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神条学園編
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『ソウイチソウイチ』
「なんだよ」
家々から物色して得た食料や衣類なんかを偶然見つけたカゴ車に乗せているとコキュが名前を呼んできた。
『どこ行くの?』
「あー、とりあえず近くにここより大きな村があった気がするからそこかな」
『...だめ』
「え?いやいやだめってどういう事だよ」
『閉鎖的』
「閉鎖的...え?あの村よそ者だめなのか!?まじかよ」
コキュによるとどうやら行こうとしていた村は閉鎖的な村でよそ者はお断りの場所との事だ
「と、なると遠い街しかねぇぞ?」
『街しかない』
「...はぁ、大変だが仕方ねぇか」
ちなみに村までは遅くて5日かかり、街までとなるとその倍の10日はかかってしまう。
「幸い道はわかる。まぁ何とかなるか?」
『頑張って』
「あぁありがと」
積まれたカゴ車から衣類を少し減らしそこにかき集めた塩と水を乗せる。
「まぁ最悪食料は魔物で済ませればいいし、飲み水と塩があれば大丈夫だろ...」
『川ある』
「まじ?なら水もそこまで気にしなくても大丈夫そうだな」
コキュと話し合いながら荷物を乗せ、村を後にした。
「さて、とりあえず川まで行くか」
『案内する』
「頼む」
コキュの案内を元に歩き続け、無事に川まで辿り着いた。
「綺麗な川だな!まぁ飲むのは危険だからしないが」
『水危険』
「よし、脱ぐか!」
『っ!!?なんで!?』
川に着くと俺は透き通った川を見たあと着ていた服を脱いでいく、それを見ていたコキュは驚き混乱した様な声を出した。
「いや身体汚いし洗おうとな」
『...いきなりダメ』
「あー、すまん。次は事前に言うわ」
「ん」
コキュにだめだしされ理由を察した俺は素直に謝った。
「そういや気になったんだけど神にも子作りって可能なのか?」
『ッ!?怒る!』
「すまんすまん!デリカシーに欠けたことを聞いた」
『...次天罰』
「悪かったって」
ふと思った事を聞くとコキュが怒り、俺は少しずつだが呼吸がしづらくなるのを感じすぐに謝った。
どうやら許してはもらったが声から感じる圧からして次はないだろう。
「よし、あらかた洗ったし着替えて再出発するか」
『...』
「てか自然と会話してたが見ないんじゃなかったのか?」
『ッ!...見てない』
「...そうか」
俺はこれは見てたなと思いつつも指摘すればさっきのように呼吸を苦しくさせられるだろうと考え、あえて言わないことにした。
『お?なんだ抜け出せたんだな!』
『あの状況でどうやって...あぁコキュ、あなたこの人の子に権能を』
『うん』
『なるほど、いやしかしコキュの権能でどうやって...』
あれから川沿いを歩いていると、コキュ以外の男女の声が混ざった。
「あ?声増えたな」
『増えた』
『よ!まずは抜け出しおめっとさん!』
『どのように、えぇコキュの呼吸するだけの権能で何故抜け出せたかを聞かせてください、いえ自力で抜け出した可能性も...いやそれでもあの状況からどうやって抜け出したかが知りたい!ぜひおきかせを!』
男のおめでとうという声と説明して欲しいという女の声が響くのに対して、俺は少し顔をしかめた。
「うっせぇ...」
『だめ、1人ずつ』
『お、おぉすまん。てかコキュおめぇなんか変わったな?』
『すみません気になってしまいまして...そうですね、確かにコキュあなた少しいい意味で変わりましたね?』
増えた神達にどうやって抜け出したかの詳しく話すとコキュ達は呼吸の力に驚いた様な声を出した。
『まさか呼吸がそこまですげぇものなんてな...』
『ソウイチ凄い』
『なんで呼吸の神本人がそこら辺を知らないのか少し、いえ結構疑問ですが確かにそうですね、呼吸というのにはそこまでの力があるとは大変驚きました。』
