思考終端-code:UTOPIA

兜坂嵐

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SIDE-仁義なきモナ・リザ・2

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ユピテルは、ベッド脇の椅子に腰掛け、どこか遠い目をした。
「作者は知らンがよ」
「絵に一目ぼれしちまう気持ちは、わかるナァ」
顎に手を当て、思い出話モードに入る。

「俺も人生で初めてゲルニカ見た時さ」
「なんで描かれたかとか、歴史的背景とか、正直どうでもよくて」
「ただ迫力に圧倒されたわ」
その言い方が、あまりにも率直で、あまりにも不敬だった。
NULLが、空気を読まずに淡々と割り込む。

「Liberté, Égalité, Sélection――
 心当たりがある、ナノシティの幸福値選別が最盛期を迎えていたころだ」

フォウが目を丸くする。
「とすると百年以上前!?」
ヴィヌスは即座に墓地スタンプを押し「絶対死んでるわね♡」
ユピテルが悪ノリで続ける。
「脳みそだけアーカイブされてねぇかな」
レイスがバッサリ切り捨てる。
「無理だろ、そんな危険思想」

Patchは廃品まみれの端末に齧りつき。
画面の“キラキラノイズ”を前髪で防ぎつつ検索する。
「キーワードはLiberté, Égalité, Sélectionだよな!?
 PATCH!まずそのワードを打ち込んでみろ」
カタカタッ――Patchの指が踊る。
即座に出てきたのは完璧すぎるAIアイドルIDEAの笑顔。
どの角度から見ても著作権警察が湧きそうなヤツ。

「笑顔のIDEAが出てきた!!!!」
「違う!!パスだ。」
ヴィヌスは画面を二度見しながら言う。
「あとゲルニカもなぜか出てきたわ!!」
検索エンジンのAIが、世界遺産とアニメアイドルをごちゃ混ぜにしはじめて、
「人間性のアーカイブって何なんだ……」みたいな顔を全員が浮かべる。

「検索エンジンぶっ壊れてんじゃないか!?ウイルスバスター入れたか?」
Patchはドヤ顔で答える。
「入れてねぇが?」
「入れろ!!」
この会話だけがリアルに人間臭い。
Patchの前の古端末が再び熱を持ち始める。ファンの音は悲鳴、画面のノイズは絶好調。
ヴィヌスがくいっと指を立てる。
「次のキーワードは、ウォーターマークよね!?そっちも検索して」
検索数秒。Patch、謎に力強い声で「出た!」と叫ぶ。

「……AI画像は“コラージュ”ですって主張してる、思想強めのアカウントが」
目がチカチカする主張テキストと、ウォーターマークが爆発するポストが並ぶ。
“NO AI”“AIは画像合成です!”“このアカウントはAI生成に断固反対します!!!”
その下にぶら下がるリプ欄、地獄のスクロール地獄。
レイスが渋い顔で首を振る。
「違う!!!」

ヴィヌスは腕を組み、ため息を吐く。
「難題ね……これ、普通に検索しただけじゃ永遠に出ないやつよ」
ユピテルが画面を覗きこみ、
「なあ、この“思想バトル”がノイズになりすぎて“本物”が見えねぇんじゃねぇのか?」
「しかも“AI学習禁止”タグ、逆にAI画像しか出てこねぇ……」
「ここは電脳界の“ウォーターマーク沼”……本音にたどり着くには、何かが足りない」
背景で画面には、“見たかった本物”と真逆の主張が無限に流れ続ける。
一同、検索するほど魂が削れる“情報の廃墟”に足を踏み入れていた。



フォウが小さく跳ねた。
まるで「そういうこと?」と世界の裏コマンドに触れたみたいに。
「あ!普通に検索したら出ないんだよね!?」
「じゃあさ、AIさんに質問してみよう!」
その場の空気が一瞬、フリーズする。

「……人間の描いた絵をAIに尋ねる……終わってんな」
レイスは頭を抱えたまま、目を開けない。
もうツッコむ気力もない顔だ。
「笑えねぇ……オチとしては完璧すぎて笑えねぇ……」
Patchは半笑いで肩をすくめる。
「でもよ、今までの検索よりはマシじゃね?」
フォウはもう端末を操作している。
迷いがない。罪悪感ゼロ。

《AIアシスタントを起動しました》
《何かお悩みですか?》

「えっとね!およそ100年前、ナノシティで“幸福値選別”が最盛期だったころ」
「反幸福庁系・問題視された絵師データをお願い!
一瞬の沈黙……と思ったら。

《了解しました》
《該当時期の非推奨クリエイター・検閲対象アーティストを照合中》
《プロパガンダ不適合作品を含むため、要約形式で整理します》
《データがまとまり次第、PDFを作成いたします》

「は?……出るのかよ……」
ヴィヌスはしばらく無言だったが。
フォウの方を見て、ゆっくり口を開いた。
「……フォウ。もしかしてあんた、天才?」
フォウは首をかしげて、いつもの顔。

「え?だってAIさんって。
“見せちゃいけないもの”ほど、いっぱい知ってるでしょ?」
NULLがメモを止め、ぽつり。
「検索とは“公開された嘘”を探す行為」
「質問とは“非公開の本音”を引き出す行為」

「人間が隠した“人間の絵”を、
AIが一番正確に覚えてるって……」
「ギャグとしては百点だな」
ユピテルが顎に手を当て、愉快そうに笑う。
「いいじゃねぇか」
「結局さ、“誰が描いたか”より“誰が覚えてたか”が勝つンだよ」
画面の端で《PDF作成中:42%》という無慈悲な進捗バーが伸びていく。
その光景を見ながら、誰も「便利だ」とは言わなかった。
でも、誰も止めもしなかった。

≪PDF作成完了、こちらのURLからダウンロードできます≫

画面に冷たいシステムフォントが浮かぶ。
ダウンロードボタンの下、「健全なご利用をお願いします」の注意書きが妙に重い。
フォウは律儀に「ありがとう!」と返し、レイスが渋い顔でぼそり。
「こいつ、chatGPTにありがとうっていうタイプだな……。」
ヴィヌスはPDFを開きながら、眉をひそめる。
「ここにあるはずよ……多いわね、まず一人目!」
画面には薄ぼんやりとしたサムネと、「画像削除済み」の赤いバー。
そして添えられた説明文――

「この絵画には、シャルル・ド・ゴール空港で起きた庶民の暴徒化が描かれていました。
画像は規制のため削除されています。
“社会不安”を助長するおそれがあるため、全文は一部伏せ字となっています。」
プルトは無表情で頷く。
「いいホラーですね、想像させる余地がある。」
PATCHは、思わず吹き出す。

「実物どころか、説明すら修正済みって、逆に脳が沸騰しそう!」
ユピテルは皮肉混じりに首をすくめる。
「“表現の自由”ってのは、こうやって検閲ログに名を刻む時代かァ。」
ページをめくるたび「画像削除済み」「一部規制」のバーと、意味深な注釈だらけ。
赤い警告マーク、黒塗り説明、サムネの影だけ――
読む側の想像力だけがどんどん煮詰められていく。

PATCHはイライラしながらタブレットを連打。
「青空のナノシティのやつは!?クソ…まだ出てこねぇぞ!」
突然、フォウが首をかしげる。
「あれ?この絵だけは見られるよ」
クロノチーム、端末を囲んで“問題の絵”を眺めている。
画面には、オレンジ色の空のもと、笑顔の市民たちが公園で遊ぶ一枚。
芝生も青空もやたら健やか。
「どこが危険なんだ?」といった空気が漂う。

ユピテルが画面を一瞥して
「なぁ、これ幸福庁の公式ポスターじゃねぇの?」
ヴィヌスは腕を組み「ウォーターマーク入りとはいえ、普通すぎない?」
Patchは「逆に不気味なんだよなぁ…」と首をかしげる。
サタヌスは「つまらんな」とあくび。
フォウは素朴に尋ねる。

「この絵、本当に危険だったのかな?」
そんな中、プルトだけが淡々と、じっと画面を見つめている。
彼女の隻眼が、ふっと細くなる。
「……この構図。上下逆さにして、ネガ反転してみてください」
「え?」
レイスが口元をゆるめてニヤリ。

「絵師っておちゃめなやつはたまにやるんだぜ。
 反転すると“意味”が変わるやつ、昔から“魂の遊び”なんだよ」
フォウはキラキラした目で、
「じゃあこれは……?」
PATCHが得意げにキーボードを叩く。
「反転!……さらに上下逆さに……出たぜ!」
バチン、と反転。
色が暗転し、画面が逆さになる。

さっきまでジャンプしていた人々は、逆さにすると。
“空へ堕ちていく人々”のシルエットに変わる。
オレンジの空は闇に、芝生は“底”になる。
そして、隠れていた「Liberté, Égalité, Sélection」
“幸福は選別と共に保証される”の文字が、赤黒く浮かび上がった。
そして、通常表示では見えなかった巨大な赤いウォーターマーク――
「幸福は選別と共に保証される」

「やっっっべー!!隠しメッセージ盛り盛りじゃねぇか!!」
「幸福庁の検閲AI、絶対逆さままでは気付いてないわコレ!」
フォウは「すごーい!」と素で感動。
「こういう魂の“遊び”こそ、人間の絵だよな!!」
「……な?“見えないもの”こそ、表現の真髄ってやつさ」
フォウが端末の画面を指差して叫ぶ。

「あれ?青空のナノシティでウォーターマークって……この絵じゃない!?」
――その瞬間、背後でSE:SSR確定ピカピカ演出が光る。
明らかに昭和レトロな効果音(パチンコのアレ)
Patchは両手で端末を抱え、電脳スクラップを爆速で漁る。
「来た……!これだ!!」
画面に映るは“青空のナノシティ”――そこにどデカいウォーターマークと、
誰も頼んでないのに主張しまくるAI不使用宣言の赤文字。
Patchがテンションぶっ壊れで叫ぶ。

「聞いてもいないのにAI不使用宣言!!間違いねえぇぇぇぇぇ!!!」
ヴィヌスは力尽きたように机に突っ伏しながら、
「……判定基準ひっどぉい……でも分かっちゃうのが悔しい……!」
フォウは目を潤ませ、手を突き上げる。
「やったああああああ!」
レイスは両手を広げて仰け反る。
「嬉しいけど俺等なんに喜んでるんだあああああ!?」

——闇病院、ナースステーション裏の物置部屋。
まずは動作確認、ということで、手近にあった。
幸福庁公式のチラシ(裏は現場メモ帳)をプリンターに突っ込むミカ。

ウィーン……ガタガタ……

プリンターから吐き出された一枚を、看護師が拾い上げてみる。

「……なんか、めっちゃかすれてるんだけど」
「だめ、これインク古くなってる!総交換!」
「えぇ~!?今から買いにいくの!?」
Patchが後ろから覗きこみ「ついでにノズルクリーニングもな!」
「幸福庁の笑顔、これじゃゾンビじゃねぇか」
「管理社会でも、プリンターのトラブルだけは未解決……」
「文明レベル関係ねぇ問題ってやつだな!」
未来でも変わらない“プリンターあるある”。
ディストピアでも、このカスれだけは時空を超えて現場を悩ませる。

「久しぶりに起動したからな~」と。
ミカが手際よくインクカートリッジを総交換しはじめる。
地味な戦いが繰り広げられている。
廊下には微かな機械油とアルコールの匂い。
プリントアウトまで、しばしの“待ち”タイム。

そのあいだ自然と“例のPDF”へと興味を向ける。
現代アートも真っ青な“検閲ホラー”の世界が広がっていた。
最初に現れたのは、真っ白な注釈ページ。

《この絵画は特定の色彩のみで構成されています。使用色:#F15A22》

サタヌスが即ツッコミを入れる。
「逆に画面全体がオレンジって何描いたんだよ!?」
ユピテルも身を乗り出す。
「しかも#F15A22……ンン~、惨劇の予感♪」
Patchは爆笑。「警告色の代表じゃん!事件しか起きてないって」
プルトは満足そうに微笑む。
「“色”しか残らない……情報の死体。良い趣味ですね」

さらにめくると、
《画像削除済み/注釈:閲覧数 1,390,420,666 回》
Patchは画面にかじりつき「バズり方怖すぎ!何それ?」
ヴィヌスは肘をつきながら「これ3回見たら死ぬ絵とか、絶対都市伝説でしょ♡」
プルトは「人の数だけ恐怖が増幅する……“閲覧”こそ災厄」と、ほくそ笑む。
ユピテルが「マジでホラゲ実況向きじゃんこのPDF」と、茶化して笑う。

ナースステーションの奥で、プリンターがついに低い音を立てて唸りだす。
紙送りの音がゆっくりと響き、
「よっしゃ、準備できたよー!」とミカの声。
でも、その瞬間も誰も画面から目を離さなかった。
削除済み、規制、注釈――
“何も描かれていないはずの空白”をじっと見つめるクロノチームとエラーズ。
誰かがつぶやく。「“消されたはず”の空白に、想像力だけが残る――」

プルトは満面の笑みで呟く。
「最高のアートじゃないですか」
——プリンターが、ガガッと紙を吐き出しはじめた。
その紙には、規制と検閲をすり抜けた“本物の絵”――
空と芝生と、巨大なウォーターマークと「AI不使用」の真っ赤な主張。
ミカがそっと紙を持ち上げ、「できたよ」と手渡すと、
フォウは恐る恐る両手で受け取る。
指先で紙の感触を確かめ、じっと絵を見つめながら、ぽつりとこぼす。

「わァ。さわれる絵って、初めて見た……」
その言葉に、一瞬みんなが黙る。
幸福庁の“完璧な笑顔”よりも、
にじんだインクのざらつきと、絵の匂いだけがこの世界のリアル。
Patchは小さくガッツポーズ。
ユピテルは「そりゃ贅沢品だぜ」とニヤつく。
プルトも、猫みたいな笑顔で紙の端っこをツンと触る。
“魂のノイズ”は――この場所で手に取れる現実になった。

患者のベッドサイド、画面にはさっきまで“規制・削除”とバグしかなかった世界で。
一枚の“魂のノイズ”――青空とウォーターマーク、そしてAI不使用の主張。
患者はそっと画面を撫でて、目を潤ませる。
「間違いない……これが、僕が見た絵……!」
「ありがとう……また見られるなんて……夢みたいです」
Patchは小声で呟く。

「魂ってのはな……“誰にも求められてない主張”の中にあるんだよ」
それが絵かどうかなんて、どうでもよかった。
“誰かが描いた”――その事実が、ただ嬉しかった。
この世界で一番人間らしいのは、“誰にも求められてないノイズ”だった。
30世紀ディストピアの底でも、ちゃんと人間の温度が残ってたって証明だった。
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