転生者学園~転生6回目のチート持ちですが、ある理由で目立ちたくないんです~

朋 美緒(とも みお)

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4:前世の遺恨 "なな"

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魔王は拘束され、懲罰房に入れられた。
当分出てこれないと聞いた。
カウンセリングが行われるらしい、早くして欲しかった。

結構有名になってしまった、超!不味いんですが、私を気にも止めなかった生徒が、私を見に22組に来るのだ。

魔王恨む!

1週間で抜糸、2週間でどうにか喋れる様になったので、バイトに出かける事にした。
まだ要塞都市は移動中、ヘリコプターや偵察機がガンガン飛んでる中、港町の食堂に来た。

「おはようございます」
「おー倭子ちゃん、今日はよろしくな」
食堂のおっちゃんは、強面ながら一流の料理人だ。
「先週はすみませんでした」
「怪我は大丈夫か?」
「はい、おかげさまで」

「1日よろしくな」

海女さんができない時は、食堂で働かせて貰ってる、海女さんの方が実入りはいいが、都市が動いている間はしょうがない、港町の食堂に生徒が来る事は殆ど無いので、安心して働かせて貰ってる。

決して校則では禁止されてないのだが、軍族の人達と慣れ会うのを、いいふうに思ってない人もいる。
それが、Sクラスの生徒なので、他のクラスの皆も暗黙の了解の元、街にはあまり行かないのだ。

「街の活性化の為に、街に出た方がいいのに」
自給自足を、目指している為、お金が回るのも大事だ

厨房で魚を捌き、フライをあげ、足が棒になるまで働いた。


8時間で日給1万円

帰りに、お菓子を買ってちょっと、ウキウキしていた。

月曜日、放課後生徒会から呼び出された。

入学式同様、足が重い
生徒会室に入ると、長机の向こうに生徒会長の面々、手前にも長机が置いてあり、その手前の椅子に座らされる。

生徒会長は、"勇者アーサー系"の転生者、第一王子、一緒に旅をした第二王子は,
二人いる福会長の内の一人、もう一人の副会長は、聖騎士だった

秘書と会計は観てないのでわからないけど、"勇者アーサー系"ではないらしい

「渡辺倭子さん」
「はい 」

「週末、港町に出かけているようだが、何をしに行っているのだね?」

「バイトです」
「バイト?」
「校則には届けを出せばOKと書いてあります」
「軍属と接触するのはどうかと思うのだが」
「それも禁止されてません、むしろ入学式に理事長は、いろんな店があるのでどんどん利用しなさいって言ってましたよ」
「・・・・それは」
「店の人も皆軍属ですよね」

「お金がいるのか?家からの仕送りは?」
「親の欄に名前が無いな・・・」
私の、生徒情報の紙を見て言った
「捨て子を見るのは初めてですか?」
私がそう言うと、皆驚いた顔をした。 

「捨て子?・・・孤児や捨て子等、親が居ない転生者や特殊能力保持者には、必ず里親がつくはず」
「ずっと隠してましたから、力も記憶も」
「小さい時にそれは無理だろう、記憶が戻るまで何かでばれる」

「・・・・私が記憶戻ったのは、産道を通過してる時でした」
「・・・・はあ?産道って・・・」
「苦しいわ、痛いわ、赤い世界から白い世界にでて、なんじゃこりゃ!と叫んだつもりが自分の声がおぎゃだったのは驚きましたね」
「赤い世界?」
「あぁ、たぶん、ほら手を太陽にかざすと赤いでしょう?そんな感じだと思う」

「ずっと、隠してました。力を全く使わなかったわけでは無いけど、ばれなかった」
「どうしてばれた?」
「好奇心に勝てなくて・・・前世がこの世界似た世界なので、この世界にもしかして私が居ないかと、ちょっと探したら、ばれた」 

産まれた私は、目は光しかわからず
耳は聞こえていたが、周りの大人の言葉は理解できなかった、頭だけは冴えてて力も、記憶も隠すべきだとなんとなく思った。

しばらくするとうっすらと目も見え 、言葉もなんとなくわかる様になった、

「捨てて来い」

その言葉はしっかり聞こえた。
母親は、懇願しているようだったが、殴る音がして、私を抱えて外に出た。

不味い!どんな所に捨てられるのか、ちょっと恐怖だったね、母親は乳児院の前に私を捨てた、よかったわ~山に捨てられなくて。

捨てられる時の母親の言葉
「ごめんね倭子ちゃん、きっと迎えに来るから」
ま、来なかったけど、その時だけでもそう思ってくれたのは、嬉しかった。

授乳、オッパイ恥虐がすぐ終わってよかったけども、やはり寂しかったわ。 

乳児院、児童養護施設、孤児院と職員の人が皆良い人でそれだけは本当に良かった

施設の交流会で他県に行ったとき、そこが前世の住んでた町だったので、うずうずと好奇心が・・・・

思わず抜け出して、住んでた家の住所に行くと、家はあったんだけど、住んでる人は違ってた、話を聞くと、祖父は戦争で死んでた、祖父の弟の家族だった、前世では逆で弟さんの方が戦死してたから、不思議だった。

母方も近くだったので、行ってみたら、そこはマンションで、母方の家族は居なくて、母方の祖父も戦死してた。

変なことを聞いてくる中学生を不思議に思ってたんだろうね、人が集まってた、そして事件が、
マンションの5階から子供が落ちてきた、母親の悲鳴が轟いて、とっさに使った風魔法、
子供をゆっくり受け止めると、しばらく呆然としていた子供がけたたましく泣き出してびっくりした。

しばらくすると母親が降りてきたので渡した、でも回りは騒然、特殊能力者は普通うろうろしてないからね。

孤児院に連絡され散々叱られた、抜け出したのと、能力を黙ってたのを。

特殊能力者用の施設に向かう時、見送ってくれた子供たちの中に、小学校の時私をいじめていたやつがいて、
「もしかして、ジャングルジムから落ちた時無傷だったのはお前のおかげか?」
って言うから、うなづくと複雑な顔をしてたな。

で、現在に至る、・・・・仕送りが無いので衣食住は保証されててお金なんて要らないと思ってたら、
日曜日、寮の食事夜しか出ないのよ!パンやカップめんの自動販売機あるけど、お金が無い!下着や歯磨き粉も買えないのよ!Sクラスは報奨金出るけど22組は出ないのよ!
バイト必要でしょう?

呆然と私の語りを聞いていた、生徒会長ら、ちょっと固まってる・・・・

これで、前世は勇者じゃないと完全インプット出来たかな?

会長らは、”勇者アーサー”を探しているのだ
この学園に居ると確信しているらしい
ちょと、海女さん(海洋調査)の時に勇者スキル少し使った時があった、
あれを感知されてたとは、うかつだった。

生徒会長たちは黙って居た
皆の目が同情に染まったのが分かった
そこに、生徒会室に居なかった会計、と書記の二人が入って来た

ドクンと心臓が鳴った・・・・
「会長、今度の大会のルール変更の打ち合わせしたいんだけど」
そう言う男子生徒のステータスを見て、総毛立つのを感じた、忘れていた憎しみが湧いてきた

書記の宮本(みやもと)隆司(たかし)前世、暗殺者(書類には兵士とある)
一回目の転生で私の総てを奪った憎い奴

「ん?あんた誰?」
宮本に声を掛けられた、油断した殺気がじわっと出てた

「お話し終わりですよね?帰っていいですか?」
「ああ」
毒気を抜かれた様な面々だった

生徒会室を出ると、一息ついて歩き出す
(落ち着け、あれはあくまで前世、今は違う人間)
自分に言い聞かせる、そうしないと無限収納に入っている双剣を抜きたくなる

(なんなんだ、あの欄外の称号<ななを溺愛>?意味わからん!”なな”を殺したのはお前だろう!)

「おい!渡辺!」
呼んだのは宮本だった、一人総毛立つ私

「おまえ、”なな”か?」
心臓が止まりそうになった。

「・・・・ッ違います、倭子ですが?」
なんだ、こいつ!何故?こいつもステータス読める?いや、読めても隠してるから見えないはず

「さっきの、殺気!”なな”の物だ」
そこで、見抜く?何て奴だ、どうする
「人違いです」
「そんなことはないだろう?俺だ暗殺ギルドの”ゼット”だ」
「知りません、もう帰りたいんで」
そういって通り過ぎようとしたら腕を掴まれた
咄嗟に祓い、睨み付ける
「違うって言ってるだろ、失せろ」
「・・・・」

殺気をはなってその場を離れた

私は再度宮本のステータスを見た、さっき気が付かなかったが、
転生者の欄が二つ、宮本は2回目の転生だった。
前の転生は”賢者”になってる・・・変わりすぎだろ

でも、憎むべき”ゼット”だったのは確かだ

その後、何度か接触して来たが、ことごとく避けて回った、
また、うわさになっていた、今度は書記の宮本をたぶらかす奴と
全くはた迷惑な・・・・
一度やはり,〆なきゃ駄目かなぁと思っていた。

でも、殺しそうで怖かった、双剣をいつでも出せるようにしている自分か居る

あいつにされたこと、あの恐怖はいまだに忘れられない。


要塞都市は太平洋の何処かに停泊している、この世界ではGPSは一般に提供されてないので、何処に居るのか分からない。

海女の仕事は再開出来ている、ちょっと遠いが岩棚があったのでそこを起点に、海洋調査していた。
今日は、魔素だまりが大きかったり、数が多くて疲労が酷かったので、帰りに公園の木の根元に座り込み休んでいた、心地よい風を肌にか感じ、ゆったりとした気分でいた。

がさっ

近づいてきた人間の後ろに瞬時に回り込みナイフを突き立てる
「いい加減にしてもらおうか!」
「つっ・・・渡辺・・・話を・・・」
喉に突き付けたナイフ、触れた所の皮膚が切れじわっと血がる。

宮本はじっとして、されるがままになっている。
認識阻害魔法を展開しているので、誰も私たちには気がつかない。

「話をさせてくれ、”なな”」
さらに、付きつける、血がナイフを伝うほどに

「その名で呼ぶな、近づいたら殺すと言ったはずだ」

「・・・・たのむ・・・・」
ナイフに涙が落ちた・・・



















ーーーーーーーーーーーー
レイプシーンがあります、
嫌な人は飛ばしてください。
ーーーーーーーーーーーー

暗殺ギルドの訓練場に、悲鳴
12歳になった私は、生理が始まったら処女を前もって喪失しておくために、仲間の誰かに犯されていた。
他の女の子達はそれが何なのか分かっていないため、暴れることは無かったが、私は暴れた、夢も希望もあった前世の記憶、結婚の夢もそれなりにあったのに。

手足を屈強な男達に押さえつけられ、痛みと共に夢は消えた、その相手が5つ上のゼットだった。
終った後も、ひたすら泣いていた、頭領に鬱陶しがられ、殴られそうになったのをゼットが止めてはくれたが、それから嫌がる私を何度も抱いた、殴られたこともある、殴られて気絶しても犯されたことがある、それは地獄だと思った。
妊娠も心配だった、それは取り越し苦労だったのだが、自殺を考えたのは当たり前だったと思う、
何度も生死の境をさまよった。

国の諜報員により闇ギルドが襲撃されたとき、
ああ、これで楽に死ねると思った
皆は抵抗していたが、床にぺったんと座ってその様子を傍観していた、
捕まれば確実に死刑だろう。

誰かに腕を掴まれ、立たされた
見ると、いかにも貴族な壮年の男性が居た、
「お前は抵抗しないのか?」
そういう男性
「ありがとう、早く殺してください、もう罪もない人を殺すのは嫌です。凌辱されるのも嫌です、殺して・・・」
私はあまりにも緊張していて気絶した。

男性の目が、憎しみの目から同情の目に変わった。

気が付くと、白い天井が見えた。
周りを見渡すと、病院の様だった、でも部屋の中央に普通病院にはない鉄格子が見えた。
足にも何か、動かすとかちゃと金属音がした足枷がされて居る様だ。

「死んでない・・・」

しばらくきょろきょろしていると、鉄格子の向こうに、剣を携帯している怖そうな男が現れた。
「気が付いたか?動ける様なら尋問をしたいのだが」
なにか、変だ強面の男が、私に落ち着いた口調で、丁寧に語りかけている

私はベットの上で正座して(足枷が少し痛いが我慢)丁寧なお辞儀をした。
「お手数をおかけします、身体は大丈夫です、何でもお話しさせていただきます。
死刑はなるべくバッサリとお願いします。
拷問は何でも喋りますのでしないでください
よろしくお願い致します。」

「・・・・本当に闇ギルド育ちか?」
「はい、さらわれて来たのは1歳と聞いております」
「何で、丁寧語が喋れる?」
「・・・それは企業秘密で、本当に信頼できる人が出来たらお話しします・・・あっもう死刑になるから、それは無いか・・・どうしようか・・・」

「まあ良い、さらわれていた子供たちは、厚生施設に送られる、死刑になるのは幹部のみだ、安心しろ」

「厚生施設ですか?」

「まず、お前の名前は?」
「有りません、さらわれた子供の順番で呼ばれていました、私は 7 ”なな”と」
「・・・・今まで殺した人間は?」
「名前でしたら知りません、言われるがまま指示されるがまま殺しました。
人数でしたら、だいたい100人以上は殺したと思います。」
「殺しに躊躇は無かったのか?」
「有りました、何処かの馬鹿が邪魔なだけで殺せという、罪もない人間を殺すのに躊躇しない訳がない、あまりにも躊躇するので最近は薬を使って思考を止められてました。」
「・・・・薬・・・」
「気が付いたら、全身返り血だらけ、解ります?その恐怖」
涙がボロボロとながれて落ちた
「殺した人達に謝罪するためにも、お願いです殺してください、首をかき切るナイフをください。」

「お前は、公爵家に引き取られる事になる、死ぬ事はもう考えるな!」
「でも、私の手は血で汚れています、公爵家など、恐れ多い」
「公爵家が何かお前は分かるのか?」
「王家の血筋の筆頭貴族様ですよね?」

「何故知ってる?他の子供は誰も知らない、文字も読めないこれは読めるか?」
渡されたのは新聞
(ローマ字だもん読める)

「見出しは
『昨日、闇ギルドのアジトを発見討伐に成功した。』」

「・・・・公爵様が夕方迎えにこられる、着替えて待つように」
そう言って強面の男は部屋を出て行った 

体を洗い、綺麗な生成りのピンクのワンピースを着せてもらい。
天にももぼる気持ちだった。

夕方、公爵様がやってきた、襲撃の時の貴族の壮年の男性だった
檻を開けて中に入って来る公爵
「私は、レオン・クレハドール公爵、今日からおぬしの父だ」
「え?」
そう言ううと、私を抱きしめてくれた、いい匂いがして大きな体に包まれるのが心地いい。
そして美しい顔の男性に抱きしめられてどきどきしていた。
ピンクの布の下から出ている手足は、うっ血痕や傷跡が見える、
それを、悲しそうに見て
「もう、死など考えなくていい」
そう言って頭をなでてくれた
せきを切ったように涙があふれる、声が出る
わんわんと泣いた

それからはうそのような幸せな環境だった。
沢山本を読んだ、美味しいものを食べた、次第に体も標準になってきてうっ血や傷跡もずいぶんと消えて綺麗になっていった。

「そんなつもりで引き取ったのではないのに」
と屋敷の護衛もするようになって、そう言ってくる公爵

「レオン様、もう私も16です、おひざで食事はもうやめたほうがいいのでは?」
「嫌なのか?」
しょぼんとする公爵、16歳になる大人である女性を、壮年の恋人でもない男性が膝抱っこで食事するのは、おかしいと思うのだが、本当はとても嬉しがってる私だった

「嫌ではないですけど・・・世間的に・・・」
「嫌じゃないのならいいじゃないか、可愛い”なな”」

そう、親子ほど年の離れた公爵様を私は愛していた。

私は子供を産めないし、夜の営みも出来ない、女性の臓器を摘出したからだ、
毒に犯され、酷い感染症を起こしていて、取るしかなかった、胃も半分無い、
生きるために、女とふくよかな体は諦めた、それでも栄養が行き届いた食事で成長して、全くの別人になっていた。

「どうした?」
「幸せ・・・」
公爵の胸に顔をうずめて言った
ぎゅっと抱きしめてくれる公爵

屋敷が騒然となった
「クーデターです!」
そう家人が言うと皆、戦闘態勢に入る
数年前から懸念されていた、一向に経済が良くならない、それは誰のせいなのか?
国からの会社設立の助成金を横取りしたり、勝手に影で税を上げたり、少しでも利益を上げる店を横やりしたり、いろいろやらかしている、貴族達である、
平民出身が多い軍隊、が発起するのは必然だったと思う、
王弟である公爵は王の次に狙われる、それを皆わかっていたから。

逃げようと言った、でも逃げないと言う公爵、
自分は逃げないのに、私には逃げろと言う矛盾

全員死を覚悟した
「”なな”すまない、もう命の危険は無いと言ったのに」
「レオン様に助けていただいた命、愛しいあなたとなら何処までも」

軍隊がなだれ込んでくる、しかしただやられてばかりでは無い、精精抗ってやろうと皆で言っていた

軍隊も無傷では無いが、多勢に無勢、公爵家執務室で、フルプレートの軍人と対峙していた
公爵は私を後ろにかばう様ににらみつけていた。
切りかかる兵士、剣の音のみが部屋に鳴り響く、ズシャ鈍い音がして公爵の腕から血しぶきが飛び散る、と私のお腹に刺さる剣、
ぐふぉ!口から血を噴出す

「”なな”!」
公爵が叫んだ、と同時にフルプレートの兵士の剣が公爵に刺さる

「”なな”?」

私は最後の気力でその兵士に殺気を放った

「まさか・・・”なな”?・・・そんな・・・探していた・・・探していたのに」

兵士がかぶとを脱ぐ、そこには憎っくき男の顔があった

「てめぇ!私の幸せを夢を全て奪いやがって、愛しい人も奪いやがって!恨んでやる!恨んでやる!ゆるさねぇ!   ゼット!  」

そういい放って私は死んだ・・・













宮本との対峙
「何故泣く!」
「"なな"私は君を愛していた」

「愛とは、言いようだ、私の純潔を奪い、その後も陵辱して、おかげで子供が産めなくなり、初めて私が愛した人を殺して、私も殺して、凄い愛情だな」

「・・・」
何も言えない宮本
「前世の事だ」

そう言って私は刃物を仕舞う
「今を生きろ、"なな"は居ないんだ」
「"なな"」
「渡辺(わたなべ)倭子(わこ)だ」

「恨みはある、魂に刻まれた恨みは消えない、でも割り切ることは出来る今は”なな”ではないから」
顔を見ずに私は言う
「出来たら、もう関わりを持たないでくれ、醜く恨みに翻ろうされる自分が抑えきれないんだ」

そう言って、宮本を置いて公園を離れた
宮本は声を出して泣いていた。

どうしてそうなる・・・
<倭子(わこ)を崇拝>
宮本に着いた称号
あれがどうして崇拝に繋がるんだ~!

辛いこと、楽しかったこと、一杯思い出しちゃった、夢に見そう
出来たら公爵の夢が良いな、
後の転生先の伴侶には悪いが、今までで一番愛したのは公爵だな
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