「確かに流れてきた呼吸の意味も使い方も応用とかそういうのはなかったな?呼吸は吸って吐く行動って事ってあったし、使い方だってそれをする事で通常より落ち着くのが早くなったり力が強くなったりするってことだったし」
確かにこれだけではただの呼吸としてしか使えなかったと思うが、その内容に前世の知識を加えれば化ける。
「でも俺は思ったわけよ、権能ってことはその力はただの呼吸な訳ないってよ」
『ほぅ?』
『確かに、私たちの持つ力、権能はとても強力な物ですね』
『呼吸の応用、すぐ出すのは凄い事』
「まぁそういう訳で無事にあの場から抜け出せたって事だ、ありがとなコキュ」
『ふひ...!』
それからたまに訪れる2柱も交えて話し合いながら歩く事5日目の事だった。
『ソウイチ、敵』
「っ!ついに来たか」
『死なないで』
「死ぬかよ」
森の方から現れたのは捻れた牙を持つ6本足の、大人ほどある大きなイノシシだった。
「呼吸ってあるんだし呼吸を止めれたら楽に狩れるんだけどな」
『ごめん』
「コキュが悪いわけじゃねぇよそれに確かに呼吸はするもので止めたりすることではないってのはわかる話だ」
前にコキュに聞いたのだ、呼吸を止める事が出来れば相手が生き物なら敵無しで強いのではと、だがコキュによるとそれは無理との事だった。
呼吸は吸って吐くものであり止めるものではない
確かにとその言葉を聞いた時、納得した。
一時的に力んだりする時に止める事はあるがそれは呼吸をする上で必要な事として可能ってだけで、死に追い込むほどの長時間息を止める事は呼吸とは言わないとコキュは言った。
「まぁそれが出来りゃ弱い訳ねぇか」
『そう』
イノシシもこちらに気がついたのか殺気を放ちながら今にも突っ込んでこようとしていた。
「まぁ他にやり様はあるんだ、気にするな!」
「ブヒィィィ!!」
突進してくるイノシシに向け俺は深く呼吸をする。
「すぅ...はぁ...権能、呼吸...」
「ブゥゥッ!!」
「斬ッ!ハッ!」
イノシシの眉間に攻撃出来れば速く仕留められるのだが俺はまだ子どもだ、大人ほどのサイズのイノシシのそこを狙うのは無理だ、なので喉元の動脈があるであろうところに手をナイフのように見立てて切るように突き刺した。
「プギィィッ!!?」
「よし!ドンピシャでいったみてぇだな!」
『ソウイチすごい!』
切ったところから勢いよく血が吹き出し断末魔をあげるイノシシに俺はガッツポーズをとった。
「さて、血抜きして解体してしまおう」
『分かるの?』
「まぁな」
大きさは小さかったが村にいた時にイノシシや他の生き物の解体は軽く教わっていたので大体は出来る。
俺は記憶を元にイノシシの足に取り出した紐を巻き近くの木の幹に紐を掛けて権能を使って頑張って引っ張り吊るした。
「まずこれで血抜きをする」
『凄い血』
「だな、幸い近くに川があるから血が川に流れる様にすれば血の臭いは薄くできると思うが...」
前世なら犯罪ものだなと思いつつ血が抜けるのを待つこと数分
「...うん、血抜きできたっぽいな」
『わかるの?』
「前足を動かしたり心臓を押したりして血が出てこなけりゃ多分できてる...と思う。」
その後持ち出した解体用のナイフで頑張って解体し内蔵と皮は土に埋め肉は食べれる量を手元に置いた。
「よし、とりあえず出来た。」
『お疲れ様』
「置いてく残りの肉は多分野生動物か魔物が食うし大丈夫だろ」
『勿体ない』
「ほんとそれな...だが持って行ったって腐らせるか敵を寄せ付けるだけだ」
仕方ないと割り切り勿体ないと思いつつもその場を早足で離れた。
「離れたらこの肉でご飯にするか」
『そうした方がいい』
そして血の臭いがしていた場所から離れ大丈夫と思えるほどの距離を取ったあたりで俺はご飯にした。
「うん、ちゃんと血抜きされてたな?美味い!」
『良かった。』
「あ、そうだコキュ」
『ん?』
「あとどれくらいで街に着くかわかるか?」
『...あと10日くらい?』
「うわ長ぇ...」
まだまだ続く道のりに少し嫌になる宗一郎であった。
「なんだよ」
家々から物色して得た食料や衣類なんかを偶然見つけたカゴ車に乗せているとコキュが名前を呼んできた。
『どこ行くの?』
「あー、とりあえず近くにここより大きな村があった気がするからそこかな」
『...だめ』
「え?いやいやだめってどういう事だよ」
『閉鎖的』
「閉鎖的...え?あの村よそ者だめなのか!?まじかよ」
コキュによるとどうやら行こうとしていた村は閉鎖的な村でよそ者はお断りの場所との事だ
「と、なると遠い街しかねぇぞ?」
『街しかない』
「...はぁ、大変だが仕方ねぇか」
ちなみに村までは遅くて5日かかり、街までとなるとその倍の10日はかかってしまう。
「幸い道はわかる。まぁ何とかなるか?」
『頑張って』
「あぁありがと」
積まれたカゴ車から衣類を少し減らしそこにかき集めた塩と水を乗せる。
「まぁ最悪食料は魔物で済ませればいいし、飲み水と塩があれば大丈夫だろ...」
『川ある』
「まじ?なら水もそこまで気にしなくても大丈夫そうだな」
コキュと話し合いながら荷物を乗せ、村を後にした。
「さて、とりあえず川まで行くか」
『案内する』
「頼む」
コキュの案内を元に歩き続け、無事に川まで辿り着いた。
「綺麗な川だな!まぁ飲むのは危険だからしないが」
『水危険』
「よし、脱ぐか!」
『っ!!?なんで!?』
川に着くと俺は透き通った川を見たあと着ていた服を脱いでいく、それを見ていたコキュは驚き混乱した様な声を出した。
「いや身体汚いし洗おうとな」
『...いきなりダメ』
「あー、すまん。次は事前に言うわ」
「ん」
コキュにだめだしされ理由を察した俺は素直に謝った。
「そういや気になったんだけど神にも子作りって可能なのか?」
『ッ!?怒る!』
「すまんすまん!デリカシーに欠けたことを聞いた」
『...次天罰』
「悪かったって」
ふと思った事を聞くとコキュが怒り、俺は少しずつだが呼吸がしづらくなるのを感じすぐに謝った。
どうやら許してはもらったが声から感じる圧からして次はないだろう。
「よし、あらかた洗ったし着替えて再出発するか」
『...』
「てか自然と会話してたが見ないんじゃなかったのか?」
『ッ!...見てない』
「...そうか」
俺はこれは見てたなと思いつつも指摘すればさっきのように呼吸を苦しくさせられるだろうと考え、あえて言わないことにした。
『お?なんだ抜け出せたんだな!』
『あの状況でどうやって...あぁコキュ、あなたこの人の子に権能を』
『うん』
『なるほど、いやしかしコキュの権能でどうやって...』
あれから川沿いを歩いていると、コキュ以外の男女の声が混ざった。
「あ?声増えたな」
『増えた』
『よ!まずは抜け出しおめっとさん!』
『どのように、えぇコキュの呼吸するだけの権能で何故抜け出せたかを聞かせてください、いえ自力で抜け出した可能性も...いやそれでもあの状況からどうやって抜け出したかが知りたい!ぜひおきかせを!』
男のおめでとうという声と説明して欲しいという女の声が響くのに対して、俺は少し顔をしかめた。
「うっせぇ...」
『だめ、1人ずつ』
『お、おぉすまん。てかコキュおめぇなんか変わったな?』
『すみません気になってしまいまして...そうですね、確かにコキュあなた少しいい意味で変わりましたね?』
増えた神達にどうやって抜け出したかの詳しく話すとコキュ達は呼吸の力に驚いた様な声を出した。
『まさか呼吸がそこまですげぇものなんてな...』
『ソウイチ凄い』
『なんで呼吸の神本人がそこら辺を知らないのか少し、いえ結構疑問ですが確かにそうですね、呼吸というのにはそこまでの力があるとは大変驚きました。』
「確かに流れてきた呼吸の意味も使い方も応用とかそういうのはなかったな?呼吸は吸って吐く行動って事ってあったし、使い方だってそれをする事で通常より落ち着くのが早くなったり力が強くなったりするってことだったし」
