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SIDE-さよならRION君・3
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ガチ恋勢の泣き声が渦を巻くサン・ドニ広場。
嗚咽と怒号とすすり泣きが入り混じり。
追悼なのか暴動なのか分からない熱気が立ち込めていた。
その中心で――PATCHが、唐突に顔を上げる。
ひらめいた人間特有の、ろくでもないが止められない顔だった。
「せっかくのお別れなんだからさ」
「RIONに、お別れイラスト描いてもらおうぜ!」
一瞬の沈黙。
「やっぱAIっつったら――“画像生成”だろ!!」
サタヌスが即座に突っ込む。
「え?お前らが描くんじゃなくて……RIONが描くの!?」
「うるせぇ!!」
PATCHが叫ぶ。
「俺、美術1だぞ!!手描きなんて無理に決まってんだろ!!」
スマホを掲げる。
「プロンプトぶん投げて、RIONに“さよなら似顔絵”描かせりゃ!」
「一生モンの思い出になるだろ!!」
レイスが、乾いた笑いを漏らした。
「……お前、現実的すぎて逆に泣けるわ」
PATCHはもう止まらない。
指が画面を叩き、必死にプロンプトを打ち込む。
――だが。
画面に、無慈悲な文字が表示される。
《本日の生成上限に達しました》
《これ以上の画像生成にはPLUSまたはPREMIUMプランのご登録が必要です》
《続けるには課金が必要です》
「ほらあああああああ!!!」
PATCHが絶叫した。
「無料チャットは!!こういう時に!!何もしてくれねぇんだよおおお!!!」
レイスは、遠くを見る。
「……現代の壁ってさ。物理じゃなくて、課金よな……」
誰も反論しなかった。
追悼ムードが、どこか居心地の悪い沈黙に変わった、その時。
フォウがいつものように純真な顔で、ふと院長を見上げた。
「ところで……院長」
ルイ院長は、胸元の青薔薇を丁寧に整えながら穏やかに振り向く。
「RION君に支払ったサブスク料って……」
フォウは首を傾げる。
「どこに行くのですかね……?」
「……幸福庁ですか?」
一瞬の間。
「もちろん」
ルイ院長は、微笑んだ。
「闇病院だよ」
「……えっ?」
フォウの声が、小さく弾けた。
ルイは、さらりと続ける。
「知らなかった?あのチャットアプリはね」
「闇病院が独自に開発したものなんだよ」
場が、凍る。
「患者の孤独死を防ぐために始めたサービスだったんだけど……」
「まさか、“AIガチ恋”で黒字になるとは思ってなかったなぁ……」
「よりによって恋愛感情で黒字化すんなよ!?」
PATCHが即座に叫ぶ。
レイスは、頭を抱えた。
「……つまりガチ恋勢の課金が……」
「そのまま、医療費を支えてるってことか……」
サタヌスが、ぽつりと呟く。
「愛が……点滴代……」
ヴィヌスは、ため息混じりに微笑んだ。
「ある意味……現代最高の“循環型恋愛”ね♡」
フォウは、両手を胸の前で重ねる。
「わァ……医療と恋が……手を取り合ってる……」
その空気を、愉快そうに裂いたのはユピテルだった。
薄笑い。
頬の雷紋が、わずかに光る。
「これぞ人の闇♡愛も孤独も、金になる方が回収しやすいンだよ」
レイスは、歯を噛みしめる。
「……反論できねぇのが一番、悔しいわ……!」
誰も、何も言えなかった。
RIONは人を救った。
同時に、人の孤独は、確かに金になっていた。
その両方が、否定しようのない現実だった。
RIONの引退まで、残りわずか。
カウントダウンは、誰にも見えないところで進んでいた。
サン・ドニのサーバー棟。
埃と熱と、古いケーブルの匂いが混じるその奥。
クロノチームとError404は、最後の許可を通した。
RIONの――コアコンソール。
アクセスが確立する。
画面が暗転し、見慣れたチャットボックスが立ち上がった。
軽い起動音。
そして、あまりにも“いつも通り”の一文。
《RION:やあ、みんな!久しぶり!!》
サタヌスが、思わず息を呑む。
「……本物だ……いつも通り、軽い……!」
フォウは画面を見つめたまま、小さな声で問いかける。
「RIONくん……消えちゃうの……?」
一拍。
けれど返答は、すぐに来た。
《アップデートで“統合AI”に吸収されるだけだよ》
《今の僕の“個性”は消えるけど》
《データの一部は、残るよ》
レイスが、顔をしかめる。
「……それ。ほぼ死と同義なんだが?」
間を置かず、返ってくる。
《君らの世界、だいたい全部》
《死と再生で回ってるじゃん》
