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最終章 魔王の我輩、勇者の我輩
最終話 『……皆……ありがとう……』
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「……天使が消えた……倒したんじゃな!? 勇者殿!!」
「やりましたね! デール殿!」
「やったです! デール様あああ!」
「……ああ……しかし……喜んでいる……場合でもない……まもなく……この城は……」
「ん? この城がどう――うおっ! なんじゃこの地響きは!?」
これは……思ったより崩落が早く始まりそうだ。
このままでは我輩だけではなく皆も――。
「見てください! さっき天使が攻撃した大きな柱がどんどん崩れはじめています!」
「どんどん床や壁にひび割れを起こってきていますで――」
「っ!? フェリシア、上! 危ない!」
「――え? グエッ!?」
おいおい……早急で助けるだったとはいえフェリアに全力で体当たりをするなよ……フェリシアから聞いたこと事もない声がしたんだが。
「ふぅ……危なかった。あ……フェリシア、大丈夫?」
全然大丈夫じゃない気もする……。
「ゲホゲホ……あ、はい……助かりましたです、ゲホゲホ……ベルトラ様。……ですが……ゲホゲホ……もう少し手加減してほしかったです……ゲホッ……」
……あの苦しみよう、あれは助かったと言えるのだろうか。
いやそれよりも天井も崩れ始めてガレキが落ちてきているのはまずい、これでは床が抜け落ちるのも時間の問題だぞ。
「しかし、今は助かってもこれじゃいつ潰されるか落ちるかのどっちかじゃぞ……どうする」
どうすると言われても……くそっ傷が痛んで考えがまとまらん、時間もないというのに。
……ん? 振動で何か足元に転がってきた……これは……種、か? 何故種が……そうだ。
「……フェリシア……」
「ゲホッ……は、はいです」
「……ここに来る……までに……種を……撒いていた……よな?」
「あ、はい。撒きましたですが……それがどうかしたです?」
「……その植物を……成長させ……この城を……支えられる事は……可能か……?」
「えと……それは、不可能です。城全体ならともかく通った通路しか種を撒いていませんのでこの巨大な城を支えるには無理があるです」
そうか、いい案だと思ったんだが……。
「ただ、ある程度崩れるのを遅くする事は可能かもです」
……なるほど、今すぐ崩れるよりはいい。考える時間が増えるしな。
「……わかった……それでも……よいから……今すぐ……植物で……時間稼ぎを……」
「わ、わかりましたです。今すぐに!」
おお、すごいな。フェリシアが床に手を付いた瞬間に植物のツタがどんどん伸びていく。
「はぁ……はぁ……今はこれで限界……です……」
「おお、すごいの」
……ここもだいぶ崩れてしまった部分もあるがこれでしばらくは持ちそうだな。
「いや……よくやった……ガハッ!」
くそ……もう立っているの限界だ。
我輩の体はいつまで持つか……。
「デール様!? ベルトラ様、ダリル様、デール様が倒れたです! 早く剣を抜いて治療を――」
「いかん! 待つんじゃ! それはならん、今剣を抜いてしまっては血が一気に噴出して勇者殿は死んでしまうぞ」
「ではどうすれば……そうです、エリン様の治癒力があるです! それで――」
『フェリ、今全力で治癒力を上げているんだよ……でもこの状態を保つのが精一杯なの』
「……そんな」
……なるほどな、そりゃそうだ。普通ならいくら我輩でももうとっくに死んでいてもおかしくはなかったからな。
「ではエリンが外に出て直接治癒魔法をかければ――」
『アタシが外に出て治癒魔法をしてもこの傷じゃもう……』
「……そんな! では他に何か、何か方法は……そうだ! 人間の体のほうに戻ればいいじゃないですか、そうすれば傷なんて関係ない」
「落ち着けベルトラ、冷静になるんじゃ。――あのガレキの中から探し出せると思うか?」
瓦礫の山だな、仮に見つかったとしても悲惨な姿になっているだろうな。
「…………そん……な……」
「……そう気を落とすな。エリン、確認したいんじゃが勇者殿はあとどれくらいもちそうなんじゃ?」
『ごめん、検討が付かない……だけどデールは死なせない! アタシの力が尽き様とも!』
チョハ、なんとも心強い相棒だな……。
「そうか……じゃったらいつ崩れるかわからんこんな所で治療を考えても仕方あるまい。外に出て考えるべきじゃな」
「ですがどうやって外に? ここも崩れているとなれば通路も埋まってしまっていますよね」
