32 / 66
6章 色々と手にして
3、バムム細工
しおりを挟む
とはいえ、このまま落とし穴に落ちていてもどうしようもない。
気持ちを這い上がらせて……よし、気を取り直して次の事をするぞ。
試すのは、このバムムの若木は竹の様に火であぶると曲がりやすかったり加工しやすくなるかどうか。
成長して性質が変わってしまっていた場合、若木をメインに使うことになるかもしれないからな。
こういうちょっとした事でも確認は大事だ。
僕は焚き火の傍に腰を下ろし、竹串状になったバムムの木の両端を持って真ん中辺りを焚き火であぶり始めた。
「なに、してるの?」
アリサはもんどり作りの作業の手を止めて、不思議そうに聞いて来た。
「た、竹は火やお湯とかで温めると曲げやすくなって加工しやすくなるんだ。バムムの若木でもそうなるのか、試しておこうと思って」
「へぇ~、そうなんだ」
燃やしたり、焦げない様に気を付けないといけないから、火から少し離して……いや、動画だともっと火の近くに寄せてたかな?
まずい、どうだったのか思い出せないぞ。
……こうなったら僕の勘で行くしかないか。
「ねぇねぇ。見てて、いい?」
「え? あっ……」
返事をする前に、アリサは僕の隣に来て座り込んだ。
そんな珍しい光景でもないと思うんだけどな。
というか、距離が近いってば! 少しは距離感を考えてほしい!
……って、そう文句も言えない僕も僕なんだけどね。
「リョー、バムムの若木から、煙が出て焦げて来たけど、大丈夫なの?」
「――っ!?」
アリサの言葉に僕は慌ててバムムの若木を火から離した。
危ない危ない、意識が変なところに行っていて燃やす所だった。
今はバムムの若木に集中しなくちゃ。
今度は気を付けつつバムムの若木を火に近づけ、表と裏を満遍なく温めた。
お、あぶっていた所が柔らかくなってきた感じがするぞ。
焦らずゆっくりと優しく、折れない様にバムムの若木を慎重に曲げていく。
うん……L字の状態になっていても折れる事も無くひび割れも無い。
「お~、綺麗に、曲がったね」
「う、うん。後は冷やして、この形がそのままになるか確認してくるよ」
「わかったわ」
僕は立ち上がり、海の方へと向かった。
あぶって曲げた部分を海の中に入れて冷やす。
これで元に戻らずにL字のままならいいんだけど、どうかな?
バムムの若木を海から上げてみるとL字のままで形が固定されていた。
それを上下に曲げたり捻ってみても、形が変わる事も無く曲げた部分も折れる事も無い。
よし、これなら竹と同様に色々と使えるな。
さっそく戻ってアリサに見せ……おっと、海の中に入れておいた小魚もそろそろいいかな。
時計が無いから確実とは言えないけど、流石に30分は超えているはずだ。
「どんな具合かなっと……」
海に浸しておいた小魚が入った籠を引き上げてみた。
うーん……ただ単に浸しただけだから、見た目も変わってないからこれで良いのかわからんな。
とりあえず、これで次の工程に進めてみるか。
次は表面の塩分をビンに入れた飲み水でさっと流す。
で、軽く水分を拭きとるんだけど……流石に服でやりたくない。
服が生臭くなるのは目に見えているし、この島に来てからずっと着ているから衛生面も良くない。
というか、いい加減洗濯しないとやばいな。
土器が完成したら真っ先に洗濯しないと。
まぁ小さいし、軽く振って水分を飛ばせばいい……かな?