確かにこれだけではただの呼吸としてしか使えなかったと思うが、その内容に前世の知識を加えれば化ける。
「でも俺は思ったわけよ、権能ってことはその力はただの呼吸な訳ないってよ」
『ほぅ?』
『確かに、私たちの持つ力、権能はとても強力な物ですね』
『呼吸の応用、すぐ出すのは凄い事』
「まぁそういう訳で無事にあの場から抜け出せたって事だ、ありがとなコキュ」
『ふひ...!』
それからたまに訪れる2柱も交えて話し合いながら歩く事5日目の事だった。
『ソウイチ、敵』
「っ!ついに来たか」
『死なないで』
「死ぬかよ」
森の方から現れたのは捻れた牙を持つ6本足の、大人ほどある大きなイノシシだった。
「呼吸ってあるんだし呼吸を止めれたら楽に狩れるんだけどな」
『ごめん』
「コキュが悪いわけじゃねぇよそれに確かに呼吸はするもので止めたりすることではないってのはわかる話だ」
前にコキュに聞いたのだ、呼吸を止める事が出来れば相手が生き物なら敵無しで強いのではと、だがコキュによるとそれは無理との事だった。
呼吸は吸って吐くものであり止めるものではない
確かにとその言葉を聞いた時、納得した。
一時的に力んだりする時に止める事はあるがそれは呼吸をする上で必要な事として可能ってだけで、死に追い込むほどの長時間息を止める事は呼吸とは言わないとコキュは言った。
「まぁそれが出来りゃ弱い訳ねぇか」
『そう』
イノシシもこちらに気がついたのか殺気を放ちながら今にも突っ込んでこようとしていた。
「まぁ他にやり様はあるんだ、気にするな!」
「ブヒィィィ!!」
突進してくるイノシシに向け俺は深く呼吸をする。
「すぅ...はぁ...権能、呼吸...」
「ブゥゥッ!!」
「斬ッ!ハッ!」
イノシシの眉間に攻撃出来れば速く仕留められるのだが俺はまだ子どもだ、大人ほどのサイズのイノシシのそこを狙うのは無理だ、なので喉元の動脈があるであろうところに手をナイフのように見立てて切るように突き刺した。
「プギィィッ!!?」
「よし!ドンピシャでいったみてぇだな!」
『ソウイチすごい!』
切ったところから勢いよく血が吹き出し断末魔をあげるイノシシに俺はガッツポーズをとった。
「さて、血抜きして解体してしまおう」
『分かるの?』
「まぁな」
大きさは小さかったが村にいた時にイノシシや他の生き物の解体は軽く教わっていたので大体は出来る。
俺は記憶を元にイノシシの足に取り出した紐を巻き近くの木の幹に紐を掛けて権能を使って頑張って引っ張り吊るした。
「まずこれで血抜きをする」
『凄い血』
「だな、幸い近くに川があるから血が川に流れる様にすれば血の臭いは薄くできると思うが...」
前世なら犯罪ものだなと思いつつ血が抜けるのを待つこと数分
「...うん、血抜きできたっぽいな」
『わかるの?』
「前足を動かしたり心臓を押したりして血が出てこなけりゃ多分できてる...と思う。」
その後持ち出した解体用のナイフで頑張って解体し内蔵と皮は土に埋め肉は食べれる量を手元に置いた。
「よし、とりあえず出来た。」
『お疲れ様』
「置いてく残りの肉は多分野生動物か魔物が食うし大丈夫だろ」
『勿体ない』
「ほんとそれな...だが持って行ったって腐らせるか敵を寄せ付けるだけだ」
仕方ないと割り切り勿体ないと思いつつもその場を早足で離れた。
「離れたらこの肉でご飯にするか」
『そうした方がいい』
そして血の臭いがしていた場所から離れ大丈夫と思えるほどの距離を取ったあたりで俺はご飯にした。
「うん、ちゃんと血抜きされてたな?美味い!」
『良かった。』
「あ、そうだコキュ」
『ん?』
「あとどれくらいで街に着くかわかるか?」
『...あと10日くらい?』
「うわ長ぇ...」
まだまだ続く道のりに少し嫌になる宗一郎であった。
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