「うーむ、出られるとすれば、勇者殿たちが空けたこの壁の穴じゃが……これは高すぎるの、とてもじゃないが飛び降りるのは無理じゃ。フェリシア、植物を使って滑り台か階段みたいには出来んか?」
「すみませんです、さっきので魔力を使いすぎましてこれ以上は無理です……」
「……そうか。あ~勇者殿みたいに空を飛べればよかったんじゃがな」
「何を馬鹿な事言って――っまた城が揺れ始めた!?」
「くっここも限界の様じゃな。仕方ない、ベルトラはフェリシアを、わしは勇者殿を背負って外壁まで伸びた植物にしがみ付くぞ。崩れ方にもよるが押しつぶされる可能性はまだ低いはずじゃ!」
「ごめんなさいです! 私にもっと力があれば!!」
……これは我輩が倒れている場合ではない、な。
「……そんな……事……はない……ぞ……」
「デール殿! そんな状態で起きては駄目です!」
「……心配いらん……ガフッ! ……ゲート!」
「なんじゃ、勇者殿はゲートが使えたのか。じゃったら先に言――!? まずい、本格的に崩れ始めた! 早く飛び込むぞ!」
「……我輩……はもう……これ以上……動けん……皆……早く……逃げるのだ……」
「は!? 何を言っておるんじゃ! ほれ、わしにつかまれ!」
「そうです! デール殿を置いて行くなんてできませんよ!」
「デール様、一緒に帰りましょうです!」
皆我輩を抱えてゲートへと運んでくれようとしているが……もう間に合わん。
「くっ床も崩れ始めてきたぞ!! 急げ!」
「……もう……いい……いいん……だ……」
「何言っとるんじゃ!」
「諦めないで下さい!」
「そうです! デール様! 一緒に帰りましょうです!」
「……皆……ありがとう……エアーバースト!」
「な!? デール殿――」
「いやぁああ! デールさまぁ――」
「この大馬鹿物がぁああ――」
皆をゲートに入れられたな。
これでいいんだ、これで……。
『みんなをゲートに吹き飛ばしてひどいね』
「……次は……お前だ……」
『やだよ、アタシはデールと一緒にいる』
「……何を……言って……いる……」
『アタシとデールはサイキョーコンビなんだよ……だから……いつも一緒だよ……アタシのマスター……』
「……チョハ……好きに……しろ……この……大馬鹿者が……」
この500年、生きてきた中で皆と旅をした事が一番楽しく過ごせた時間だったかもな。
城が崩れ落ちる。
我輩も死ぬ。
魔王としての我輩。
勇者としての我輩。
全ての幕引きの時だ。
「やりましたね! デール殿!」
「やったです! デール様あああ!」
「……ああ……しかし……喜んでいる……場合でもない……まもなく……この城は……」
「ん? この城がどう――うおっ! なんじゃこの地響きは!?」
これは……思ったより崩落が早く始まりそうだ。
このままでは我輩だけではなく皆も――。
「見てください! さっき天使が攻撃した大きな柱がどんどん崩れはじめています!」
「どんどん床や壁にひび割れを起こってきていますで――」
「っ!? フェリシア、上! 危ない!」
「――え? グエッ!?」
おいおい……早急で助けるだったとはいえフェリアに全力で体当たりをするなよ……フェリシアから聞いたこと事もない声がしたんだが。
「ふぅ……危なかった。あ……フェリシア、大丈夫?」
全然大丈夫じゃない気もする……。
「ゲホゲホ……あ、はい……助かりましたです、ゲホゲホ……ベルトラ様。……ですが……ゲホゲホ……もう少し手加減してほしかったです……ゲホッ……」
……あの苦しみよう、あれは助かったと言えるのだろうか。
いやそれよりも天井も崩れ始めてガレキが落ちてきているのはまずい、これでは床が抜け落ちるのも時間の問題だぞ。
「しかし、今は助かってもこれじゃいつ潰されるか落ちるかのどっちかじゃぞ……どうする」
どうすると言われても……くそっ傷が痛んで考えがまとまらん、時間もないというのに。
……ん? 振動で何か足元に転がってきた……これは……種、か? 何故種が……そうだ。
「……フェリシア……」
「ゲホッ……は、はいです」
「……ここに来る……までに……種を……撒いていた……よな?」
「あ、はい。撒きましたですが……それがどうかしたです?」
「……その植物を……成長させ……この城を……支えられる事は……可能か……?」
「えと……それは、不可能です。城全体ならともかく通った通路しか種を撒いていませんのでこの巨大な城を支えるには無理があるです」
そうか、いい案だと思ったんだが……。
「ただ、ある程度崩れるのを遅くする事は可能かもです」
……なるほど、今すぐ崩れるよりはいい。考える時間が増えるしな。
「……わかった……それでも……よいから……今すぐ……植物で……時間稼ぎを……」
「わ、わかりましたです。今すぐに!」
おお、すごいな。フェリシアが床に手を付いた瞬間に植物のツタがどんどん伸びていく。
「はぁ……はぁ……今はこれで限界……です……」
「おお、すごいの」
……ここもだいぶ崩れてしまった部分もあるがこれでしばらくは持ちそうだな。
「いや……よくやった……ガハッ!」
くそ……もう立っているの限界だ。
我輩の体はいつまで持つか……。
「デール様!? ベルトラ様、ダリル様、デール様が倒れたです! 早く剣を抜いて治療を――」
「いかん! 待つんじゃ! それはならん、今剣を抜いてしまっては血が一気に噴出して勇者殿は死んでしまうぞ」
「ではどうすれば……そうです、エリン様の治癒力があるです! それで――」
『フェリ、今全力で治癒力を上げているんだよ……でもこの状態を保つのが精一杯なの』
「……そんな」
……なるほどな、そりゃそうだ。普通ならいくら我輩でももうとっくに死んでいてもおかしくはなかったからな。
「ではエリンが外に出て直接治癒魔法をかければ――」
『アタシが外に出て治癒魔法をしてもこの傷じゃもう……』
「……そんな! では他に何か、何か方法は……そうだ! 人間の体のほうに戻ればいいじゃないですか、そうすれば傷なんて関係ない」
「落ち着けベルトラ、冷静になるんじゃ。――あのガレキの中から探し出せると思うか?」
瓦礫の山だな、仮に見つかったとしても悲惨な姿になっているだろうな。
「…………そん……な……」
「……そう気を落とすな。エリン、確認したいんじゃが勇者殿はあとどれくらいもちそうなんじゃ?」
『ごめん、検討が付かない……だけどデールは死なせない! アタシの力が尽き様とも!』
チョハ、なんとも心強い相棒だな……。
「そうか……じゃったらいつ崩れるかわからんこんな所で治療を考えても仕方あるまい。外に出て考えるべきじゃな」
「ですがどうやって外に? ここも崩れているとなれば通路も埋まってしまっていますよね」
「うーむ、出られるとすれば、勇者殿たちが空けたこの壁の穴じゃが……これは高すぎるの、とてもじゃないが飛び降りるのは無理じゃ。フェリシア、植物を使って滑り台か階段みたいには出来んか?」
「すみませんです、さっきので魔力を使いすぎましてこれ以上は無理です……」
「……そうか。あ~勇者殿みたいに空を飛べればよかったんじゃがな」
「何を馬鹿な事言って――っまた城が揺れ始めた!?」
「くっここも限界の様じゃな。仕方ない、ベルトラはフェリシアを、わしは勇者殿を背負って外壁まで伸びた植物にしがみ付くぞ。崩れ方にもよるが押しつぶされる可能性はまだ低いはずじゃ!」
「ごめんなさいです! 私にもっと力があれば!!」
……これは我輩が倒れている場合ではない、な。
「……そんな……事……はない……ぞ……」
「デール殿! そんな状態で起きては駄目です!」
「……心配いらん……ガフッ! ……ゲート!」
「なんじゃ、勇者殿はゲートが使えたのか。じゃったら先に言――!? まずい、本格的に崩れ始めた! 早く飛び込むぞ!」
「……我輩……はもう……これ以上……動けん……皆……早く……逃げるのだ……」
「は!? 何を言っておるんじゃ! ほれ、わしにつかまれ!」
「そうです! デール殿を置いて行くなんてできませんよ!」
「デール様、一緒に帰りましょうです!」
皆我輩を抱えてゲートへと運んでくれようとしているが……もう間に合わん。
「くっ床も崩れ始めてきたぞ!! 急げ!」
「……もう……いい……いいん……だ……」
「何言っとるんじゃ!」
「諦めないで下さい!」
「そうです! デール様! 一緒に帰りましょうです!」
「……皆……ありがとう……エアーバースト!」
「な!? デール殿――」
「いやぁああ! デールさまぁ――」
「この大馬鹿物がぁああ――」
皆をゲートに入れられたな。
これでいいんだ、これで……。
『みんなをゲートに吹き飛ばしてひどいね』
「……次は……お前だ……」
『やだよ、アタシはデールと一緒にいる』
「……何を……言って……いる……」
『アタシとデールはサイキョーコンビなんだよ……だから……いつも一緒だよ……アタシのマスター……』
「……チョハ……好きに……しろ……この……大馬鹿者が……」
この500年、生きてきた中で皆と旅をした事が一番楽しく過ごせた時間だったかもな。
城が崩れ落ちる。
我輩も死ぬ。
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勇者としての我輩。
全ての幕引きの時だ。
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