後は風が通って、日が当たる場所に吊るか並べて干す。
そうすれば1日から2日くらいでカラカラに乾いて、干物の完成だ。
ただ、ここで干すとまた来ないといけないし監視も出来ないから一度アリサの所に戻るとするか。
「おかえり~。どう、だった?」
状況が気になっていたのか、戻るなりアリサはまた作業を止めて聞いて来た。
なんか作業の邪魔ばかりしている様な気がするな。
「こ、こんな感じになったよ」
ちょっと負い目を感じつつ、L字になったバムムの若木をアリサに見せた。
「お~……すごい、あぶっただけで、こんな風になるんだ」
ただL字に曲げただけの物をマジマジと見ている。
さっきも思ったけど、アリサって木をあぶって曲げる手法を知らないのかな。
まぁ僕もどうしてそうなるのかよくわからないし……その辺りは触れないでおこう。
さて、小魚を干す所をどうするかだな。
石の上で干すにしても持ち運びが大変だ。
理想は網の上、全体的に乾くからそっちの方が良いって話んあだけども。
けど、網なんて無いしな。
「うーん……ん? ……あ、そっか」
ふとアリサの籠が目に入り簡単に答えが出た。
丁度、竹串……もといバムム串がたくさんあるのだから、これを使って網を作ってしまえば良いだけの話じゃないか。
まずは、バムム串を横向きにして縦方向に10本並べる。
そして、縦向きのバムム串を上と下、交互になるように横向きのバムム串に編み入れていく。
2本目は1本目と逆で下と上、交互になるように横向きのバムム串に編みこむ。
3・5・7・9本目は1本目と同じ様に上と下に。
4・6・8・10本目は2本目と同じ様に下と上に。
後はずれないように、全ての端を裂けるチーズみたいに細く裂いた蔦で縛れば……網の完成だ。
これに小魚を乗せれば移動も簡単に出来る。
「おお! リョーってば、いい物を、作ったじゃない」
「い、いやー簡単なものだし、このくらいどうって事ないよ」
と言いつつも、褒められるのはやっぱりうれしいな。
自然と口角が上がりそうなのを、恥ずかしさから僕は必死に抑え込んだ。
「えと、この小魚このまま干しておくから、見ててもらってもいいかな?」
「え? それは、いいけど……また何処か、行くの?」
「う、うん。バムムの木をとりに……ね……」
※
まさか、こんなに早く同じ場所に戻ってくるなんて思いもしなかったな。
これこそが【木】だろとつっこんだのが木が、成長したバムムの木だとは……。
見上げてみると、特徴的だったブロッコリーの先端状は形を変えて松の木みたいに沢山枝分している。
緑色から茶色になってるわ、ブロッコリーの茎から竹並に太くなっているわ、上の部分もだいぶ変わっているわで気付くわけないでしょうに。
はぁー異世界に僕の常識が通用しないのはわかっているけどさ……。
「ちょい理不尽――だっての!!」
怒りの籠った鱗斧の一撃を成長したバムムの木の根元に叩きこんだ。
若木同様にカコーンという乾いた音が辺りに鳴り響いて、鱗斧の先がバムムの木に少しつき刺ささった。
やっぱり若木より硬いな、これは気合を入れないといけないぞ。
「おりゃっ! おりゃっ! おりゃっ!!」
鱗斧を何度も根元に向かって振り下ろし 半分くらいまで切れ目が入った状態で僕は手を止めた。
「はあーはあー……きっつ……」
ここまで来たら、後は己の力で叩き折った方が早いだろう。
バムムの木から少し離れて勢いよく体当たりをすると、切れ目からメキメキと音立ててながら裂けてバムムの木が倒れ落ちた。
「ふうー……」
この程度の太さでこの苦労。
もっと太い木を伐る場合、鱗斧だと相当時間が掛かるのは目に見えている。
これは長時間を見た方がいい。
拠点近くにある太い木を1本決めて、毎日少しずつでもいいから鱗斧を打ち込むようにしよう。
さて、成長したバムムの中はどんな感じかな。
伐り落としたところ見てみると、アリサの言う通り若木と同じ中は空洞になっていた。
「……成長しても節は無いままか」
ちょっとそこは期待してたから残念。
竹サイズとなると節はあった方が良かった。
若木との違いと言えば、樹皮の厚みがざっと2倍くらいになっているくらいだな。
若木の時と同様に20cmほどの長さで頑張って切り落としてから半分に割った。
これこそ、流しそうめん水路だな。
成長したバムムの木は高さ10mくらいあるから、沢と拠点を繋ぐ水路は若木より現実的ではある。
とはいえ、若木より伐り倒すのが大変な事を考えると結局は時間が足りない。
うーん……世の中、なかなかうまい事いかないな。
気持ちを這い上がらせて……よし、気を取り直して次の事をするぞ。
試すのは、このバムムの若木は竹の様に火であぶると曲がりやすかったり加工しやすくなるかどうか。
成長して性質が変わってしまっていた場合、若木をメインに使うことになるかもしれないからな。
こういうちょっとした事でも確認は大事だ。
僕は焚き火の傍に腰を下ろし、竹串状になったバムムの木の両端を持って真ん中辺りを焚き火であぶり始めた。
「なに、してるの?」
アリサはもんどり作りの作業の手を止めて、不思議そうに聞いて来た。
「た、竹は火やお湯とかで温めると曲げやすくなって加工しやすくなるんだ。バムムの若木でもそうなるのか、試しておこうと思って」
「へぇ~、そうなんだ」
燃やしたり、焦げない様に気を付けないといけないから、火から少し離して……いや、動画だともっと火の近くに寄せてたかな?
まずい、どうだったのか思い出せないぞ。
……こうなったら僕の勘で行くしかないか。
「ねぇねぇ。見てて、いい?」
「え? あっ……」
返事をする前に、アリサは僕の隣に来て座り込んだ。
そんな珍しい光景でもないと思うんだけどな。
というか、距離が近いってば! 少しは距離感を考えてほしい!
……って、そう文句も言えない僕も僕なんだけどね。
「リョー、バムムの若木から、煙が出て焦げて来たけど、大丈夫なの?」
「――っ!?」
アリサの言葉に僕は慌ててバムムの若木を火から離した。
危ない危ない、意識が変なところに行っていて燃やす所だった。
今はバムムの若木に集中しなくちゃ。
今度は気を付けつつバムムの若木を火に近づけ、表と裏を満遍なく温めた。
お、あぶっていた所が柔らかくなってきた感じがするぞ。
焦らずゆっくりと優しく、折れない様にバムムの若木を慎重に曲げていく。
うん……L字の状態になっていても折れる事も無くひび割れも無い。
「お~、綺麗に、曲がったね」
「う、うん。後は冷やして、この形がそのままになるか確認してくるよ」
「わかったわ」
僕は立ち上がり、海の方へと向かった。
あぶって曲げた部分を海の中に入れて冷やす。
これで元に戻らずにL字のままならいいんだけど、どうかな?
バムムの若木を海から上げてみるとL字のままで形が固定されていた。
それを上下に曲げたり捻ってみても、形が変わる事も無く曲げた部分も折れる事も無い。
よし、これなら竹と同様に色々と使えるな。
さっそく戻ってアリサに見せ……おっと、海の中に入れておいた小魚もそろそろいいかな。
時計が無いから確実とは言えないけど、流石に30分は超えているはずだ。
「どんな具合かなっと……」
海に浸しておいた小魚が入った籠を引き上げてみた。
うーん……ただ単に浸しただけだから、見た目も変わってないからこれで良いのかわからんな。
とりあえず、これで次の工程に進めてみるか。
次は表面の塩分をビンに入れた飲み水でさっと流す。
で、軽く水分を拭きとるんだけど……流石に服でやりたくない。
服が生臭くなるのは目に見えているし、この島に来てからずっと着ているから衛生面も良くない。
というか、いい加減洗濯しないとやばいな。
土器が完成したら真っ先に洗濯しないと。
まぁ小さいし、軽く振って水分を飛ばせばいい……かな?
後は風が通って、日が当たる場所に吊るか並べて干す。
そうすれば1日から2日くらいでカラカラに乾いて、干物の完成だ。
ただ、ここで干すとまた来ないといけないし監視も出来ないから一度アリサの所に戻るとするか。
「おかえり~。どう、だった?」
状況が気になっていたのか、戻るなりアリサはまた作業を止めて聞いて来た。
なんか作業の邪魔ばかりしている様な気がするな。
「こ、こんな感じになったよ」
ちょっと負い目を感じつつ、L字になったバムムの若木をアリサに見せた。
「お~……すごい、あぶっただけで、こんな風になるんだ」
ただL字に曲げただけの物をマジマジと見ている。
さっきも思ったけど、アリサって木をあぶって曲げる手法を知らないのかな。
まぁ僕もどうしてそうなるのかよくわからないし……その辺りは触れないでおこう。
さて、小魚を干す所をどうするかだな。
石の上で干すにしても持ち運びが大変だ。
理想は網の上、全体的に乾くからそっちの方が良いって話んあだけども。
けど、網なんて無いしな。
「うーん……ん? ……あ、そっか」
ふとアリサの籠が目に入り簡単に答えが出た。
丁度、竹串……もといバムム串がたくさんあるのだから、これを使って網を作ってしまえば良いだけの話じゃないか。
まずは、バムム串を横向きにして縦方向に10本並べる。
そして、縦向きのバムム串を上と下、交互になるように横向きのバムム串に編み入れていく。
2本目は1本目と逆で下と上、交互になるように横向きのバムム串に編みこむ。
3・5・7・9本目は1本目と同じ様に上と下に。
4・6・8・10本目は2本目と同じ様に下と上に。
後はずれないように、全ての端を裂けるチーズみたいに細く裂いた蔦で縛れば……網の完成だ。
これに小魚を乗せれば移動も簡単に出来る。
「おお! リョーってば、いい物を、作ったじゃない」
「い、いやー簡単なものだし、このくらいどうって事ないよ」
と言いつつも、褒められるのはやっぱりうれしいな。
自然と口角が上がりそうなのを、恥ずかしさから僕は必死に抑え込んだ。
「えと、この小魚このまま干しておくから、見ててもらってもいいかな?」
「え? それは、いいけど……また何処か、行くの?」
「う、うん。バムムの木をとりに……ね……」
※
まさか、こんなに早く同じ場所に戻ってくるなんて思いもしなかったな。
これこそが【木】だろとつっこんだのが木が、成長したバムムの木だとは……。
見上げてみると、特徴的だったブロッコリーの先端状は形を変えて松の木みたいに沢山枝分している。
緑色から茶色になってるわ、ブロッコリーの茎から竹並に太くなっているわ、上の部分もだいぶ変わっているわで気付くわけないでしょうに。
はぁー異世界に僕の常識が通用しないのはわかっているけどさ……。
「ちょい理不尽――だっての!!」
怒りの籠った鱗斧の一撃を成長したバムムの木の根元に叩きこんだ。
若木同様にカコーンという乾いた音が辺りに鳴り響いて、鱗斧の先がバムムの木に少しつき刺ささった。
やっぱり若木より硬いな、これは気合を入れないといけないぞ。
「おりゃっ! おりゃっ! おりゃっ!!」
鱗斧を何度も根元に向かって振り下ろし 半分くらいまで切れ目が入った状態で僕は手を止めた。
「はあーはあー……きっつ……」
ここまで来たら、後は己の力で叩き折った方が早いだろう。
バムムの木から少し離れて勢いよく体当たりをすると、切れ目からメキメキと音立ててながら裂けてバムムの木が倒れ落ちた。
「ふうー……」
この程度の太さでこの苦労。
もっと太い木を伐る場合、鱗斧だと相当時間が掛かるのは目に見えている。
これは長時間を見た方がいい。
拠点近くにある太い木を1本決めて、毎日少しずつでもいいから鱗斧を打ち込むようにしよう。
さて、成長したバムムの中はどんな感じかな。
伐り落としたところ見てみると、アリサの言う通り若木と同じ中は空洞になっていた。
「……成長しても節は無いままか」
ちょっとそこは期待してたから残念。
竹サイズとなると節はあった方が良かった。
若木との違いと言えば、樹皮の厚みがざっと2倍くらいになっているくらいだな。
若木の時と同様に20cmほどの長さで頑張って切り落としてから半分に割った。
これこそ、流しそうめん水路だな。
成長したバムムの木は高さ10mくらいあるから、沢と拠点を繋ぐ水路は若木より現実的ではある。
とはいえ、若木より伐り倒すのが大変な事を考えると結局は時間が足りない。
うーん……世の中、なかなかうまい事いかないな。
0
あなたにおすすめの小説
好き勝手スローライフしていただけなのに伝説の英雄になってしまった件~異世界転移させられた先は世界最凶の魔境だった~
狐火いりす@商業作家
ファンタジー
事故でショボ死した主人公──星宮なぎさは神によって異世界に転移させられる。
そこは、Sランク以上の魔物が当たり前のように闊歩する世界最凶の魔境だった。
「せっかく手に入れた第二の人生、楽しみつくさねぇともったいねぇだろ!」
神様の力によって【創造】スキルと最強フィジカルを手に入れたなぎさは、自由気ままなスローライフを始める。
露天風呂付きの家を建てたり、倒した魔物でおいしい料理を作ったり、美人な悪霊を仲間にしたり、ペットを飼ってみたり。
やりたいことをやって好き勝手に生きていく。
なぜか人類未踏破ダンジョンを攻略しちゃったり、ペットが神獣と幻獣だったり、邪竜から目をつけられたりするけど、細かいことは気にしない。
人類最強の主人公がただひたすら好き放題生きていたら伝説になってしまった、そんなほのぼのギャグコメディ。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる