巻きの宰相の次男のルードヴッヒと婚約者のマリアンヌ・サンジェスト公爵令嬢、その護衛兼取り巻きのギール・グランデール伯爵令息、この3人のみ事情は話してある、3人とも優秀な連中じゃ協力してくれ。」
「よろしくお願いします」
3人は、リリアナを訝しげに見ることも無く、挨拶をした。
「狙われているのは王子だけですか?」
「公爵令嬢もじゃ、影の護衛もついておるが、それだけではカバーしきれない所もあると思う、よろしく頼む、英雄よ・・・」
「・・・その英雄っていうの辞めてもらえません?恥ずかしいです」
「いえ、国を救っていただいたのです、感謝の称号ですわ」
マリアンヌがそう言ううと、
ルードヴッヒもギールも頷いていた。
護衛時の連絡は主にルードヴッヒを仲介して行うことになり、連絡方法も摺合せを行なった。
待ちに待った編入の日、一応試験を受けていて、満点だったことが知れ渡っていた。
ーーーー男爵家リリアナの指導員達と男爵の会話----
「ミシェルはどうだね?まともに学校には行っていないからね。」
「それは本当ですか?独学であれだけの知識、凄いですねあの年で」
座学の教師が言う
「飲み込みの速さから行って経験があるとしか思えないのですが」
「本当に、運動神経が良いだけではすまないレベルですわ、あの上達ぶりは」
姿勢とマナー、そしてダンスの教師が言う
「・・・そ、それは凄いな・・・本はよく読んでたとは聞いているが・・・」
「優秀な方ですな、まれにみる逸材ですぞ!王家に嫁いでも、問題無いですぞ」
教師たちが皆頷く。
「今日からこのクラスに編入してきたミシェル・ブラウニーさんです」
「皆様、よろしくお願いします。まだ貴族のしきたりや、学校のルールなど不慣れですのでご指導くださいませ。」
淑女の礼と満面の営業スマイルを振りまいた。
何人かの生徒はその笑顔に見惚れた。
その中の一人がブラウン第2王子だった。
王子とミシェルの目が合う。
!ドクン!
二人の鼓動が同時に鳴った。
0
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
幼馴染みの婚約者が「学生時代は愛する恋人と過ごさせてくれ」と言ってきたので、秒で婚約解消を宣言した令嬢の前世が、社畜のおっさんだった件。
灯乃
ファンタジー
子爵家の総領娘である令嬢の前に、巨乳美少女と腕を組んだ婚約者がやってきた。
曰く、「学生時代くらいは、心から愛する恋人と自由に過ごしたい。それくらい、黙って許容しろ」と。
婚約者を甘やかし過ぎていたことに気付いた彼女は、その場で婚約解消を宣言する。
前半はたぶん普通の令嬢もの、後半はおっさんコメディーです。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
嘘をありがとう
七辻ゆゆ
恋愛
「まあ、なんて図々しいのでしょう」
おっとりとしていたはずの妻は、辛辣に言った。
「要するにあなた、貴族でいるために政略結婚はする。けれど女とは別れられない、ということですのね?」
妻は言う。女と別れなくてもいい、仕事と嘘をついて会いに行ってもいい。けれど。
「必ず私のところに帰ってきて、子どもをつくり、よい夫、よい父として振る舞いなさい。神に嘘をついたのだから、覚悟を決めて、その嘘を突き通しなさいませ」
彼女にも愛する人がいた
まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。
「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」
そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。
餓死だと? この王宮で?
彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。
俺の背中を嫌な汗が流れた。
では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…?
そんな馬鹿な…。信じられなかった。
だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。
「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。
彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。
俺はその報告に愕然とした。
【完結】モブ令嬢のわたしが、なぜか公爵閣下に目をつけられています
きゅちゃん
ファンタジー
男爵家の三女エリーゼは、前世の記憶を持つ元社畜OL。社交界デビューの夜、壁際でひとりジュースを飲んでいたところを、王国随一の権力者・ヴァルナ公爵カイルにスカウトされる。魔法省の研究員として採用されたエリーゼは、三年間誰も気づかなかった計算の誤りを着任三日で発見。着々と存在感を示していく。一方、公爵の婚約候補と噂されるクロード侯爵令嬢セラフィーヌは、エリーゼを目障りに思い妨害を仕掛けてくるが...
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる