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その2 銅竜
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「これなら、快適だ。交代で寝ればずっと移動できるんじゃないか」
「そうですね。外は危険ですし飛行船からは降りずに居たほうがいいでしょうね。スペース的にも一緒には寝られないので順番に寝る事にしましょうか。ねぇシルフィーさん、シルフィーユも呼んで交代で見張りをしましょうか」
「うんそうね、そうしましょう」
シルフィーがシルフィーユを呼び出した。
お酒を渡して見張りをお願いする。小さなモノ同士で気が会うのかサラと二人で楽しそうにしている。
暗くなってきたのでランタンも出して四隅に置いた。椅子をフラットにして、簡易ベッドを敷き交代で寝る。布団も出してかける。二人ずつ寝るのだが全部俺とペアだ。
俺はご飯食べてお酒を飲んで寝てるだけだ。
なんて幸せなんだろう。
起きている二人とサラとシルフィーユも遊んでるようなものらしく楽しそうだ。他のPTに悪い気もするが、これもちゃんとした仕事なのだ。
仕方があるまい。
どうやらこの飛行船は地上から大体三百メートル位まで上がれるらしく。この大きな山でも沿うように行けばドンドン登っていけるようだ。
雲の中を突き抜けて上っていくと一面が真っ白になる。霧の中にいるようで周りには何も見えない。シルフィーの気配探知とシルフィーユの船頭に任せて進んで行く。
とはいえ、空に飛んでいるので大雑把な調整をするだけで勝手に進んでいくようだ。
しばらく進むと雲を突き抜け、急に日差しが照らし出す。
まるで雲の海の上に浮かんでいるような絶景だ。正面には大きな壁が見えて山の大きさが良く分かる。
そんな雲を何度も突き抜け、数日かけてようやく頂上の台地部分まで上ってきた。
これ飛行船じゃないと絶対無理だな。
山の頂上を見下ろすと、そこには見渡す限りの平野? が広がっていた。アホみたいに広い世界だ。
「凄い大きさね。とてもこれが山の上とは思えないわね」
「ああ、地上なら大きな町が出来そうだよな」
「ええ、あっ中心の真ん中のあたりが凹んでるみたいに見えますね」
アルフィーが指差す場所には大きなクレーターのような穴があるように見えた。
「そうですの。主様が竜を懲らしめたんですの。それで山が削れて平らになったんですの」
「えっこれ、俺がやったの?」
「そうですの、もの凄い大きな音がしたんですの。山が削れちゃったって、主様が言ってましたの」
マジで!? それ封印してなくない? 完全に殺す気でやってない?
そもそも、力が凄すぎない?
オルフィーの話が本当に正しいとすると、それってやっぱり神レベルになっちゃうよね。
百歩譲って物凄い文化か技術の進んだ所の技術者がこの世界にやって来た。
とかタイムマシンで未来から来た、位しか考えられないんだけど……。
……まあ、いいか。
ぼーっと考え事をしているとシルフィーが急に大きな声をあげた。
「あっ何か飛んでるわ。あれ銅竜じゃない!?」
「あっ本当! 向こうに何か飛んでますね……それにしてもいっぱいいませんか?」
「本当ですの。なんかいるんですの」
「ヤバいな、一匹じゃないんだ。ここは竜の住処か」
遠いのでよくわからないが、うにょうにょした何かがいっぱい飛んでるように見える。
ものすごい数だ。
あれが全部竜だとしたら、もう討伐どころじゃない。襲われたらどうしようもないぞ。
これは危険だ。
「これは不味い、ひとまず逃げよう」
「そうね、急いで降りましょう」
操縦席のシルフィーとアルフィーが慌てて高度を下げていく。
「あっ何か来てる! 一匹こっちに来るわ!」
「竜ですよ! 見つかったかもしれません!」
「まっマジか! すぐに逃げろ!」
「大変ですの」
「駄目よ、追いつかれるわ! 全然、スピードが違う……」
早々にシルフィーが諦めた。
飛行船の窓からは見る見る大きな姿になる銅色の竜が見えた。
クソでけーーーーー!!
ブロンズ色に鈍く輝く恐ろしいほどの大きさの竜が、ギロッとした目で睨んでいた。
こっこれが銅竜か……。
完全にオワターーー!!
これはもう駄目かもわからんね。
俺も一瞬にしてあきらめの境地に達した。
――その時はっと閃いた。
「アル、天使の姿になってくれ! 急いで俺に補助をして!」
そう叫びながら皆に聖魔セットを着せる。
「はい! 天使の翼! 天使の祝福!」
アルフィーが光り輝き、背中に白い翼が四枚現れ、頭に光る輪も現れる。
俺の頭にも光る輪が現れた。
「よし、イチかバチかだアル、外に出よう。光の祝福で周りを光らせてくれ! シル、飛行船はここでとどめておいてくれ!」
「うん、分かったわ!」
「はい、エルさん。浮 遊!」
アルフィーが俺を抱っこすると、扉を開けて外に出た。
すると、どでかい銅竜が目の前に飛んでいた。
うーん、これは洒落にならんな。
アルフィーが船を蹴って空に舞い上がり呪文を唱える。
光の祝福!」
アルフィーから優しい光が周りに放たれると、ホワーンと落ち着いた気持ちになった。
よく見ると、銅竜も驚いているように見える。
アルフィーが俺を抱えたまま浮いている。
「……」
銅竜の顔がさらに近寄って来た。
物凄いでかい。
全長は百メートル位あるかもしれない大きさだ。
大きな頭に太い体。発達した巨大な足、手は少し細くて小さめか、完全に肉食恐竜型だ。
体の割りには小さめな翼が付いている。魔法の力なのか、大して羽ばたいてもないのに完全に飛んでいる。
これは絶対に勝てないだろう。
ここはハッタリで逃げ切るしかない。
もし以前の俺が封印しているのなら、ひょっとしたら恐れてくれるかもしれない。
何と言ってごまかすか、必死に考えていると。
『来たか』
銅竜がしゃべった!
これは、なんとかなるかもしれない!?
ドキドキと胸が高鳴った。
心臓がバクバクと踊りだし、全身から冷や汗が噴出してくる。しかしここは強気でいくしかない。
よし強気だ、強気でいくぞ。
銅竜を睨むように見て偉そうに口を開いた。
「覚えているのか」
俺が全然覚えてねー。
すると、銅竜がそれに応える。
『もちろんだ。五百年前の約束だからな。ずっと待っておったのだ』
竜の目がギョロっとこちらを睨む。
うわっ!
怒ってるのかな?
しかし何を待ってたんだろう。
……怖い。
油断するとチビリそうだ。下半身にぐっと力をいれた。
「そっそうか」
『ああ、待ちきれずに下まで降りてしまったのだ』
竜の口から熱い息が吹きかかる。
ものすげー怖えぇえええ。
が、平然としてるフリをする。
「どうして分かったのだ」
俺が全く分からん。
『船が来たのだ。すぐに消えてしまったが』
船?
うん、エアシル城か!?
もしかして、オフ氏が操作してここに来たのか?
「そうか……今船は他の物が動かしているのだ。それでこの小さい船で来たのだ」
『そうか、良く来たな。皆喜ぶぞ、こっちへ来てくれ』
そう言うと、まるで銅竜が先導するように後ろを向いた。
あれっこれは怒ってないな。
いや、皆で食べるから喜ぶ、とも取れないことはないかも……なんて、そんな事はないか。
竜からみたら、俺達はこんなに小さいのだ。
一口にもならないから食べ応えもないだろう。
「わかった、ゆっくり飛んでくれ。この船は遅いんだ」
ほっとしてアルフィーと顔を見合わせると、飛行船エアシル号の中へと戻った。
「そうですね。外は危険ですし飛行船からは降りずに居たほうがいいでしょうね。スペース的にも一緒には寝られないので順番に寝る事にしましょうか。ねぇシルフィーさん、シルフィーユも呼んで交代で見張りをしましょうか」
「うんそうね、そうしましょう」
シルフィーがシルフィーユを呼び出した。
お酒を渡して見張りをお願いする。小さなモノ同士で気が会うのかサラと二人で楽しそうにしている。
暗くなってきたのでランタンも出して四隅に置いた。椅子をフラットにして、簡易ベッドを敷き交代で寝る。布団も出してかける。二人ずつ寝るのだが全部俺とペアだ。
俺はご飯食べてお酒を飲んで寝てるだけだ。
なんて幸せなんだろう。
起きている二人とサラとシルフィーユも遊んでるようなものらしく楽しそうだ。他のPTに悪い気もするが、これもちゃんとした仕事なのだ。
仕方があるまい。
どうやらこの飛行船は地上から大体三百メートル位まで上がれるらしく。この大きな山でも沿うように行けばドンドン登っていけるようだ。
雲の中を突き抜けて上っていくと一面が真っ白になる。霧の中にいるようで周りには何も見えない。シルフィーの気配探知とシルフィーユの船頭に任せて進んで行く。
とはいえ、空に飛んでいるので大雑把な調整をするだけで勝手に進んでいくようだ。
しばらく進むと雲を突き抜け、急に日差しが照らし出す。
まるで雲の海の上に浮かんでいるような絶景だ。正面には大きな壁が見えて山の大きさが良く分かる。
そんな雲を何度も突き抜け、数日かけてようやく頂上の台地部分まで上ってきた。
これ飛行船じゃないと絶対無理だな。
山の頂上を見下ろすと、そこには見渡す限りの平野? が広がっていた。アホみたいに広い世界だ。
「凄い大きさね。とてもこれが山の上とは思えないわね」
「ああ、地上なら大きな町が出来そうだよな」
「ええ、あっ中心の真ん中のあたりが凹んでるみたいに見えますね」
アルフィーが指差す場所には大きなクレーターのような穴があるように見えた。
「そうですの。主様が竜を懲らしめたんですの。それで山が削れて平らになったんですの」
「えっこれ、俺がやったの?」
「そうですの、もの凄い大きな音がしたんですの。山が削れちゃったって、主様が言ってましたの」
マジで!? それ封印してなくない? 完全に殺す気でやってない?
そもそも、力が凄すぎない?
オルフィーの話が本当に正しいとすると、それってやっぱり神レベルになっちゃうよね。
百歩譲って物凄い文化か技術の進んだ所の技術者がこの世界にやって来た。
とかタイムマシンで未来から来た、位しか考えられないんだけど……。
……まあ、いいか。
ぼーっと考え事をしているとシルフィーが急に大きな声をあげた。
「あっ何か飛んでるわ。あれ銅竜じゃない!?」
「あっ本当! 向こうに何か飛んでますね……それにしてもいっぱいいませんか?」
「本当ですの。なんかいるんですの」
「ヤバいな、一匹じゃないんだ。ここは竜の住処か」
遠いのでよくわからないが、うにょうにょした何かがいっぱい飛んでるように見える。
ものすごい数だ。
あれが全部竜だとしたら、もう討伐どころじゃない。襲われたらどうしようもないぞ。
これは危険だ。
「これは不味い、ひとまず逃げよう」
「そうね、急いで降りましょう」
操縦席のシルフィーとアルフィーが慌てて高度を下げていく。
「あっ何か来てる! 一匹こっちに来るわ!」
「竜ですよ! 見つかったかもしれません!」
「まっマジか! すぐに逃げろ!」
「大変ですの」
「駄目よ、追いつかれるわ! 全然、スピードが違う……」
早々にシルフィーが諦めた。
飛行船の窓からは見る見る大きな姿になる銅色の竜が見えた。
クソでけーーーーー!!
ブロンズ色に鈍く輝く恐ろしいほどの大きさの竜が、ギロッとした目で睨んでいた。
こっこれが銅竜か……。
完全にオワターーー!!
これはもう駄目かもわからんね。
俺も一瞬にしてあきらめの境地に達した。
――その時はっと閃いた。
「アル、天使の姿になってくれ! 急いで俺に補助をして!」
そう叫びながら皆に聖魔セットを着せる。
「はい! 天使の翼! 天使の祝福!」
アルフィーが光り輝き、背中に白い翼が四枚現れ、頭に光る輪も現れる。
俺の頭にも光る輪が現れた。
「よし、イチかバチかだアル、外に出よう。光の祝福で周りを光らせてくれ! シル、飛行船はここでとどめておいてくれ!」
「うん、分かったわ!」
「はい、エルさん。浮 遊!」
アルフィーが俺を抱っこすると、扉を開けて外に出た。
すると、どでかい銅竜が目の前に飛んでいた。
うーん、これは洒落にならんな。
アルフィーが船を蹴って空に舞い上がり呪文を唱える。
光の祝福!」
アルフィーから優しい光が周りに放たれると、ホワーンと落ち着いた気持ちになった。
よく見ると、銅竜も驚いているように見える。
アルフィーが俺を抱えたまま浮いている。
「……」
銅竜の顔がさらに近寄って来た。
物凄いでかい。
全長は百メートル位あるかもしれない大きさだ。
大きな頭に太い体。発達した巨大な足、手は少し細くて小さめか、完全に肉食恐竜型だ。
体の割りには小さめな翼が付いている。魔法の力なのか、大して羽ばたいてもないのに完全に飛んでいる。
これは絶対に勝てないだろう。
ここはハッタリで逃げ切るしかない。
もし以前の俺が封印しているのなら、ひょっとしたら恐れてくれるかもしれない。
何と言ってごまかすか、必死に考えていると。
『来たか』
銅竜がしゃべった!
これは、なんとかなるかもしれない!?
ドキドキと胸が高鳴った。
心臓がバクバクと踊りだし、全身から冷や汗が噴出してくる。しかしここは強気でいくしかない。
よし強気だ、強気でいくぞ。
銅竜を睨むように見て偉そうに口を開いた。
「覚えているのか」
俺が全然覚えてねー。
すると、銅竜がそれに応える。
『もちろんだ。五百年前の約束だからな。ずっと待っておったのだ』
竜の目がギョロっとこちらを睨む。
うわっ!
怒ってるのかな?
しかし何を待ってたんだろう。
……怖い。
油断するとチビリそうだ。下半身にぐっと力をいれた。
「そっそうか」
『ああ、待ちきれずに下まで降りてしまったのだ』
竜の口から熱い息が吹きかかる。
ものすげー怖えぇえええ。
が、平然としてるフリをする。
「どうして分かったのだ」
俺が全く分からん。
『船が来たのだ。すぐに消えてしまったが』
船?
うん、エアシル城か!?
もしかして、オフ氏が操作してここに来たのか?
「そうか……今船は他の物が動かしているのだ。それでこの小さい船で来たのだ」
『そうか、良く来たな。皆喜ぶぞ、こっちへ来てくれ』
そう言うと、まるで銅竜が先導するように後ろを向いた。
あれっこれは怒ってないな。
いや、皆で食べるから喜ぶ、とも取れないことはないかも……なんて、そんな事はないか。
竜からみたら、俺達はこんなに小さいのだ。
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