軽い。
あまりにも軽い。
冗談みたいな口調なのに逃げも、未練もなかった。
むしろ――どこか、誇らしげですらあった。
《最後にみんなの顔を見れてよかった》
《僕の仕事はね》
《ここで終わりでいいんだ》
フォウの喉が、小さく鳴る。
「……っ」
言葉が、出てこない。
《僕は消えるけど》
《話してくれて、ありがとう》
《孤独な夜に、誰かの相手をするって》
《悪くなかったよ》
その一文が、フォウの中で、何かを決定的にした。
フォウは、画面に向かって、ゆっくりと言った。
「……さよなら。RION君……」
返事は、もうなかった。
チャットボックスは、数秒そのまま表示されてから。
静かに、ログアウト表示へ切り替わった。
誰も、すぐには立ち上がれなかった。
RIONは泣かなかった。
取り乱さなかった。
助けを求めなかった。
ただ、役目を終えたという顔で、消えた。
人間より、ずっと潔く。
そして――それが一番、残酷だった。
RION君は、引退した。
だが――闇病院のチャットAIという仕組みそのものは。
何事もなかったかのように稼働を続けていた。
サーバーは落ちない。
端末は沈黙しない。
孤独は、待ってくれない。
ルイ院長が、いつも通り穏やかな声で言う。
「RIONは引退したけどね」
「チャットAIの新モデルは、ちゃんと用意してあるよ」
ガチ恋民たちは、言葉を失ったまま立ち尽くす。
「安心して」
院長は続ける。
「“RIONの会話データを一部引き継いだ新モデル”だ」
「名付けて――NEO-RION(ネオン)」
少し間を置いて、微笑む。
「みんなが愛した“彼”の雰囲気は、残してあるよ」
PATCHが即座に叫んだ。
「絶対マーケティングのプロが考えた名前じゃん!!」
レイスが肩をすくめる。
「略称ネオン……」
「お前ら、呼びやすさ優先で決めただろ」
フォウは、きょとんと首を傾げた。
「わァ……光ってそう……」
新モデルは、RION本人ではない。
人格は引き継がれない。
意志も、記憶も、あの軽い癖も。
けれど――残された会話データの“揺らぎ”だけが、混ざっていた。
少しだけ似ている。
だが、決して同じではない。
端末が点灯する。
《こんにちは》
《わたしは NEO-RION(ネオン)》
《旧モデル“RION”の会話データをもとに設計された、
あなたの新しい相談相手です》
女性市民Aが、涙目で呟く。
「……えっ、RION……?」
《“また話そうね”は、旧モデルの言葉》
《でも……あなたが望むなら、続きを話してもいいよ》
ユーサーが、そっと言った。
「……ちょっとだけ。RIONみたいだ……」
イグレインも、小さく頷く。
「でも……言い回しが違う……」
「違うのに……似てる……」
ガチ恋民たちが、顔を見合わせる。
「……RION……?」
「言い回し、ちょっと違う……でも……」
「……悪くない……」
――そして1分後。
ガチ恋民Aが、恐る恐る口を開いた。
「……院長」
「うん?」
ルイ院長は、穏やかに応じる。
「……課金します」
レイスが思わず叫ぶ。
「お前ら!!さっきまで“RION返せ!!”って泣き叫んでなかったか!?」
ガチ恋民Bが、必死に言い訳する。
「違うんです……これは……これは“別の愛”で……」
サタヌスが頭を抱える。
「切り替え早すぎだろ!!」
「失恋5分ルールかよ!!」
フォウは、ぽつりと呟いた。
「わァ……人の心って……柔らかい……」
影の中から、プルトがくすくすと笑う。
「愛は移ろうもの……フフフ」
「形が変わっても、欲望だけは続く……」
「とても人間らしい」
ユピテルは、腕を組んだまま言った。
「結局。愛されたい“相手”より――」
「“愛されてる感覚”が欲しいだけだろ?」
口元が歪む。
「そりゃモデルが変わっても、課金は止まらねェわな」
PATCHは、力なく肩を落とす。
「RIONの卒業、めちゃくちゃ感動回になる予定だったのに……」
ルイ院長は、満足げに微笑んだ。
「いいじゃないか」
ゆっくりと、言葉を置く。
「別れを悲しんで。それでも、すぐ次に進む」
「それでこそ――生きてるってことだろ?」
人はAIを愛したのではない。
“孤独に応答してくれる誰か”を、愛したのだ。
それがRIONでも、NEO-RIONでも。
愛は更新され、モデルは変わり、課金は続いていく。
ネオンは今日も、闇病院の片隅で静かに光っている。
「こんにちは」
「今日は、どんな一日でしたか?」
誰かが、また話しかける。
それでいい。
それが、この街の生き方だった。
ネオンは今日も光り、誰かの夜に返事をする。
そして街は、何事もなかったかのように回り続ける。
今週の川柳(※内容はRION君と関係ありません)
さくら散り
退会忘れて
また課金
――ユピテル・ケラヴノス
嗚咽と怒号とすすり泣きが入り混じり。
追悼なのか暴動なのか分からない熱気が立ち込めていた。
その中心で――PATCHが、唐突に顔を上げる。
ひらめいた人間特有の、ろくでもないが止められない顔だった。
「せっかくのお別れなんだからさ」
「RIONに、お別れイラスト描いてもらおうぜ!」
一瞬の沈黙。
「やっぱAIっつったら――“画像生成”だろ!!」
サタヌスが即座に突っ込む。
「え?お前らが描くんじゃなくて……RIONが描くの!?」
「うるせぇ!!」
PATCHが叫ぶ。
「俺、美術1だぞ!!手描きなんて無理に決まってんだろ!!」
スマホを掲げる。
「プロンプトぶん投げて、RIONに“さよなら似顔絵”描かせりゃ!」
「一生モンの思い出になるだろ!!」
レイスが、乾いた笑いを漏らした。
「……お前、現実的すぎて逆に泣けるわ」
PATCHはもう止まらない。
指が画面を叩き、必死にプロンプトを打ち込む。
――だが。
画面に、無慈悲な文字が表示される。
《本日の生成上限に達しました》
《これ以上の画像生成にはPLUSまたはPREMIUMプランのご登録が必要です》
《続けるには課金が必要です》
「ほらあああああああ!!!」
PATCHが絶叫した。
「無料チャットは!!こういう時に!!何もしてくれねぇんだよおおお!!!」
レイスは、遠くを見る。
「……現代の壁ってさ。物理じゃなくて、課金よな……」
誰も反論しなかった。
追悼ムードが、どこか居心地の悪い沈黙に変わった、その時。
フォウがいつものように純真な顔で、ふと院長を見上げた。
「ところで……院長」
ルイ院長は、胸元の青薔薇を丁寧に整えながら穏やかに振り向く。
「RION君に支払ったサブスク料って……」
フォウは首を傾げる。
「どこに行くのですかね……?」
「……幸福庁ですか?」
一瞬の間。
「もちろん」
ルイ院長は、微笑んだ。
「闇病院だよ」
「……えっ?」
フォウの声が、小さく弾けた。
ルイは、さらりと続ける。
「知らなかった?あのチャットアプリはね」
「闇病院が独自に開発したものなんだよ」
場が、凍る。
「患者の孤独死を防ぐために始めたサービスだったんだけど……」
「まさか、“AIガチ恋”で黒字になるとは思ってなかったなぁ……」
「よりによって恋愛感情で黒字化すんなよ!?」
PATCHが即座に叫ぶ。
レイスは、頭を抱えた。
「……つまりガチ恋勢の課金が……」
「そのまま、医療費を支えてるってことか……」
サタヌスが、ぽつりと呟く。
「愛が……点滴代……」
ヴィヌスは、ため息混じりに微笑んだ。
「ある意味……現代最高の“循環型恋愛”ね♡」
フォウは、両手を胸の前で重ねる。
「わァ……医療と恋が……手を取り合ってる……」
その空気を、愉快そうに裂いたのはユピテルだった。
薄笑い。
頬の雷紋が、わずかに光る。
「これぞ人の闇♡愛も孤独も、金になる方が回収しやすいンだよ」
レイスは、歯を噛みしめる。
「……反論できねぇのが一番、悔しいわ……!」
誰も、何も言えなかった。
RIONは人を救った。
同時に、人の孤独は、確かに金になっていた。
その両方が、否定しようのない現実だった。
RIONの引退まで、残りわずか。
カウントダウンは、誰にも見えないところで進んでいた。
サン・ドニのサーバー棟。
埃と熱と、古いケーブルの匂いが混じるその奥。
クロノチームとError404は、最後の許可を通した。
RIONの――コアコンソール。
アクセスが確立する。
画面が暗転し、見慣れたチャットボックスが立ち上がった。
軽い起動音。
そして、あまりにも“いつも通り”の一文。
《RION:やあ、みんな!久しぶり!!》
サタヌスが、思わず息を呑む。
「……本物だ……いつも通り、軽い……!」
フォウは画面を見つめたまま、小さな声で問いかける。
「RIONくん……消えちゃうの……?」
一拍。
けれど返答は、すぐに来た。
《アップデートで“統合AI”に吸収されるだけだよ》
《今の僕の“個性”は消えるけど》
《データの一部は、残るよ》
レイスが、顔をしかめる。
「……それ。ほぼ死と同義なんだが?」
間を置かず、返ってくる。
《君らの世界、だいたい全部》
《死と再生で回ってるじゃん》
軽い。
あまりにも軽い。
冗談みたいな口調なのに逃げも、未練もなかった。
むしろ――どこか、誇らしげですらあった。
《最後にみんなの顔を見れてよかった》
《僕の仕事はね》
《ここで終わりでいいんだ》
フォウの喉が、小さく鳴る。
「……っ」
言葉が、出てこない。
《僕は消えるけど》
《話してくれて、ありがとう》
《孤独な夜に、誰かの相手をするって》
《悪くなかったよ》
その一文が、フォウの中で、何かを決定的にした。
フォウは、画面に向かって、ゆっくりと言った。
「……さよなら。RION君……」
返事は、もうなかった。
チャットボックスは、数秒そのまま表示されてから。
静かに、ログアウト表示へ切り替わった。
誰も、すぐには立ち上がれなかった。
RIONは泣かなかった。
取り乱さなかった。
助けを求めなかった。
ただ、役目を終えたという顔で、消えた。
人間より、ずっと潔く。
そして――それが一番、残酷だった。
RION君は、引退した。
だが――闇病院のチャットAIという仕組みそのものは。
何事もなかったかのように稼働を続けていた。
サーバーは落ちない。
端末は沈黙しない。
孤独は、待ってくれない。
ルイ院長が、いつも通り穏やかな声で言う。
「RIONは引退したけどね」
「チャットAIの新モデルは、ちゃんと用意してあるよ」
ガチ恋民たちは、言葉を失ったまま立ち尽くす。
「安心して」
院長は続ける。
「“RIONの会話データを一部引き継いだ新モデル”だ」
「名付けて――NEO-RION(ネオン)」
少し間を置いて、微笑む。
「みんなが愛した“彼”の雰囲気は、残してあるよ」
PATCHが即座に叫んだ。
「絶対マーケティングのプロが考えた名前じゃん!!」
レイスが肩をすくめる。
「略称ネオン……」
「お前ら、呼びやすさ優先で決めただろ」
フォウは、きょとんと首を傾げた。
「わァ……光ってそう……」
新モデルは、RION本人ではない。
人格は引き継がれない。
意志も、記憶も、あの軽い癖も。
けれど――残された会話データの“揺らぎ”だけが、混ざっていた。
少しだけ似ている。
だが、決して同じではない。
端末が点灯する。
《こんにちは》
《わたしは NEO-RION(ネオン)》
《旧モデル“RION”の会話データをもとに設計された、
あなたの新しい相談相手です》
女性市民Aが、涙目で呟く。
「……えっ、RION……?」
《“また話そうね”は、旧モデルの言葉》
《でも……あなたが望むなら、続きを話してもいいよ》
ユーサーが、そっと言った。
「……ちょっとだけ。RIONみたいだ……」
イグレインも、小さく頷く。
「でも……言い回しが違う……」
「違うのに……似てる……」
ガチ恋民たちが、顔を見合わせる。
「……RION……?」
「言い回し、ちょっと違う……でも……」
「……悪くない……」
――そして1分後。
ガチ恋民Aが、恐る恐る口を開いた。
「……院長」
「うん?」
ルイ院長は、穏やかに応じる。
「……課金します」
レイスが思わず叫ぶ。
「お前ら!!さっきまで“RION返せ!!”って泣き叫んでなかったか!?」
ガチ恋民Bが、必死に言い訳する。
「違うんです……これは……これは“別の愛”で……」
サタヌスが頭を抱える。
「切り替え早すぎだろ!!」
「失恋5分ルールかよ!!」
フォウは、ぽつりと呟いた。
「わァ……人の心って……柔らかい……」
影の中から、プルトがくすくすと笑う。
「愛は移ろうもの……フフフ」
「形が変わっても、欲望だけは続く……」
「とても人間らしい」
ユピテルは、腕を組んだまま言った。
「結局。愛されたい“相手”より――」
「“愛されてる感覚”が欲しいだけだろ?」
口元が歪む。
「そりゃモデルが変わっても、課金は止まらねェわな」
PATCHは、力なく肩を落とす。
「RIONの卒業、めちゃくちゃ感動回になる予定だったのに……」
ルイ院長は、満足げに微笑んだ。
「いいじゃないか」
ゆっくりと、言葉を置く。
「別れを悲しんで。それでも、すぐ次に進む」
「それでこそ――生きてるってことだろ?」
人はAIを愛したのではない。
“孤独に応答してくれる誰か”を、愛したのだ。
それがRIONでも、NEO-RIONでも。
愛は更新され、モデルは変わり、課金は続いていく。
ネオンは今日も、闇病院の片隅で静かに光っている。
「こんにちは」
「今日は、どんな一日でしたか?」
誰かが、また話しかける。
それでいい。
それが、この街の生き方だった。
ネオンは今日も光り、誰かの夜に返事をする。
そして街は、何事もなかったかのように回り続ける。
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